用途・事例一覧に戻る

位置決めの簡略化・立上げ時間の短縮

割出し用途機能オプションを搭載し、位置決め機能(INDEXER機能)を内蔵したΣ-XSサーボパックFT79を用い、モーションコントローラを使わずに位置や速度などの動作パターンを設定するだけで、簡単にモーション制御を実現できます。動作に必要なI/O信号、データがトレース可能となり、現場での立上げ(デバッグ)時間短縮が見込めます。
※Σ-7Sサーボパック FT79からの置換えを目的とする上位互換機です。

ソリューションモーションコントローラなしで高精度・高速位置決めを構築。データトレースも可能!

動作パターンの設定は、プログラムテーブルに位置・速度データなどを入力するだけです。エンジニアリングツールSigmaWin+Ver.7の活用で、簡単かつ効率的に、動作パターンの設定・編集ができます。モーションコントローラは使いません。

※位置決めに便利な機能(ZONE信号出力、JOG速度テーブル運転、原点復帰など)も搭載しています。

※上位コントローラからスタート指令を受け取り、位置決め運転を開始します。

プログラムテーブル設定例

PGMSTEP POS SPD RDST RSPD ACC DEC EVENT EVENT NEXT
0 I+400000 2000 500000 1000 200 100 T5000 1 1
1 I+100000 1000 200000 2000 100 50 IT0 1 END
n I+400000 2000 500000 1000 100 50 IT100 1 n+1
n+1 I+100000 1000 200000 2000 NT0 1 END
254 I+400000 2000 500000 1000 100 50 SEL3T200 1 127
255 I+100000 1000 200000 2000 100 50 DT0 1 END

POS/SPD/ACC/DEC命令

目標位置、位置決め速度、加速度、減速度の設定により動作パターンを作成します。

RDST/RSPD命令

外部信号による位置決め(レジストレーション)が可能です。

EVENT命令

プログラムステップの完了を判定する条件を設定します。

 

INDEXER機能の動作に必要なI/O信号、データがトレース可能に!

ACサーボドライブエンジニアリングツールSigmaWin+Ver.7で確認することができます。
※SigmaWin+Ver.7はサーボドライブのセットアップからチューニング、保守までをサポートします。
※図はいずれもSigmaWin+Ver.7トレース操作画面イメージです。

レジストレーション位置決め

/RGRT入力を受け、元の位置決め目標とは異なる位置での停止。

イメージ

原点復帰シーケンス

/HOME、/DEC信号で原点復帰動作を開始し、原点復帰完了後/POSRDY信号を出力。

イメージ

プログラムテーブルでの遷移状態

プログラムステップ番号1で相対位置決めを3回実行し、プログラムステップ番号2で位置決めを実行。

イメージ

高精度位置決め&省スペース化の用途に最適!

  • Point to Point 位置決め

  • 定点位置決め

  • ステーション位置決め(割り出し)

  • 定寸送り

従来製品から基本性能が大幅に向上!

Σ-XS FT79は従来製品の機能はそのままで、サーボパックの基本性能が大幅に向上しています。

製品概要比較

比較表

分類

業界

自動車・自動車部品、液晶製造、金属加工、搬送装置、射出・成形、半導体製造、電気・電子、食品

アプリケーション

金属加工、組立、仕分け・梱包、搬送、検査・検出

テーマ

システム簡略化

製品

サーボ

一覧に戻る

「ご購入」「資料・技術・アフターサービス」について
ご不明点やお困りごとがありましたら、お気軽にお問い合わせください。


お問い合わせ

YoutubeYouTube 【安川電機】e-メカサイトチャンネル

PAGE TOP