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よくあるご質問(FAQ)一覧

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A.330が発生しました。原因を教えてください。 A.330は主回路電源配線エラーです。回生抵抗内蔵の場合は接続端子B2-B3間のジャンパー線が装着されているか確認してください。外付け回生抵抗を使用されている場合は接続が正しいか確認してください。 また、Pn001=n.□X□□(主回路電源AC/DC入力の設定)の設定値と実際の電源仕様が一致しない場合にも発生します。電源の設定値と使用する電源を一致させてください。 下表もご参照ください。   原因 確認方法 対処方法 サーボパック内部の電源電圧が高い状態で回生抵抗器が断線した 回生抵抗器の抵抗値を測定器で測定する。 サーボパック内蔵の回生抵抗器を使用している場合は,サーボパックを交換する。外付け回生抵抗器を使用している場合は,回生抵抗器を交換する。 AC電源入力の設定で,DC電源が入力された 電源がDC電源かどうかを確認する。 電源の設定値と使用する電源を一致させる。 DC電源入力の設定で,AC電源が入力された 電源がAC電源かどうかを確認する。 電源の設定値と使用する電源を一致させる。 SGD□□-R70A, -R90A, -1R6A, -2R8A, -R70F, -R90F, -2R1F, -2R8Fで,回生抵抗容量(Pn600)を「0」以外に設定し,回生抵抗器を外付けしていない 外付け回生抵抗器の接続とPn600の値を確認する。 外付け回生抵抗器を接続する,または外付け回生抵抗器が不要の場合はPn600に0を設定する。 サーボパックの故障 - サーボパック故障の可能性あり。サーボパックを交換する。
A.400が発生しました。原因を教えてください。 A.400は過電圧アラームです。 発生する原因として、モータ動作時の回生エネルギーを処理できない、負荷増加等が考えられます。 試運転されている場合は、許容負荷慣性モーメント比または質量比以上で運転していないか確認してください。 通常運転中に発生した場合は、負荷が増えていないか確認してください。 対処方法は下表を参照ください。   原因 確認方法 対処方法 電源電圧が仕様範囲よりも高い 電源電圧を測定する。 AC/DC電源電圧を製品仕様の範囲にする。 電源が不安定な状態,あるいは雷などの影響があった 電源電圧を測定する。 電源状態を改善し,サージアブソーバなどを設置してからサーボパックの電源を再投入する。それでもアラームとなる場合,サーボパック故障の可能性あり。サーボパックを交換する。 AC電源電圧が仕様範囲より高いときに加減速を行った 電源電圧と運転中の速度,トルクを確認する。 AC電源電圧を製品仕様の範囲にする。 外付け回生抵抗値が運転条件に比べて大きい 運転条件と回生抵抗値を確認する。 運転条件と負荷を考慮して,回生抵抗値を再検討する。 許容慣性モーメント比または質量比以上で運転している 慣性モーメント比または質量比が許容範囲以内であることを確認する。 減速時間を長くするか,負荷を小さくする。 サーボパックの故障 - 主回路電源を投入せずに,サーボパックの制御電源を再投入する。それでもアラームとなる場合,サーボパック故障の可能性あり。サーボパックを交換する。
A.410が発生しました。 原因を教えてください。 A.410は不足電圧アラームです。⊖1、⊖2のジャンパー線が外れていないか確認してください。 その他対処方法は、下表を参照ください。   原因 確認方法 対処方法 電源電圧が仕様範囲よりも低い 電源電圧を測定する。 電源電圧を正規の範囲にする。 運転中に電源電圧が低下した 電源電圧を測定する。 電源容量を上げる。 瞬時停電が発生している 電源電圧を測定する。 瞬停保持時間(Pn509)を変更している場合は小さい値にする。 サーボパックのヒューズが溶断している - サーボパックを交換し,リアクトルをDCリアクトル用接続端子(1,2)に接続してサーボパックを使用する。 サーボパックの故障 - サーボパック故障の可能性あり。サーボパックを交換する。
A.510が発生しました。原因を教えてください。 A.510は過速度です。 モータ最高回転速度×1.1倍を越える指令速度または動作が起きた時に発生します。 SigmaWin+でトレースを行い、入力指令に問題がないか確認が必要です。 指令せずに発生する場合は、下表を参照ください。   原因 確認方法 対処方法 モータ配線のU, V, W相順が間違っている サーボモータの配線を確認する。 モータ配線に問題がないか確認する。 指令入力値が過速度レベルを超えている 入力指令を確認する。 指令値を下げる。またはゲインを調整する。 モータ速度が最高速度を超えた モータ速度の波形を確認する。 速度指令入力ゲインを下げる,サーボゲインを調整する。または運転条件を見直す。 サーボパックの故障 - サーボパック故障の可能性あり。サーボパックを交換する。
A.511が発生しました。原因を教えてください。 A.511は分周パルス出力過速度アラームです。サーボパックの分周出力パルスの周波数がハードウェアの上限値を超えた場合に発生します。 対処方法は下表を参照ください。   原因 確認方法 対処方法 分周パルス出力周波数が大きく,制限値を超えた 分周パルス出力設定を確認する。 エンコーダ分周パルス数(Pn212),またはエンコーダ出力分解能(Pn281)の設定を下げる。 モータ速度が高く,分周パルス出力周波数が制限値を超えた 分周パルス出力設定とモータ速度を確認する。 モータ速度を下げる。 あわせて読みたい!FAQ-31212「エンコーダ分周パルス数の設定について」
