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豆大福が大好きな通称"豆大福先生"が
安川電機の製品にまつわる疑問や業界の
トレンドをわかりやすく解説します。

IoT活用も!ダウンタイム短縮を目指す
安川のアフターサービス最前線

2021.01.26

豆大福先生への質問豆大福先生への質問

安川電機製品への切り替えを検討していますが、
導入後のアフターサービスが気になっています。
スムーズに対応してもらえるのでしょうか?


豆大福先生

新たに製品を導入したり、メーカーを切り替えたりする際、製品導入後の故障対応や保守・保全といったアフターサービスがどのように行われるか、気になるところですよね。今回は、お客様に安全と安心をお届けするために、安川電機が行っているアフターサービスの取り組みについて解説していきます。


アフターサービスの課題は「ダウンタイムの短縮」

アフターサービスの課題は「ダウンタイムの短縮」

製品の新規導入やメーカーの切り替えを検討する際、万が一故障した際の復旧や保守・保全といったアフターサービスの充実度は重要なポイントです。「早期に復旧対応してもらえるか」「親身にサポートしてもらえるか」といった不安もあるのではないでしょうか。

中でも、アフターサービスのもっとも大きな課題は、設備のダウンタイムの短縮です。一般的なアフターサービスの流れでは、故障発生後に連絡を受けてサービススタッフが派遣されるため、その間は機械が止まり生産活動はストップしてしまいます。このダウンタイムをいかに短縮できるかが重要です。

こうした課題解決のため各社が様々な取り組みを進めており、最近ではアフターサービスにIoTを活用する試みもあります。製品が使用されている機械設備のデータを収集して故障の予兆を発見することで、状態基準保全(CBM:Condition Based Maintenance)に切り替え、ダウンタイムの短縮を目指すサービスも生まれています。

CBM(Condition Based Maintenance)は、「状態に基づいた保全」を意味する言葉です。機械・設備の状態を監視し、状態に応じてメンテナンスを行うことで、故障を未然に防ぐことを目的としています。
CBMは、機械・設備が壊れてからメンテナンスを行う「事後保全(BM:Breakdown Maintenance)」や、決められた周期で行う定期メンテナンス「時間基準保全(TBM:Time Based Maintenance)」に対して、ライン停止による損失や部品コストの低減につながると期待されています。

【もっと詳しく】次世代の予防保全“CBM”とは?止まらない機械・設備を実現!

365日24時間サポート! 安川電機アフターサービスの3つの取り組み

365日24時間サポート! 安川電機アフターサービスの3つの取り組み

安川電機でも、アフターサービスに対する課題や不安を解消すべく、取り組みを充実させています。
安川電機は、最新ソリューションに対応した製品の製造販売から、導入支援サポート、お客様に安心してお使いいただけるアフターサービスまで、ワンストップ体制を備えているのが特長です。

アフターサービスの窓口となるのは、主要生産拠点にあるYASKAWAコンタクトセンタです。生産拠点の設計・開発部門と連携し、製品導入サポートから故障復旧、保全・点検、改造・更新まで、製品のライフサイクルに併せたサポートを、365日24時間体制でご提供しています。

そして、全国20ヶ所のサービス拠点と連携し、アフターサービスネットワークを構築しています。その中で、早期復旧・ダウンタイム短縮のため、安川電機では3つの取り組みを行っています。

①オペレータ・フィールドサービス員などの「視える化」

オペレータ・フィールドサービス員などの「視える化」

YASKAWAコンタクトセンタのモニタでは、アフターサービスの依頼があった際に誰が対応できるかをリアルタイムで管理しています。
対応可能なスキルを持つフィールドサービス員の状況をマップで確認し、手配します。視える化によってスムーズにフィールドサービス員を派遣でき、早期に復旧をお手伝いしします。

②スマートグラスを使った遠隔対応

スマートグラスを使った遠隔対応

フィールドサービス員が到着しても、状況によっては判断が難しい事態が発生することもあります。そのような場合に、コンタクトセンタのオペレータが現地のフィールドサービス員を遠隔でアシストします。

フィールドサービス員はスマートグラスをかけており、その光景はそのままコンタクトセンタのパソコンに映し出されます。コンタクトセンタのオペレータは、フィールドサービス員に音声通話で指示したり、必要な手順書を共有したりします。

こうした連携によってトラブルを早期解決し、ダウンタイムの短縮に貢献します。

③あくなき技術の追求

安川電機では、アフターサービスに携わるスタッフそれぞれの業務に応じたスキルアップ教育を実施し、技術を高めています。確かな技術とスムーズな対応で、安心してお任せいただける人材を育成しています。

IoTによるリモート保守で、対応スピードの大幅短縮を実現

IoTによるリモート保守で、対応スピードの大幅短縮を実現

今年2月から、安川電機ではIoTを活用した新たなアフターサービスをスタートさせます。リモート保守サービスの「コネクトサービス」です。

コネクトサービスでは、YASKAWAコンタクトセンタとお客様が使用されているロボットがインターネットでつながり、ロボットの状態をリモートで常時モニタリングしています。異常はコンタクトセンタでリアルタイムに検知され、万が一設備が停止した場合でもコンタクトセンタから遠隔で復旧支援をサポートします。

また、常時モニタリングにより、致命的な故障が発生する前段階で異常の予兆に気づくことができ、対応スピードの大幅短縮にもつながります。

IoTを活用した新たなサービスにより、現状のアフターサービスではどうしても発生してしまうダウンタイムのさらなる短縮を目指しています。

安川電機はお客様に安全と安心をお届けするため、これからもサポートを充実させていきます。アフターサービスについては、お気軽にお問い合わせください。

解説のポイント

  1. アフターサービスは製品の導入・切り替え時の重要なポイント。生産設備のダウンタイム短縮が大きな課題。
  2. 安川電機では、対応スタッフの視える化やスマートグラスを使った遠隔対応などで、アフターサービスの充実に取り組んでいる。
  3. 安川電機では、IoTを活用したリモート保守サービスを開始し、対応スピード・ダウンタイムの大幅短縮を目指す。