Σ-Xシリーズ

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回転形サーボモータ

SGMXAモデル 仕様および定格(200 V仕様)

仕様
電圧
200 V
形式SGMXA-
A5A
01A
C2A, 02A
04A
06A, 08A
10A
15A
20A
25A, 30A
40A, 50A
70A
時間定格
連続
耐熱クラス
UL: B, CE: B
UL: F, CE: F
絶縁抵抗
DC500 V, 10 MΩ以上
絶縁耐圧
AC1500 V1分間
励磁方式
永久磁石形
取付け方式
フランジ形
連結方式
直結
回転方向
正転指令で負荷側から見て反時計回り(CCW)
振動階級1
V15
環境条件
使用周囲温度
0°C~40°C(40°C~60°Cの場合は減定格にて使用可能)3
使用周囲湿度
20%~80%RH(結露しないこと)
取付け場所
  屋内で,腐食性または爆発性のガスのない所
  風通しがよく,ほこり,ごみや湿気の少ない所
  点検や清掃のしやすい所
  標高1000 m以下(1000 m~2000 mの場合は減定格にて使用可能)3
  強磁界が発生しない所
保存環境
モータに通電しないで保管する場合は,次の環境を守ってください。
保存温度:-20°C~+60°C(凍結しないこと)
保存湿度:20%~80%RH(結露しないこと)
耐衝撃2
衝撃加速度
(フランジ面基準にて)
490 m/s2
衝撃回数
2回
耐振動2
振動加速度(フランジ面基準にて)
49 m/s2
49 m/s2(前後方向は24.5 m/s2
14.7 m/s2
組合せサーボパック
SGDXS
R70A
R90A
1R6A
2R8A
5R5A
120A
120A
180A
200A
330A
550A
SGDXW
1R6A4,
2R8A4
1R6A4,
2R8A4
1R6A, 2R8A4
2R8A, 5R5A4,
7R6A4
5R5A, 7R6A
SGDXT-
1R6A4,
2R8A4
1R6A4,
2R8A4
1R6A, 2R8A4
2R8A

1.
振動階級V15とは,サーボモータ単体で定格回転時の振動振幅が15 μm以下であることを表します。
2.
サーボモータの軸を水平方向に取り付け,下図の方向に衝撃あるいは振動を与えた場合の値です。サーボモータに加わる振動は,アプリケーションにより振動の強さが異なります。このため,必ず実機で振動加速度を確認してください。
Image
3.
減定格率については,以下の項を参照してください。
4.
この組合せの場合,Σ-XSサーボパック使用時に比べて制御ゲインが上がらないなど,性能が低下する可能性があります。

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サーボモータの定格(SGMXA-A5~-10)
電圧
200 V
形式SGMXA-
A5A
01A
C2A
02A
04A
06A
08A
10A
定格出力1
W
50
100
150
200
400
600
750
1000
定格トルク1,2
N∙m
0.159
0.318
0.477
0.637
1.27
1.91
2.39
3.18
瞬時最大トルク1
N∙m
0.557
1.11
1.67
2.23
4.46
6.69
8.36
11.1
定格電流1
Arms
0.57
0.89
1.5
1.5
2.4
4.5
4.4
6.4
瞬時最大電流1
Arms
2.1
3.2
5.6
5.9
9.3
16.9
16.8
23.2
定格回転速度1
min-1
3000
連続許容回転速度
min-1
7000
6000
最高回転速度1
min-1
7000
トルク定数
N∙m/Arms
0.304
0.384
0.332
0.458
0.576
0.456
0.584
0.541
回転子慣性モーメント
保持ブレーキなし
× 10-4 kg∙m2
0.0220
0.0340
0.0461
0.139
0.216
0.315
0.773
0.969
保持ブレーキ付き
0.0300
0.0420
0.0541
0.199
0.276
0.375
0.943
1.14
保持ブレーキなし+バッテリレス絶対値エンコーダ搭載
0.0257
0.0377
0.0498
0.143
0.220
0.319
0.777
0.973
保持ブレーキ付き+バッテリレスエンコーダ搭載
0.0337
0.0457
0.0578
0.203
0.280
0.379
0.947
1.14
定格パワーレート1
保持ブレーキなし
kW/s
11.5
29.7
49.4
29.1
74.7
116
73.7
104
保持ブレーキ付き
8.42
24.1
42.1
20.4
58.5
97.3
60.4
88.8
定格角加速度1
保持ブレーキなし
rad/s2
72200
93500
103500
45700
58800
60600
30800
32800
保持ブレーキ付き
53000
75700
88200
31900
46000
50900
25300
27900
オイルシール付きの減定格率
%
80
90
95
ヒートシンクサイズ(アルミ製)3
mm
200 × 200 × 6
250 × 250 × 6
300 × 300 × 129
250 × 250 × 6
300 × 300 × 12
保護構造4
全閉自冷IP67
保持ブレーキ仕様5
定格電圧
V
DC24 V ±10%
容量
W
5.5
6
6.5
保持トルク
N∙m
0.159
0.318
0.477
0.637
1.27
1.91
2.39
3.18
コイル抵抗
Ω (at 20°C)
104.8 ±10%
96 ±10%
88.6 ±10%
定格電流
A (at 20°C)
0.23
0.25
0.27
ブレーキ開放時間
ms
60
80
ブレーキ作動時間
ms
100
許容負荷慣性モーメント(回転子慣性モーメントの倍率)6
6000 min-1
40倍
40倍
40倍
30倍
20倍
20倍
20倍
20倍
7000 min-1
25倍
15倍
20倍
15倍
20倍
回生抵抗外付け,DB抵抗外付け7の場合
6000 min-1
40倍
40倍
40倍
30倍
20倍
20倍
20倍
30倍
7000 min-1
軸の許容荷重8
LF
mm
20
25
35
許容ラジアル荷重
N
78
245
392
許容スラスト荷重
N
54
74
147

