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30年もの間、お客様にご好評いただいている実績と信頼のクレーンシーケンス。
安定した操業の鍵となる機能を更にブラシアップしました。
インバータの運転周波数、出力電流、トルクの大きさにより判断し、ブレーキ緩め指令を出力します。始動時や停止時に、荷重を保持するのに必要なトルクを確保している状態でブレーキを開閉するため、ずり下がりを防止します。
インチング時に確実に動きます。また、巻下動作直後の巻上動作で過大な電流が流れることを防止します。
搬送ラインなどの用途で、当て止め指令が有効な状態で停止指令を入力すると、インバータはトルク指令あるいは出力電流の大きさが基準値以上の場合、台車がぶつかっていると判断し運転停止します。この当て止め機能により、簡易位置決めが行えます。
移動許容範囲に設置されたリミットセンサ入力で、オーバトラベルや巻上げ過ぎを防止します。
安川の技術がつまった高性能インバータに、クレーン専用機能を充実させました。
作業効率の改善・向上に貢献します。
「軽負荷増速機能」により、負荷に合った最適な速度で運転します。軽負荷時は高速運転が可能で、建設用クレーンなど揚程の長いクレーンでタクトタイムが短縮できます。
荷物が重いとき 荷物が軽いとき内蔵された「荷振れ抑制機能」で横走行時の荷振れを抑制できます。荷振れせず早く荷物を下げられるのでタクトタイム短縮が可能です。
クレーン動作軸の初期設定機能をはじめ、使いやすさを追求しました。
あらゆる現場の操業・作業性向上を実現します。
インバータ1台で昇降、走行、横行の3軸のモータを切り替えて制御できます。各軸ブレーキシーケンスに対応しているので、万が一インバータが故障した場合でも、他の軸の代用運転ができるため、ダウンタイムを削減できます。また、従来は軸ごとに必要だったインバータを1台で軸を切り替えながら使用することで、インバータ数を削減することもできます。
制御モード | 用途 | ブレーキシーケンス | |
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モータ1 | すべて | すべて | ○ |
モータ2 | PGなしアドバンスト ベクトル制御以外 |
すべて | ○ |
モータ3 | V/fのみ | 走行、旋回 | ブレーキ緩め/締め制御のみ 設定可能 |
機械の運転状況にあわせた高精度な制御を行い、安定した走行・稼働を可能にします。
エンコーダなしでもそれぞれのドライブ装置にかかる負荷が均等になるように制御できます。
従来製品 CR700PG付きベクトル制御モードにより、2台の昇降機で共づりに位置偏差がなくなるように同期制御します。斜行を抑制するための機器や制御が不要です。
クレーンの動作ごとに用途選択を準備しています。昇降・走行・横行の用途を選択するだけで、必要な機能・不要な機能が自動的に有効/無効になります。用途に最適なパラメータ設定が簡単に行えます。
インバータ駆動でない従来のクレーン操作における逆相制動(プラッギング)に対応した機能です。停止命令入力後に、運転方向とは逆方向の運転指令を入力することで、減速レートを切り替えて停止させます。高速運転中でも、目的位置近くで急減速を行えます。
運転室から見えづらいフックの高さ情報をインバータのみで外部出力できます。
インバータの保護機能はもちろん、クレーンの部品交換時期が分かり、予防保全が最適な時期に行えます。
寿命予測診断により、寿命部品のメンテナンス時期(目安)を事前にアラーム信号で出力できます。また、通信で寿命部品の劣化状況をモニターできるため、メンテナンス計画の立案が可能です。
ブレーキコマンド回数をカウントします。システム点検や部品交換など、ブレーキメンテナンスの目安に活用できます。
荷物がふいに何かに接触した際にトルク上昇値を検出します。モータを自動的に停止させ、機械の故障を防ぎ、安全性を向上させます。
荷重があらかじめ決められた上限値を超えた場合にインバータがクレーン (昇降機) の動作を制限します。アラーム表示やクレーン装置の停止を設定でき、危険な運転につながる過荷重運転を防止します。
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