JOG運転した際にモータがカクカクした為、負荷慣性を算出して設定後、解消しました。その後、カップリングを外したところモータが振動しました。カップリングを装着すると振動しません。
負荷慣性モーメントの設定(Pn103)は、実際の負荷に合わせて変更する必要があります。カップリング装着状態での設定でカップリングを取り外した場合、負荷慣性モーメントが小さくなり、等価的にゲインが高くなる為振動的になります。SigmaWin+のリアルタイムトレースで起動時のトルク指令を確認してください。慣性モーメント推定をかけると振動的になるため、モーメント比を確認して、Pn103へ入力してください。Pn103設定後、Pn170.0 = 0(調整レス機能無効)にて、自動調整を実行してください。自動調整で振動してしまい解消しない場合は、マニュアル調整が必要です。