安川電機 安川テクノロジーセンタ
自家消費型発電システム導入によるCO2削減・非常時の電源確保事例
パワーコンディショナEnewell-SOL P2(三相10kW)
安川電機では2021年9月に、当社の技術を一貫して開発しイノベーションを興す開発拠点となる「安川テクノロジーセンタ」を本格稼働させました。安川テクノロジーセンタは環境に配慮したサスティナブルな建屋が特長で、CO2排出量がゼロの電力で運営されています。その電力を支えるため、屋上に自家消費型の太陽光発電システムを導入した事例をご紹介します。
安川電機では、事業所全体の使用電力を全て太陽光などCO2フリー電力由来とすることで、電力使用によるCO2排出量を100%ゼロにする「Clean Power 100活動」に取り組んでいます。
安川テクノロジーセンタを新築するにあたり、その活動の一環として、CO2削減に貢献できる建物にしたいという課題がありました。また、近年の自然災害の増加やBCP(事業継続計画)の観点から、非常時にも電源を確保できるシステムを構築する必要もありました。
*BCP(事業継続計画):企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のこと
(出典:中小企業庁, 「中小企業BCP策定運用指針」(最終閲覧日:2021年2月26日)https://www.chusho.meti.go.jp/bcp/contents/level_c/bcpgl_01_1.html)
安川テクノロジーセンタの屋上に自家消費型の太陽光発電システムを導入し、使用電力の一部を賄えるようになりました。また、各階には自立運転切替盤を設置し、非常時の電源確保に備えています。
この太陽光発電システムには、「自立運転機能」を搭載した当社のパワーコンディショナEnewell-SOL P2Aを18台使用しています。
自家消費型太陽光発電とは?
自らの発電システムで発電した電気を電力会社に売電せず、すべて自分たちで消費する太陽光発電のことです。CO2に貢献できることはもちろんのこと、国の後押しもあり税制優遇措置や工場立地法の環境施設として扱われるメリットもあることから、導入を進める企業が増えています。
【自家消費型太陽光発電についてもっと詳しく】売電から自家消費へ!パワーコンディショナ選びの外せないポイント
CO2削減に貢献する建物づくり
導入前
使用電力を全て太陽光などCO2フリー電力由来とすることで、CO2削減に貢献できる建物にしたい。
導入のメリット・効果
【もっと詳しく】既存設備を使用し、自家消費型太陽光発電システムの初期費用を削減
非常時の電源確保に備える
導入前
非常時にも電源を確保できるシステムを構築したい。
導入のメリット・効果
【もっと詳しく】災害による停電時でも最低限の工場設備の稼働を継続
今回ご紹介した自家消費型の太陽光発電システムの詳細や
「自分の会社や工場にも設置できる?」「どれくらいの広さが必要?」といった疑問点がございましたら、
以下のフォームからお気軽にお問い合わせください。
業界 | 環境・エネルギー |
---|---|
アプリケーション | 太陽光発電 |
テーマ | 省エネ・創エネ、システム簡略化、環境負荷軽減 |
製品 | 太陽光発電用パワーコンディショナ |
Copyright(C)2001‐2025 YASKAWA ELECTRIC CORPORATION All Rights Reserved.