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ACサーボドライブΣ-Xシリーズは、自動調整(上位指令あり)の実行開始が複数軸同時に行えます。そのため、装置内に含まれる多数のサーボモータの調整を一度に実行でき、個別で行っていたチューニング作業の手間と時間を削減できます。
装置の中には上下左右に動かすための軸や加工を行うための軸など、複数のサーボモータが組み込まれている。このサーボモータの調整は軸ごとにチューニング画面を開き、それぞれ調整を行う必要があり、手間と時間がかかってしまう。
ACサーボドライブΣ-ⅩのエンジニアリングツールSigmaWin+では、自動調整(上位指令あり)の実行開始が複数軸同時にできます(最大16軸)。それぞれの軸に対して1画面でまとめて調整開始でき、これまで個別で行っていた調整の手間と時間を削減できます。また、パラメータの調整内容や整定時間、オーバーシュート量などのチューニング結果もモニタできます。
■チューニング設定画面
■チューニング実行画面
なお、ガントリ装置の場合は、左右の軸の調整値が異なるとき、応答性の違いで移動量にずれが発生します。このずれによって、A軸、B軸の負荷やX軸のメカ破損の恐れがあるため、運転中の調整は困難となり、手間と時間がかかっています。このようなガントリ機構に対しても、同時チューニングを行うことで効率的な調整が可能です。※開発中
業界 | 自動車・自動車部品、液晶製造、金属加工、搬送装置、射出・成形、半導体製造、電気・電子、食品、蓄電池 |
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アプリケーション | 金属加工、組立、仕分け・梱包、搬送、検査・検出、成形 |
テーマ | 高品質化、高精度化、高効率化 |
製品 | サーボ |
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