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装置のデータ活用を最適な規模でタイムリーに行う

ACサーボドライブΣ-Xシリーズは、装置や用途に応じた最適な機能を追加した「FT仕様」をラインアップしています。サーボパック内でセンシングデータの収集・一次解析に加え、モーション制御へのフィードバックも行うことができるサーボパック(FT56仕様)により装置の高付加価値化を実現します。


課題モーション制御へのフィードバックが、コントローラからの指令待ちでは遅すぎる

一般的に、装置で発生するデータは、コントローラやさらに上位のシステムに集められます。

装置で発生する接触などを検知し、停止・退避動作をさせる場合でもコントローラでデータ処理・モーションの指令をする必要がありますが、通信周期の影響を受けるため、指令の遅れにより意図しないダメージが発生する恐れがあります。通常、通信周期への影響としては、数msの遅れが考えられます。

コントローラの処理能力をアップさせるには、より高額なシステム導入が必要となり、費用対効果の面で課題があります。

 

01_コントローラからの指令待ちでは遅すぎる

 

ソリューションサーボパックでデータ収集・分析・自律的なモーション制御

ACサーボドライブΣ-ⅩのFT56仕様である「センシングデータカスタマイズ機能オプション(カスタムモーション機能付き)」であれば、サーボパック内で収集したデータ分析と、そのデータに基づくモーション制御を自律的に実行できます。

衝撃にデリケートなワーク・設備において、接触を検知次第、直ちに停止もしくは安全位置に退避させる動作をコントローラの指令を待つことなく実行できるため、接触発生による影響の最小化が可能です。

特に高速なデータ処理・モーション制御を必要とする軸に対してピンポイントに適用できるため、システム全体のコストを押し上げることなく、装置の付加価値を生み出すことができます。

 

02_サーボパックでデータ収集・分析・自律的なモーション制御

分類

業界

自動車・自動車部品、液晶製造、金属加工、搬送装置、射出・成形、半導体製造、電気・電子、食品

アプリケーション

金属加工、組立、仕分け・梱包、搬送、検査・検出、成形、レーザー加工

テーマ

小型化・軽量化、高精度化、生産性向上、信頼性向上、システム簡略化、データ活用

製品

サーボ

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