研磨作業は熟練した技術が必要とされることから、特に自動化が難しいといわれる工程です。直接手でロボットアームを動かして直感的に位置教示を行うことができる「人協働ロボット」を活用することで、これまで熟練の作業者が行っていた研磨作業を簡単なティーチングで自動化できます。
研磨作業は熟練作業者の技に支えられている場合があるが、作業者の高齢化や後継者不足が課題となっている。また、熟練作業者の技は数値化・プログラム化が難しいため、自動化への難易度が高い。
人協働ロボットの特長である「ダイレクトティーチ機能」により直接手でロボットアームを動かして直感的に位置教示を行うことができます。この機能を活用することで、これまで熟練作業者が行っていた研磨作業を簡単なティーチングで自動化できます。難易度の高い形状のワークでも、ロボットの通過点を数点教示するだけで研磨作業の自動化が可能です。
サンプルテストにも対応いたしますので、ページ下のフォームからお気軽にお問い合わせください。
【動画で見る】人協働ロボットを活用した研磨作業自動化|熟練技術が必要な研磨作業を、簡単なティーチングで自動化
人の感覚を再現できる理由は?
安川電機の人協働ロボットMOTOMAN-HCシリーズには、研磨作業を実現するためのキーテクノロジーである「トルクセンサーMotoFit」を標準搭載しています。トルクセンサーMotoFitはマニピュレータに作用する力の変化を6軸力覚センサーで感知し、ロボット動作にフィードバックすることで、人の微細な力加減を再現します。
【もっと詳しく】MotoFitの機能を詳しく見る(過酷な環境下・重量物に対する人の繊細な力加減を再現し、作業負担を軽減)
ロボットを設置するための広いスペースがない場合は?
人協働ロボットは、安全機能により安全柵なし*で、人と同じスペースで一緒に作業できるよう設計されたロボットです。そのため従来の産業用ロボットのように広いスペースを確保する必要がなく、導入が容易になりました。自動化と省スペースの両立を実現します。
∗HCシリーズは安全機能により安全柵なしのシステム構築が可能ですが、すべてのケースにおいてリスクアセスメントを実施する必要があります。
【もっと詳しく】ショートアーム仕様の人協働ロボットの用途・事例(狭いスペースでの人手による手元作業を、コンパクトな設備で自動化)
業界 | 自動車・自動車部品、金属加工、建設・住宅 |
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アプリケーション | 金属加工、研磨 |
テーマ | 高品質化、高精度化、高効率化、人協働、自動化 |
製品 | ロボット |
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