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自動車製造の「内板塗装」は、作業や塗装ブースの特徴上、ロボットによる自動化や省エネ化が難しかった工程です。そこで、最小限の塗装ロボットとドアオープナーロボットで構成された完全走行装置レス内装システムを活用することで、完全自動化による生産性向上と消費エネルギーの削減を実現します。
自動車製造工程において、空調・乾燥が必要な塗装工程が最も消費エネルギーが多い。特に従来の内板塗装は、フロア部にロボットの走行台車を設置し、コンベヤに追従しながら塗装をするシステムが一般的で、ブースが長大化していた。
塗装ブースの消費エネルギーはブース面積に比例することから、ブースの縮小化や使用時間の短縮が課題となっている。
走行装置をなくし、ブースを最大限にコンパクトにするロボットシステムを活用することで、ブースを最大50%縮小し、省エネを実現します。
この完全走行装置レス内板塗装システムは、ロボット間の干渉がなく、作業効率向上と塗装時間の短縮を実現できます。また、スライドドアの車種が混在する塗装ラインでも完全な自動化が可能です。
これにより、空調によるCO2排出量を削減でき、ランニングコストの大幅削減につながります。また、設置費用のイニシャルコストも削減できます。
完全走行装置レス内板塗装システムを構成するロボット製品
新たなロボットシステムはロボットのポテンシャルを十分に発揮します。完全走行装置レス内板塗装システムを構成する各製品をご紹介します。
【もっと詳しく】自動車の内板塗装工程を省エネで完全自動化塗装ブースを最大50%縮小する方法とは?(豆大福先生に聞いてみようよ!)
業界 | 自動車・自動車部品 |
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アプリケーション | 空調、ファン・ポンプ |
テーマ | 生産性向上、高効率化、自動化 |
製品 | ロボット |
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