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2024国際ウエルディングショー
会期:2024年4月24日(水)~27日(土)
会場:インテックス大阪
IIFES 2024
会期:2024年1月31日(水)~2月2日(金)
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会場:東京ビッグサイト・オンライン開催
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PCB含有について
多機能接点入力とは何ですか?
インバータにON/OFFの信号を入力することでインバータのさまざまな機能が有効となりそれに応じた運転を行います。機能はパラメータで任意に設定することでいろいろな機能を持たせることができますので多機能入力と呼んでいます。
「過トルク検出後、運転継続する」を選択した場合、電子サーマルは無視されますか?
電子サーマルによる過負荷保護は有効です。過トルク検出とは無関係です。
正転運転中に正転運転指令OFFし減速中に、逆転運転指令をONするとどうなりますか?
標準設定の場合、正転運転で零速まで減速し、そこから逆転方向に加速します。
設定周波数と出力周波数の違いは?
設定周波数は、運転したい周波数、つまり指令周波数です。出力周波数は、現在インバータが出力している周波数です。
V/F制御とベクトル制御ではベクトル制御の方が省エネになりますか?また、省エネモードありなしの差に比べてどうですか?
モータは軽負荷時に効率が低下します。省エネ制御モードでは負荷を検出し、負荷に応じて最大効率になるような電圧供給しますので、軽負荷時に低下した効率を上げることが出来ます。効率がアップした分、電力の節約が出来ます。V/Fモードでは周波数に応じた電圧を出力するだけですが、ベクトル制御ではモータが必要とするトルクに応じた電圧を出すように制御されますので、幾分省エネになります。しかしながら、省エネ制御に比べてその差は極僅かです。
省エネ制御について教えてください。
省エネ制御は、インダクションモータの基本特性をうまく利用して、「負荷が変動しても常に最大効率で運転する」制御方式です。モータへの供給電圧を最適値に制御することにより、軽負荷時の効率低下を改善します。ファン・ブロワ・ポンプなどのような二乗低減負荷では、運転周波数を下げるとそれに応じてトルクが低下し軽負荷状態になりますので省エネ制御を使うことで効率の改善ができます。 なお、GA500/GA700シリーズでは、磁束(励磁電流)を制御し、インバータの出力電流(一次電流)が常に最小となるような制御を自動的に行うことでモータの効率が最大となるようにしています。また、応答性の高いベクトル制御にも対応しているため、ファン・ポンプ以外の用途にも適用できます。
1台のインバータに複数台のモータを接続し駆動することはできますか?
誘導モータの場合、可能です。「インバータ定格電流≧モータ定格電流の合計×1.1」(連続運転時)となるように選定してください。最大負荷の時にインバータの過負荷耐量以内かどうかの確認も必要です。また、各モータにモータ保護用のサーマルリレーを接続してください。なお、制御モードはV/F制御でご使用ください。
デジタルオペレータから運転したい。
オペレータのLOCAL/REMOTE切り替えするか、定数b1-01と運転指令選択1(b1-02)を0の設定にしてください。
V/Fパターンを0~Eにした時に、最高出力周波数(E1-04)だけを変更したいが変更できない。
V/f パターン選択(E1-03)が0~Eの時の最大電圧(E1-05)から最低出力周波数 電圧(E1-10)までの値を記録します。次にV/f パターン選択(E1-03)=Fに設定したあとで最高出力周波数(E1-04)=を目的の周波数に設定するとともに、先ほど記録した最大電圧(E1-05)以降の定数を書き戻してください。
3ワイヤシーケンスの設定方法は?
3ワイヤシーケンスに設定する場合は、イニシャライズ(A1-03)の設定値を”3330”でイニシャライズするか、または、端子S1,S2以外の多機能接点入力端子に3ワイヤシーケンス”0”を設定します。3ワイヤシーケンス設定では、端子S1と端子S2の機能(はそれぞれ運転指令、停止指令に自動的に固定されます。端子S5の機能は正転/逆転指令となります。
正転/逆転同時に指令が入るとどうなりますか?
エラー表示(EF)が出て減速停止します。いずれかの指令がOFFになると、再度運転を開始しますのでご注意ください。
正転信号が入った時にモータを逆転させることはできますか?
できます。モータのU、V、Wのうち2相を入れ替えてください。相順選択機能のある機種では(b1-14)で回転方向を切り替えることができます。(A1000、U1000、V1000、J1000、GA700、GA500)ただし制御モードによってはできない場合があります。
入力電源投入と同時にインバータを始動させることはできますか?
