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30kg可搬の人協働ロボットでパレットへの積付けを自動化

段ボール等をパレットに積み付ける作業(パレタイジング)を、30kg可搬の人協働ロボットで自動化します。安全柵が不要なため、工程の効率化と設備の省スペース化を実現できます。

課題パレットへの積付けを自動化したいが、ロボットの可搬質量や作業スペースに不安

段ボールに箱詰めした最終製品を人手でパレットに積んでいるが、重量があるうえ繰返しの動作となるため、作業者の負荷が高い。そこでロボットによる自動化を検討しているが、可搬質量やリーチが足りるか不安。また、安全柵が必要なロボットを設置するスペースを確保できないことも課題になっている。

 

■パレタイジング用途で求められる主な条件

・箱自体の質量は10kg~20kgだが、箱を把持するロボットのハンドの重さも考慮すると、ロボットはそれ以上の可搬質量が必要。
・使用している主要なパレットのサイズは1辺が1100mm前後の正方形もしくは長方形のため、ロボットはそれ以上のリーチが必要。

 

01_パレットへの積付けを自動化したいが、ロボットの可搬質量や作業スペースに不安

 

ソリューションパレタイジング用途に適用可能な30kg可搬の人協働ロボットで自動化

パレタイジング用途で求められる条件に合わせて設計された、人協働ロボットMOTOMAN-HC30PL(可搬質量30kg)が、段ボール等のパレットへの積付け作業を人に代わって行い、工程の効率化・設備の省スペース化を実現します。

 

02_パレタイジング用途に適用可能な30kg可搬の人協働ロボットMOTOMAN-HC30PL(可搬質量30kg)で自動化

 

MOTOMAN-HC30PLは可搬質量30kgでリーチ1600mmとなるように設計し、パレタイジング用途への適用を可能としました。安全柵が不要*1なため、ロボットによる重量物の積付けと、作業者によるパレット交換を同時に行うことができ、工程を効率化します。また、設備の省スペース化も実現できます。梱包、箱詰めした製品、およびそれらをまとめた段ボールの搬送などの用途に最適です。

 

また、各軸がIP67*2の防じん・防滴仕様のため、衛生面への配慮から水洗いが必要な用途にも使用できます。

 

∗1:HCシリーズは安全機能により安全柵なしのシステム構築が可能ですが、全てのケースにおいてリスクアセスメントとリスク低減方策を実施する必要があります。
∗2:IPはIEC(国際電気標準会議)で定められている製品の防じん・防水における保護等級(International Protection Code)を示し、IP67の場合、じんあいは侵入せず、一時的な水没に対して保護できる。

 

03_安川電機の人協働ロボット特設サイト

分類

業界

自動車・自動車部品、電気・電子、食品

アプリケーション

仕分け・梱包、搬送

テーマ

人協働、自動化

製品

ロボット

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