MPX1310

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多軸化する装置の最適制御

多軸化する装置の最適制御で、機械や装置の高速化と生産性向上を実現

背景

近年、自動化の進展に伴い複数の装置が統合され、装置の多軸化・多機能化が進んでいると考えています。
多軸化した装置は、全ての軸が一つの機能を実行するのではなく、実現する機能の単位で分かれて制御することがほとんどです。
そして、その機能ごとに求められる動作精度やタクトタイムが異なるケースがあります。

装置の機能ごとに独立した周期でモーション制御を実行

MPX1310は、装置の機能ごとに独立した周期でモーション制御を実行できます。
それらの制御周期は同期し、かつ分散・並列実行することで、装置を最適に制御します。

装置の例

高速な制御周期が必要
  • 従来は加工対象を搬送する装置と、加工機能を持つ装置で分かれていた
  • これらの機能/機構を統合して1台の装置として制御する
  • 統合によりトータルの制御軸数は増えるが、高速な加工は維持したい
装置を制御するのに必要な構成

装置アプリケーションの分散

装置アプリケーション実行 on マルチコア

MPX1310は装置アプリケーションを実行する2つのモーション制御周期を持つことができます。
マルチコアによって、それらのモーション制御処理は並列実行させることができます。

MECHATROLINK-4 2回線

モーション制御周期同様、高速な通信周期の回線と、低速な通信周期の回線を両立させることができます。

高速な通信周期の回線と、低速な通信周期の回線を両立

<例>

  • 125μsで制御する軸: MECHATROLNIK-4 #1の回線に接続。
    それを制御するモーション制御スキャン②をスキャン実行コア1に追加し、アプリケーションを構築
  • 上記以外の制御軸: 従来通り全てスキャン実行コア0のモーション制御スキャン①で処理
    →125μsのモーション制御スキャンと500μsのモーション制御スキャンで、アプリケーションを分散して実行できる。

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