運転指令とコモン間を短絡とパラメータ電源投入時の運転許可(b1-17)=1(許可)にすることで、電源投入と同時に運転指令がONとなり始動することが可能です。ただし、以下の点に注意してください。・電源OFF時は、UV(低電圧異常)を検出します。・常時運転指令がONとなるため、異常リセット信号を受け付けません。 異常リセットする場合は電源を一旦遮断する必要があります。 ・運転(電源投入)毎に突入電流が流れるため、起動間隔は1時間に1回以下で 使用してください。
運転指令選択1(b1-02)=1に設定(外部端子からの運転指令有効)、周波数指令はオペレータに表示されている、ドライブモードであるにもかかわらず、S1-SCを閉にしても運転しない。S1がONになっていることは、入力端子のON-OFF確認パラメータで確認済みです。
パラメータH1-XX(XXは2桁の数)に0(3ワイヤーシーケンス)が設定されている可能性がありますのでご確認ください。0が設定されている場合は、0以外の必要とされる設定にしてください。その端子を使用されない場合はF(未使用)に設定してください。
温泉の汲み上ポンプにインバータを適用。温度が変化すると圧力が変わるので、インバータを使用して圧力を一定にしたい。PID制御が適用できると聞きましたが、どのようにすればよいでしょうか。
PID制御を有効(PID 制御の選択(b5-01)=1~4に設定)にし、圧力の目標値をA1端子に与えます。仮に圧力センサが0-5kg/cm2で4-20mA出力する仕様の場合で、圧力を3kg/cm2に制御したい場合は、3/5×10=6Vを目標値としてA1端子に与えます。圧力のフィードバック信号は4-20mAですから、A2端子をPIDフィードバックに設定(A1000を例にとるとH3-10=Bに設定)し、圧力センサのフィードバック信号をA2端子に接続します。
過去に発生したインバータの異常を確認したい(異常履歴)。
最新の異常点灯時のアラームはモニタモードで確認ができます。モニタ項目のU3(異常履歴)にて確認をしてください。 なお、モニタ項目のU2で1回目の異常発生時のインバータの状態を確認できます(異常トレース)。 注)J1000シリーズには、異常履歴U3の項目はありません。
減速時間の設定より実際の減速時間が長くなってしまう。
インバータ機能で自動的に減速時間が長くなる機能があります。 ・減速中ストール防止機能(L3-04) ・減速開始時のS字特性時間(C2-03) ・減速完了時のS字特性時間(C2-04) ・正転側回生状態トルクリミット(L7-03)※ベクトル制御のみ ・逆転側回生状態トルクリミット(L7-04)※ベクトル制御のみ ・過電圧抑制機能(L3-11) など
インバータにはDCリアクトル取り付け用の端子+1、+2 が装備されているものがあり、短絡片で短絡されています。 DC電源に接続する場合、この端子の短絡片は外さなければなりませんか。
1000シリーズ(A1000,V1000,J1000), 7シリーズ(G7,F7,V7等)、及びそれら以前の機種では特に外す必要はありません。 ※GA700, GA500, CR700においては短絡片を取り外す必要があります。
インバータの出力側にトランスを設置してもいいですか?
できません。インバータ出力はDCをスイッチングしているため、トランスが焼損する可能性があります。
周波数計はどの端子に接続すればよいですか?
FM-AC間に接続してください。周波数計は3V 1mAフルスケールのものを準備しています。
冷却フィン外出し取り付けはできますか?
できます。オプションでアタッチメントを準備しています。
インバータを横向きに(もしくは寝かせて)取り付けてもよいですか?
インバータを横向きに(もしくは寝かせて)取り付けてご使用いただくことはできません。インバータより発生する発熱を背部ヒートシンクより放熱しているため、冷却効果が下がり、規定の仕様を満足することができません。また、コンタクタやコンデンサの寿命が短くなります。縦方向に取り付けてご使用ください。
GA700, GA500, CR700は短絡片を取り外してください。 ※1000シリーズ(A1000,V1000,J1000), 7シリーズ(G7,F7,V7等)、及びそれら以前の機種では特に外す必要はありません。
インバータからモータへの配線で、トロリー/パンタグラフ経由で給電しても問題ないでしょうか。
運転中に二次側出力が開閉することがあり、その際サージが発生し、インバータの誤動作や故障の原因となるため推奨しておりません。
モータの回転方向が指令と異なる。
以下の可能性が考えられます。 1インバータの制御回路端子(正転・逆転)と制御盤側の正転・逆転信号の接続が正しくない。 2インバータのUVW出力とモータの接続が正しくない。
インバータとモータの間にコンタクタ(MC)を接続してもよいか?
安全回路等によりコンタクタを設置されることはあるため、問題ありません。ただし、インバータ運転中にコンタクタを開閉しないようにインターロックをとってください。インバータ運転中にモータを接続すると、モータは直入れ起動状態となり、インバータに過電流が流れ、その結果過電流異常が発生します。また、運転中にモータを切り離すと、その時のサージにより誤動作し、過電流や過電圧異常になることがあります。 なお、コンタクタの接点の接触不良による欠相運転を防止する為に、欠相検出機能が有るインバータは、これを有効にされることをお勧めします。 繊維用途のように、大容量インバータに複数の小容量モータを接続/切り離しする場合は、別途ご照会ください。
信号線が長い場合の注意点は?
信号線はシールド線を使い、外部アナログ周波数指令についてはツイストペアシールド線を使い、電流信号で入力することを推奨します。
モータケーブルが長い場合(100m以上)の注意点は?
インバータとモータの配線距離が長い場合は、ケーブルの電圧降下によりモータのトルクが低下しますので、十分太い電線で配線してください。またV/F特性の調整が必要になる場合があります。なお、配線距離によって次の通りキャリア周波数を低減してください。 50mまで:10kHz以下 100mまで: 5kHz以下
インバータの二次側出力に、開閉器(配線用遮断器MCCBやマグネットコンタクタMCなど)を設置しても問題はありませんか?
二次側出力に開閉器を設置した場合、インバータが出力中に開閉器がON/OFFすると、サージが発生しインバータの誤動作や故障の原因となります。 インバータの出力がない状態であれば問題はありませんが、基本的にはインバータの二次側出力に開閉器の設置は推奨しません。 また、点検などでモータを切り離したい場合は、断路器を設置してください。
インバータの出力側に設置するノイズフィルタ(LF形)のアースはどこに接続すればいいですか?
出力側のノイズフィルタ(LF形)に専用のアース端子はありませんがフィルタ本体の取付けネジをアース端子として使用します。制御盤自体がアースと接続されている場合、ノイズフィルタをネジで取り付けることでアースを取っている状態となります。 1000シリーズ以降のカタログには 「取付ネジをアース端子として代用してください。」との表記があります。
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