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A.100が発生しました。原因を教えてください。

A.100は過電流検出アラームです。 パワートランジスタに過電流が流れた、またはヒートシンクの過熱が考えられます。 対象方法は、下表を参照ください。   原因 確認方法 対処方法 主回路ケーブルを誤配線した,または接触不良 ケーブルのUVWの相間,UVWと接地間がショートしていないかを確認する。 ケーブルショートの可能性あり。ケーブルを交換する。 主回路ケーブル内部がショート,あるいは地絡した 配線が正しいか確認する。 配線を修正する。 サーボモータ内部がショート,あるいは地絡した モータ端子のUVWの相間,UVWと接地間がショートしていないかを確認する。 サーボモータ故障の可能性あり。サーボモータを交換する。 サーボパック内部のショート,あるいは地絡した サーボパックのサーボモータ接続端子のUVWの相間,UVWと接地間がショートしていないかを確認する。 サーボパック故障の可能性あり。サーボパックを交換する。 回生抵抗を誤配線した,または接触不良 配線が正しいか確認する。 配線を修正する。 ダイナミックブレーキ(DB,サーボパックによる非常停止)の使用頻度が多い,またはDB過負荷アラームが発生している DB抵抗消費電力でDBの使用頻度を確認する。またはアラーム表示でDB過負荷アラーム(A.730またはA.731)が発生していないかを確認する。 DBの使用頻度を下げるように,サーボパックの選定や運転方法,機構を変更する。 回生処理能力がオーバーした SigmaWin+の動作モニタ画面の[回生負荷率]で回生抵抗の使用頻度を確認する。 運転条件と負荷を再検討する。 サーボパックの回生抵抗値が小さ過ぎる SigmaWin+の動作モニタ画面の[回生負荷率]で回生抵抗の使用頻度を確認する。 サーボパックの最小許容抵抗値以上の回生抵抗値に変更する。 サーボモータが停止中または低速時に高負荷がかかった サーボドライバの仕様範囲外の運転条件ではないか確認する。 サーボモータにかかる負荷を軽減する。また,運転速度が高い条件で運転する。 ノイズによる誤動作 配線,設置などのノイズ環境を改善して,効果があるかを確認する。 FGの配線を正しく行うなどのノイズ対策を実施する。また,FGの線種サイズをサーボパック主回路電線サイズに合わせる。 サーボパックの故障 - サーボパックの電源を再投入する。それでもアラームが発生する場合,サーボパック故障の可能性あり。サーボパックを交換する。

アラーム番号 A.101 モータ過電流検出の解除方法を教えてください。

対象機種:Σ-7(MECHATROLINK-III) モータ過電流検出(モータに許容電流以上の電流が流れた)が発生しています。対象方法は、下表を参照ください。  原因 確認方法 対処方法 主回路ケーブルを誤配線した,または接触不良 配線が正しいか確認する。 配線を修正する。 主回路ケーブル内部がショート,あるいは地絡した ケーブルのUVWの相間,UVWと接地間がショートしていないかを確認する。 ケーブルショートの可能性あり。ケーブルを交換する。 サーボモータ内部がショート,あるいは地絡した モータ端子のUVWの相間,UVWと接地間がショートしていないかを確認する。 サーボモータ故障の可能性あり。サーボモータを交換する。 サーボパック内部のショート,あるいは地絡した サーボパックのサーボモータ接続端子のUVWの相間,UVWと接地間がショートしていないかを確認する。 サーボパック故障の可能性あり。サーボパックを交換する。 サーボモータが停止中または低速時に高負荷がかかった サーボドライバの仕様範囲外の運転条件ではないか確認する。 サーボモータにかかる負荷を軽減する。また,運転速度が高い条件で運転する。 ノイズによる誤動作 配線,設置などのノイズ環境を改善して,効果があるかを確認する。 FGの配線を正しく行うなどのノイズ対策を実施する。また,FGの線種サイズをサーボパック主回路電線サイズに合わせる。 サーボパックの故障 - サーボパックの電源を再投入する。それでもアラームが発生する場合,サーボパック故障の可能性あり。サーボパックを交換する。

A.300が発生しました。 原因を教えてください。

A.300は回生異常です。対処方法は、下表を参照ください。   原因 確認方法 対処方法 -3R8A, -5R5A, -7R6A, -120A, -180A, -200A, -330Aで,内蔵している回生抵抗を使用する場合に,回生抵抗器接続端子のB2-B3間のジャンパが外れている 電源端子のジャンパ配線を確認する。*4 ジャンパを正しく配線する。 外付け回生抵抗器または回生抵抗ユニットを使用する場合に,配線が不良か,外れている,あるいは断線している 外付け回生抵抗器または回生抵抗ユニットの配線を確認する。*4 外付け回生抵抗器または回生抵抗ユニットを正しく配線する。 -R70A, -R90A, -1R6A, -2R8A, -R70F, -R90F, -2R1F, -2R8Fで,回生抵抗容量(Pn600)に「0」以外を設定し,回生抵抗器を外付けしていない 外付け回生抵抗器の接続とPn600の値を確認する。 外付け回生抵抗器を接続する,または回生抵抗器が不要の場合はPn600(回生抵抗容量)に「0」(設定単位:10 W)を設定する。 -470A, -550A, -590A, -780Aで,回生抵抗器を外付けしていない 外付け回生抵抗器または回生抵抗ユニットの接続とPn600の値を確認する。 外付け回生抵抗器を接続し,Pn600に適切な値を設定する,または,回生抵抗ユニットを接続し,Pn600に0を設定する。 サーボパックの故障 - 主回路電源を投入せずに,サーボパックの制御電源を再投入する。それでもアラームとなる場合,サーボパック故障の可能性あり。サーボパックを交換する。