1.
サーボパックと組み合わせて運転し,電機子巻線温度が100°Cのときの値です。その他の項目は20°Cのときの値です。また,各値は代表値です。
2.
定格トルクは表記寸法のアルミ製ヒートシンクに取り付けた場合の使用周囲温度40°Cでの連続許容トルク値を示します。
3.
ヒートシンクと減定格率の関係は,以下の項を参照してください。
4.
軸貫通部を除きます。また,専用ケーブルを使用した場合のみ,保護構造仕様を満たします。
Image
5.
保持ブレーキ付きサーボモータをご使用の場合は,以下に示す点にご注意ください。
  保持ブレーキは制動用には使用できません。
  保持ブレーキ開放時間および保持ブレーキ作動時間は使用する放電回路によって異なります。ご使用の際は,必ず実機で動作遅れ時間を確認してください。
  DC24 V電源はお客様でご準備ください。
6.
回転子慣性モーメントの倍率は,保持ブレーキなしの標準サーボモータに対する値です。
7.
DB抵抗を外付けする場合,サーボパックはハードウェアオプション仕様「0020」を選択してください。
ただし,下記のサーボパック(最大適用モータ容量400 W以下)と組み合わせる場合は,DB抵抗を外付けできません。
  SGDXS-R70A□□A0020 ~ -2R8A□□A0020
  SGDXW-1R6A□□A0020,-2R8A□□A0020
  SGDXT-1R6A□□A0020,-2R8A□□A0020
8.
サーボモータの運転中に加わるラジアル荷重,スラスト荷重は,表中の値を超えないように機械の設計を行ってください。
Image
9.
ヒートシンクサイズ250 mm × 250 mm × 6 mmの場合,定格出力は550 W,定格トルクは1.75 N∙mとなります。

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サーボモータの定格(SGMXA-15~-70)
電圧
200 V
形式SGMXA-
15A
20A
25A
30A
40A
50A
70A
定格出力1
kW
1.5
2.0
2.5
3.0
4.0
5.0
7.0
定格トルク1,2
N∙m
4.90
6.36
7.96
9.80
12.6
15.8
22.3
瞬時最大トルク1
N∙m
14.7
19.1
23.9
29.4
37.8
47.6
54.0
定格電流1
Arms
9.3
12.1
15.6
17.9
25.4
27.6
38.3
瞬時最大電流1
Arms
28
42
51
56
77
84
105
定格回転速度1
min-1
3000
連続許容回転速度
min-1
6000
5000
6000
5000
6000
最高回転速度1
min-1
60003
トルク定数1
N∙m/Arms
0.590
0.561
0.538
0.582
0.519
0.604
0.604
回転子慣性モーメント4
保持ブレーキなし
× 10-4 kg∙m2
2.00
2.47
3.19
7.00
9.60
12.3
12.3
保持ブレーキ付き
2.25
2.72
3.44
9.20
11.8
14.5
定格パワーレート1
保持ブレーキなし
kW/s
120
164
199
137
165
203
404
保持ブレーキ付き
107
149
184
104
134
172
定格角加速度1
保持ブレーキなし
rad/s2
24500
25700
24900
14000
13100
12800
18100
保持ブレーキ付き
21700
23300
23100
10600
10600
10800
ヒートシンクサイズ(アルミ製)5
mm
300 × 300 × 12
400 × 400 × 20
保護構造6
全閉自冷IP67
全閉他冷(ファン付き)IP22
保持ブレーキ仕様7
定格電圧
V
DC24 V ±10%
容量
W
12
10
保持トルク
N∙m
7.84
10
20
コイル抵抗
Ω (at 20°C)
48
59
定格電流
A (at 20°C)
0.5
0.41
ブレーキ開放時間
ms
170
100
ブレーキ作動時間
ms
80
許容負荷慣性モーメント(回転子慣性モーメントの倍率)8
外付けなしの場合
10倍
5倍
回生抵抗外付け,DB抵抗外付け9の場合
20倍
15倍
軸の許容荷重10
LF
mm
45
63
許容ラジアル荷重
N
686
980
1176
許容スラスト荷重
N
196
392

