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豆大福が大好きな通称"豆大福先生"が
安川電機の製品にまつわる疑問や業界の
トレンドをわかりやすく解説します。

故障復旧費の急な出費を抑える!
ロボット導入後の保全にかかる
予算管理を簡単にするには?

2024.06.18

豆大福先生への質問 豆大福先生への質問

生産自動化のためロボットの導入を検討していますが、
万が一の故障時にどれくらいの費用が発生するのか分からず、
無償保証期間終了後の保全費用に不安を感じています。


豆大福先生

近年、様々な分野でロボットを活用した自動化が進んでいますね。ロボットの導入を検討する際には、万が一ロボットにトラブルが発生した場合の対応も併せて考えておくことが重要です。特に、故障復旧費用は急な出費になりがちで、年間予算を立てづらいという課題があります。安川電機では、万が一の設備トラブルに備えられる、定額制の故障復旧サポートサービスを提供しています。その中でも今回は、ロボット新規購入時のご契約でお得になる「5年パックプラン」や、費用シミュレーションをご紹介します。


万が一、ロボットが故障した場合に備えられていますか?

生産設備で使用しているロボットに異常や故障が発生すると、まずは原因調査を行い、部品交換などの対応が行われます。ロボットが復旧するまでの間は設備が停止され、生産がストップしてしまう可能性もあります。
生産停止は一大事です。設備トラブルを未然に防ぐことも重要ですが、万が一のトラブルに備えて、復旧に必要な「対応要員」「時間」「費用」について検討しておく必要があります。

ロボットのトラブル発生に備えた検討ポイント

故障復旧費用は急な出費になることが多い

故障復旧対応にあたる要員については、マンパワーや技術的な面からメーカーに依頼するケースも多く、メーカーに依頼することで早期復旧を見込むこともできます。
しかし、故障復旧費用については、依頼のたびに急な出費が発生するため、検討段階では予算を立てづらいという課題があります。

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そうした課題に対し安川電機では、ロボットのメーカー無償保証期間が終了した後、万が一の故障にも安心して備えられる、定額プラン制の故障復旧サポートサービス「MOTOMAN年間保全サービス」をご提供しています。

予算管理が簡単に!定額プラン制の「MOTOMAN年間保全サービス」

MOTOMAN年間保全サービス

MOTOMAN年間保全サービスは、ロボットのメーカ無償保証期間が終了した後も安心してお使いいただくための故障復旧サポートサービスです。ロボットを知り尽くした当社のエキスパートが直接対応するため、お客様ご自身での故障復旧が難しい場合にも早期復旧が可能。故障による生産停止期間を最小限に抑えられます。

契約期間中・契約範囲内の故障であれば、追加費用不要でご利用いただけます。故障復旧費用はその都度急な出費になりがちですが、MOTOMAN年間保全サービスは定額制のため、保全に関する予算の管理が容易になります。

新規ご購入時、または現在ご使用中のロボットもご加入できます。

プランは2種類。新規購入時は「5年パックプラン」がお得です

5年パックプランとスタンダードプランの2つのプランをご用意しており、ロボット新規購入時は「5年パックプラン」のご加入がお得です。

5年パックプランでは、スタンダードプランの部品特約の内容(制御盤およびモータの故障における修理・交換作業、部品費用)が標準内容に含まれます。また、点検サービスも含まれており、保全計画に必要なデータを収集することができます。初回5年時の契約料金は、スタンダートプランと比較して総額で22%お得になります。∗3

5年パックプラン

ロボット部品の故障・交換にかかる費用シミュレーション

では、MOTOMAN年間保全サービスに加入し、ロボット部品の故障・交換が発生した場合の費用をシミュレーションしてみましょう。

故障・交換が発生した場合の費用をシミュレーション

この例では、契約なしの場合は障害発生のたびに12.5万円と出張費が発生しますが、MOTOMAN年間保全契約の5年パックプランかモータ特約付きスタンダードプランの契約期間中・契約範囲内の故障であれば、追加費用は不要になります。

万が一の事態でも、急な出費を心配することなく、安心して故障復旧サポートを受けられますね。

MOTOMAN年間保全サービスの補償プラン

お客さまのロボットの状態にあわせて、最適なプランをご提案します。故障発生時のサービス員出張費補償を標準内容として、オプション契約として対象部品の修理・交換作業、部品費用をカバーする「部品特約」もご用意しています。5年パックプランにはこの「部品特約」も標準内容に含まれます。
標準内容のみの場合は、復旧処置で発生する部品代は有償となります。「部品特約」を追加いただくことで、より計画的な費用管理に役立ちます。

標準内容+部品特約

■MOTOMAN年間保全サービスの補償プラン

▼画像をクリックすると拡大表示されます。

MOTOMAN年間保全サービスの補償プラン

また、MOTOMAN年間保全サービスをご契約のお客さまには、特典としてリモートによる復旧サポートサービスも無料にてご提供しています。
ロボットの故障発生時、YASKAWAコンタクトセンタが直接リアルタイムでお客さまの状況を確認し、故障原因の調査・故障復旧のサポートを行います。お客さまご利用のスマホとのビデオ通話により、現場映像を共有する遠隔サポートサービスです。
(注)ご契約いただいたロボット全てがサービスの対象となります。
(注)本サービスご利用時にかかるパケット通信料はお客さまのご負担となります。

MOTOMAN年間保全サービスへのご加入方法

MOTOMAN年間保全サービスへのご加入を希望される場合は、当社指定の注文書を製品ご購入の商社を通じてご提出いただく必要があります。ロボット製品をご購入いただいた商社へお伝えください。(※5年パックプランは、ロボットの新規ご購入時のみ契約できます。ご購入時にお伝えください。)

その後、商社を通じて当社より注文請書をお渡しします。5年パックプランをご希望の場合はロボット納品日から、スタンダードプランをご希望の場合は注文請書に記載のサービス開始日より開始します。

ご加入までの流れ

補償プランの詳細やサービスの対象機種、ご加入までの流れについては、こちらのご案内資料をご覧ください!

MOTOMAN 年間保全サービスのご案内

安川電機では、製品の導入時から故障復旧、点検・診断などの予防保全、更新・改造まで、お客様設備のライフサイクルにあわせて最適にサポートいたします。アフターサービスのページでは、様々なシーンでのご希望やお困りごとにお応えするサービスをご紹介しています。ぜひご覧ください。

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アフターサービスページをご覧ください!

解説のポイント

  1. 万が一ロボットにトラブルが発生すると生産停止につながる恐れも。ロボットの導入段階から、復旧に必要な「対応要員」「時間」「費用」について検討しておくことが重要。一方で、故障復旧費用は急な出費になりがちで、年間予算が立てづらいという課題がある。
  2. 安川電機では、定額プラン制の故障復旧サポートサービス「MOTOMAN年間保全サービス」を提供している。
  3. 5年パックプランとスタンダードプランの2つのプランをご用意しており、ロボット新規購入時は「5年パックプラン」のご加入がお得。

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