MP2310+MPE720 Ver.7+SGDV(MECHATROLINK-II)を使用、位置決め完了幅(OL801E)を設定すると、サーボパラメータ(Pn5222)の値が大きく変わる原因はなんですか?
MP2000ではコントローラからサーボパックのパラメータの書き込みができます。サーボパラメータ画面からの変更のほか、設定パラメータからも変更できます。1)サーボパックのゲインはMP2000の設定パラメータを使用して書き換えができます。 「サーボユーザ定数自動書き込み機能(固定パラメータ1:機能選択フラグ1、BitA)」を有効(デフォルト)にします。 下記のサーボゲイン関係の設定パラメータを「自動反映パラメータ」と言います。(設定パラメータ画面で黄色表示されます。) 自動反映パラメータを画面操作またはラダー図面から変更するとサーボパックパラメータに自動反映され有効となります。・位置決め完了幅(注):OLxx1E /Pn522・位置ループゲイン:OWxx2E /Pn102・速度フィードフォワード補償:OWxx30 /Pn109・位置ループ積分時定数:OWxx32 /Pn11f・速度ループ積分時定数:OWxx34 /Pn101・加速度/加速時定数:OLxx36 /Pn836・減速度/減速時定数OLxx38 /Pn583c・フィルタ時定数:OWxx3A /Pn811,Pn812 2)上記の「自動反映パラメータ」は、下記の条件でサーボパックのパラメータ(RAM)を書き換えます。 ・MECHATROLINKの通信確立(電源投入またはMECHATROLINKリセット時) したがってオートチューニングなど、サーボパック側でこれらのパラメータを変更した場合は「自動反映パラメータ」にその値を反映しておく必要があります。 反映をしないと、チューニング結果は設定パラメータの値で上書きされて消去されます。 操作:サーボの名称欄を右クリック → 「自動反映パラメータ更新(サーボ→コントローラ)」を選択 注)位置決め完了幅の単位は設定パラメータは指令単位ですが、サーボパックパラメータに反映される場合はパルス数に変換されて書き込まれます。