A.520が発生しました。原因を教えてください。 A.520は振動アラームです。モータ速度に異常な振動を検出した場合に発生します。対処方法は下表を参照ください。 また、Pn312またはPn384(振動検出レベル)を自動設定する場合は下図を参照ください。   原因 確認方法 対処方法 モータ速度に異常な振動を検出した モータの異音や運転時の速度,トルク波形を確認する。 モータ速度を下げる。または速度ループゲイン(Pn100)を下げる。 慣性モーメント比(Pn103)の値が実際の値より大きい,または大きく変動する 慣性モーメント比または質量比を確認する。 慣性モーメント比(Pn103)を適切な値に設定する。 振動検出レベル(Pn312またはPn384)が適切ではない 振動検出レベル(Pn312またはPn384)が適切かどうかを確認する。 振動検出レベル(Pn312またはPn384)を適切に設定する。 ■ディジタルオペレータ(パネルオペレータ)使用時の操作方法 ■SigmaWin+使用時の操作方法
A.521が発生しました。原因を教えてください。 A.521はオートチューニングアラームです。 調整レス機能有効時にモータが大きく振動した場合に発生します。 大きい負荷で低剛性の装置の場合に振動が発生する傾向があり、発生しない装置と比べて機械特性の相違がないか確認をお願いします。 Pn170.3(調整レス負荷レベル)を上げ、Pn170.2(調整レスチューニングレベル)を下げてください。 改善しない場合は調整レス機能を無効(Pn170.0=0)にして電源再投入し、SigmaWin+などでチューニング(慣性モーメント比推定、自動調整)を実施してください。 また、下表も参照ください。   原因 確認方法 対処方法 調整レス機能実行中にモータが大きく振動した モータ速度波形を確認する。 許容慣性モーメント比以下になるように負荷を小さくするか,調整レスレベル設定の負荷レベルを上げるか,剛性レベルを下げる。 カスタム調整,EasyFFT実行中にモータが大きく振動した モータ速度波形を確認する。 各機能の操作手順の対処方法を実行する。
A.550が発生しました。原因を教えてください。 A.550はモータ最高速度設定異常です。 モータ最高速度の設定値が実際のモータ最高速度を超えている場合に発生します。 対処方法は下表を参照ください。   原因 確認方法 対処方法 Pn385(モータ最高速度)の設定が最高速度を超えている Pn385の設定値とモータ最高速度設定上限値/エンコーダ出力分解能設定上限値を確認する。 Pn385をモータ最高速度以下に設定する。
A.710が発生しました。原因を教えてください。 A.710は過負荷(瞬時最大)アラームです。 おおよそ(定格トルク+瞬時最大トルク)/2を超えた累積負荷率の状態が続いた場合に発生します。 実際の運転パターンが定格を超えていないかを累積負荷率で確認してください。 機械的にロックしていないか、(保持ブレーキ付きサーボモータの場合)保持ブレーキが開放しているかなどをご確認ください。 下表も参照ください。   原因 確認方法 対処方法 モータ配線,エンコーダ配線の配線不良あるいは接続不良 配線を確認する。 モータ配線,エンコーダ配線に問題がないか確認する。 過負荷保護特性を超えた運転 モータの過負荷特性と運転指令を確認する。 負荷条件,運転条件を再検討する。またはモータ容量を再検討する。 機械的な要因でモータが駆動せず,運転時の負荷が過大となった 運転指令とモータ速度を確認する。 機械的要因を改善する。 リニアエンコーダのスケールピッチ(Pn282)の設定が異常 Pn282の設定値を確認する。 Pn282を適切な値に設定する。 モータ相順選択(Pn080 = n.ooXo)が異常 Pn080 = n.ooXoの設定値を確認する。 Pn080 = n.ooXoを適切に設定する。 サーボパックの故障 - サーボパック故障の可能性あり。サーボパックを交換する。
A.720が発生しました。原因を教えてください。 A.720は過負荷(連続最大)アラームです。 おおよそ定格トルクから(定格トルク+瞬時最大トルク)/2の間の累積負荷率の状態が続いた場合に発生します。 機械的にロックしていないか、(垂直軸の場合)保持ブレーキが開放しているかなどを確認ください。 下表も参照ください。   原因 確認方法 対処方法 モータ配線,エンコーダ配線の配線不良あるいは接続不良 配線を確認する。 モータ配線,エンコーダ配線に問題がないか確認する。 過負荷保護特性を超えた運転 モータの過負荷特性と運転指令を確認する。 負荷条件,運転条件を再検討する。またはモータ容量を再検討する。 機械的な要因でモータが駆動せず,運転時の負荷が過大となった 運転指令とモータ速度を確認する。 機械的要因を改善する。 リニアエンコーダのスケールピッチ(Pn282)の設定が異常 Pn282の設定値を確認する。 Pn282を適切な値に設定する。 モータ相順選択(Pn080 = n.ooXo)が異常 Pn080 = n.ooXoの設定値を確認する。 Pn080 = n.ooXoを適切に設定する。 サーボパックの故障 - サーボパック故障の可能性あり。サーボパックを交換する。

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