1.
サーボパックと組み合わせて運転し,電機子巻線温度が20°Cのときの値です。また,各値は代表値です。
2.
定格トルクは表記寸法のアルミ製ヒートシンクに取り付けた場合の使用周囲温度40°Cでの連続許容トルク値を示します。
3.
SGMXA-25A,-50Aの場合,連続使用領域での最高回転速度は5000 min-1 となります。平均回転速度及び実効トルクが連続領 域内に収まる範囲で使用してください。
4.
SGMXA-15A ~ -70Aのバッテリレス絶対値エンコーダ搭載仕様(ブレーキ付き含む)は,表中の値と同じです。
5.
ヒートシンクと減定格率の関係は,以下の項を参照してください。
6.
軸貫通部を除きます。また,専用ケーブルを使用した場合のみ,保護構造仕様を満たします。
Image
7.
保持ブレーキ付きサーボモータをご使用の場合は,以下に示す点にご注意ください。
  保持ブレーキは制動用には使用できません。
  保持ブレーキ開放時間および保持ブレーキ作動時間は使用する放電回路によって異なります。ご使用の際は,必ず実機で動作遅れ時間を確認してください。
  DC24 V電源はお客様でご準備ください。
8.
回転子慣性モーメントの倍率は,保持ブレーキなしの標準サーボモータに対する値です。
9.
DB抵抗を外付けする場合,サーボパックはハードウェアオプション仕様「0020」を選択してください。
ただし,下記のサーボパック(最大適用モータ容量400 W以下)と組み合わせる場合は,DB抵抗を外付けできません。
  SGDXS-R70A□□A0020 ~ -2R8A□□A0020
  SGDXW-1R6A□□A0020 ~ -2R8A□□A0020
10.
サーボモータの運転中に加わるラジアル荷重,スラスト荷重は,表中の値を超えないように機械の設計を行ってください。
Image

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トルク-回転速度特性
Image
Image
(注)
1. SGMXA-A5A~-10:サーボパックと組み合わせて運転し,電機子巻線温度が100°Cのときの値(代表値)です。
SGMXA-15A~-70:サーボパックと組み合わせて運転し,電機子巻線温度が20°Cのときの値(代表値)です。
2. 電源電圧により反復使用領域の特性は変動します。
3. 実効トルクが定格トルク以内であれば,反復使用領域内で使用可能です。
4. 20 mを超えるサーボモータ主回路ケーブルを使用する場合には,電圧降下が大きくなり,反復使用領域が狭くなるのでご注意ください。
5. SGMXA-10A,および-15Aは,SGDXS-120A□□A0008と組み合わせた場合に,単相入力に対応しています。

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減定格率について

サーボモータの放熱条件
サーボモータの定格は,ヒートシンクに取り付けた場合の使用周囲温度40°Cでの連続許容値です。サーボモータを小形の装置部品に取り付ける場合,サーボモータの発熱を放熱する面積が減少するため,温度上昇が大きくなる場合があります。ヒートシンクサイズと減定格率の関係は,下記グラフを参照してください。
Image
(重要)
温度上昇値は下記のような条件によって変わります。したがって,必ず実機でサーボモータ温度を確認してください。
  ヒートシンク(サーボモータ取付け部)と装置筐体との固定方法
  ヒートシンクとサーボモータ間の状況(シール材や減速機など)
  サーボモータ取付け部の材質
  サーボモータの回転速度

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使用周囲温度40°Cを超える場合
サーボモータの定格は,使用周囲温度40°Cでの連続許容値です。使用周囲温度40°Cを超えて使用する場合(最大60°C),下図に示す減定格率を参照しご使用ください。
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標高1000 mを超える場合
サーボモータの定格は,標高1000 m以下における連続許容値を示しています。標高1000 mを超えて使用する場合(最高2000 m),空気による放熱効果が低減しますので,下図に示す減定格率を参照しご使用ください。
Image
(注)
  減定格でご使用の際は,マニュアルのモータ過負荷検出レベルを参照し,過負荷ワーニング,過負荷アラーム検出タイミングを変更してください。
  組み合わせるサーボパックとサーボモータそれぞれの減定格仕様を満たす条件で使用してください。
  減定格率は平均回転速度が定格回転速度以下の場合です。平均回転速度が定格速度を超える場合は当社営業所または代理店へお問い合わせください。

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