安川電機のソリューション提案や展示会情報から、分かりやすい技術解説まで、最新情報をお届けします。
いまさら聞けない、メカトロニクスやロボットの用語を解説します。第24回のテーマは「エッジ」。
エッジ(edge)とは英語で「端・フチ・刃物の刃や先端」を意味する言葉ですが、IT分野では「ネットワークの末端」を差し、工場の場合は、生産現場に近いエリアに設置されている処理端末(コンピュータなど)のことを指します。
おなじみの「クラウド」では遠隔で大規模なデータ処理が可能ですが、データ転送に時間がかかるため、その分遅延が発生します。一方「エッジ」は生産現場に近く、データ転送の時間を極小化した、遅延の少ない処理ができます。今後、IoT化が進むに従って、生産現場の大量のデータを瞬時に処理する必要性が高まっており、エッジでのデータ処理の役割もますます大きくなっていくでしょう。
安川電機ではエッジでのデータ収集・蓄積・分析を行うことができるソフトウェアツールとして「YASKAWA Cockpit」を開発し販売しています。設備・装置の異常状態の解析や溶接の品質チェックなど*を実現できます。エッジで実現可能なソリューション事例は、弊社のi3-Mechatronics(アイキューブ メカトロニクス)カタログでご覧ください!
*一部、5/13時点では開発中。詳細は購入先ルートにてお問い合わせください。
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CADデータ・マニュアルの公開、ツールのバージョンアップなど、e-メカサイトの更新情報をお知らせします。
■【ロボット】CADデータ/外形図を1件追加、4件更新しました。(4/9更新)
・追加…MOTOMAN-SP235
・更新…MOTOMAN-HC10DT ハンドキャリータイプ、
MOTOMAN-SP110H、-SP180H、-SP225H
■【インバータ】GA500(EMCフィルタ内蔵)のDXF(2D)、外形図(2D)を追加しました。(4/10更新)
■【インバータ】EtherCAT対応 ESIファイルを追加しました。インバータとコンフィグレータを接続させるために必要なファイルです。(4/26更新)
中小企業・小規模事業者が連携して取り組む、生産性向上や地域経済への波及効果拡大に資する革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資等を支援する補助金です。
■公募期間:
2019年4月23日(火)~2019年6月24日(月)【当日消印有効】
編集後記 | 今年のGWは小学生になる甥とボール遊びを楽しんだのですが、どんなに動き回っても疲れない子どもの体力には参りました。あの体力は一体どこから湧き出てくるのでしょう?こんな研究結果がありました。仏・クレルモン・オーヴェルニュ大学ラテル教授らの実験によれば、8~12歳の男児は成人男性よりも有酸素代謝の割合が高く、疲労回復力はなんとプロアスリートを上回ったそうなのです。子どもの無尽蔵な体力は、ケタ違いな疲労回復スピードの速さに理由があったというわけなんですね。彼らには到底敵いませんが、令和元年の目標は体力づくりになりそうです(森) |
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