A.320が発生しました。 原因を教えてください。

A.320は回生過負荷です。回生エネルギーを処理できないときに発生します。 Un00Aで回生負荷率をモニタして100%を超えていないか確認してください。 対処方法は、下表を参照ください。   原因 確認方法 対処方法 電源電圧が仕様範囲よりも高い 電源電圧を測定する。 電源電圧を仕様範囲内に設定する。 外付け回生抵抗値,あるいは回生抵抗容量が不足,または連続回生状態となった 運転条件もしくは容量の確認(容量選定ソフトSigmaJunmaSize+など)を再度実施する。 回生抵抗値,回生抵抗容量を変更する。運転条件の見直し(容量選定ソフトSigmaJunmaSize+など)を再度実施する。 継続的にマイナス負荷がかかり,連続回生状態となった 運転中のサーボモータへの負荷を確認する。 サーボ,機械,運転条件を含めたシステムを再検討する。 外付けの回生抵抗容量より,Pn600(回生抵抗容量)に設定した容量が小さい 回生抵抗器の接続とPn600の値を確認する。 Pn600の設定値を正しくする。 外付けの回生抵抗値より,Pn603(回生抵抗値)に設定した値が小さい 回生抵抗器の接続とPn603の値を確認する。 Pn603の設定値を正しくする。 外付け回生抵抗値が大きい 回生抵抗値が正しいかどうかを確認する。 適正な抵抗値,容量に変更する。 サーボパックの故障 SigmaWin+の動作モニタ画面の[回生負荷率]で回生抵抗の使用頻度を確認する。 サーボパック故障の可能性あり。サーボパックを交換する。

アラーム番号 A.400 過電圧の解除方法を教えてください。

対象機種:Σ-7(MECHATROLINK-III) 過電圧(サーボパック内部の主回路電源部で過電圧を検出)が発生しています。対象方法は、下表を参照ください。  原因 確認方法 対処方法 電源電圧が仕様範囲よりも高い 電源電圧を測定する。 AC/DC電源電圧を製品仕様の範囲にする。 電源が不安定な状態,あるいは雷などの影響があった 電源電圧を測定する。 電源状態を改善し,サージアブソーバなどを設置してからサーボパックの電源を再投入する。それでもアラームとなる場合,サーボパック故障の可能性あり。サーボパックを交換する。 AC電源電圧が仕様範囲より高いときに加減速を行った 電源電圧と運転中の速度,トルクを確認する。 AC電源電圧を製品仕様の範囲にする。 外付け回生抵抗値が運転条件に比べて大きい 運転条件と回生抵抗値を確認する。 運転条件と負荷を考慮して,回生抵抗値を再検討する。 許容慣性モーメント比または質量比以上で運転している 慣性モーメント比または質量比が許容範囲以内であることを確認する。 減速時間を長くするか,負荷を小さくする。 サーボパックの故障 - 主回路電源を投入せずに,サーボパックの制御電源を再投入する。それでもアラームとなる場合,サーボパック故障の可能性あり。サーボパックを交換する。

A.710が発生しました。原因を教えてください。

A.710は過負荷(瞬時最大)アラームです。 おおよそ(定格トルク+瞬時最大トルク)/2を超えた累積負荷率の状態が続いた場合に発生します。 実際の運転パターンが定格を超えていないかを累積負荷率で確認してください。 機械的にロックしていないか、(保持ブレーキ付きサーボモータの場合)保持ブレーキが開放しているかなどをご確認ください。 下表も参照ください。   原因 確認方法 対処方法 モータ配線,エンコーダ配線の配線不良あるいは接続不良 配線を確認する。 モータ配線,エンコーダ配線に問題がないか確認する。 過負荷保護特性を超えた運転 モータの過負荷特性と運転指令を確認する。 負荷条件,運転条件を再検討する。またはモータ容量を再検討する。 機械的な要因でモータが駆動せず,運転時の負荷が過大となった 運転指令とモータ速度を確認する。 機械的要因を改善する。 リニアエンコーダのスケールピッチ(Pn282)の設定が異常 Pn282の設定値を確認する。 Pn282を適切な値に設定する。 モータ相順選択(Pn080 = n.ooXo)が異常 Pn080 = n.ooXoの設定値を確認する。 Pn080 = n.ooXoを適切に設定する。 サーボパックの故障 - サーボパック故障の可能性あり。サーボパックを交換する。

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