MPX1310

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基本制御性能の向上

装置のタクトタイム短縮に貢献

既存のMP3000シリーズ同様にMPX1310は、通常別々の周期で処理されるシーケンス制御とモーション制御を、同じ制御周期内で実行します。CPU間のデータ授受にかかる処理時間を排除できます。

機能の概要

タクトタイムのばらつきを抑制

センサー入力からモータが動作を開始するまでの時間は常に一定で、すべての軸が完全に同期して動作します。
軸間でのわずかなずれも発生しないため、安定した装置動作と品質向上に貢献します。

タクトタイムのばらつきを抑える

指令抜けゼロで安定稼働

外部入力に応じた指令変更や、スキャンごとの補正値加算などの複雑な制御では、最新指令が確実に出力されないと、動作精度が低下し、品質悪化やメカ干渉のリスクにつながります。MPX1000シリーズは、スキャン周期内で必ず処理を完了し、毎スキャン確実に最新指令を出力します。さらに、MECHATROLINKのリトライ機能により、通信エラーによる指令抜けも防ぎます。これにより、安定した動作精度を実現し、品質の安定化に貢献します。

安定した高精度な動作を実現

適用事例

ガントリーシステム

【ガントリーシステム】
機差などにより各軸の位置に微小なずれが発生するため、スキャンごとに正確な補正値を指令できないと、軸間でねじれが発生し、過負荷、加工精度の低下、装置破損につながります。
MPX1310なら補正テーブルの値をもとに、スキャンごとに各軸に確実に補正値を指令できるため、安定稼働、品質向上を実現します。

ワインダーシステム

【ワインダーシステム】
各軸のタイミングにずれがあると、材料の突っ張りやたるみ、蛇行などの巻乱れが発生します。
MPX1310ならダンサーの位置情報や張力センサー情報を使い、各軸に最適なタイミングで補正値を指令できるため、正確な張力制御が可能になり、生産性向上を実現します。

滑らかな曲線動作による高精度な加工

MPX1310は当社従来品(MP3300/CPU-301)比 約8倍の処理性能を実現し、最短125μsで制御します。

当社従来品(MP3300/CPU-301)比 約8倍の処理性能

滑らかな曲線動作

処理分散でさらなる高精度化

MPX1000シリーズは複数のCPUコアと通信回線を活用した2種類の制御モードを搭載しています。
装置ごとに最適な制御モードを選択いただくことで、処理負荷を分散し、タクトタイムの短縮や高品質な生産を実現します。

処理分散でさらなる高精度化

多軸構成でも高速モーション制御を実現

高速なモーションネットワークであるMECHATROLNK-4を採用。

  • 最小通信周期は125μs (伝送周期は最短62.5μs)、256局を伝送周期1msで制御できます。
  • 最大2段のHUB∗を使用したネットワーク構成が可能です。
    ∗:使用可能なHUBは、現状当社で動作確認済みのHUBに限ります。

軸数の多い構成であっても、柔軟な配線で高速なモーション制御周期を実現できます。

多軸構成でも高速モーション制御

情報系と制御系の通信を同時に。周辺機器との接続性も向上

1Gbpsに対応したEthernetポートx2を搭載。1ポートは最小通信周期0.5msのEtherNet/IPにも対応。

独立したEthernetポートを2つ持ち、各ネットワークを分離することができます。例えば情報系と制御系でネットワークを分離することで制御系通信を安定化させることができます。
また、最小通信周期0.5msのEtherNet/IP通信にも対応し、ビジョン機器や各種センサーなど装置制御に必要な周辺機器とのデータ通信を高速化し、装置のタクトタイム向上に貢献します。

ギガビット EtherNet による高速通信

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