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安川電機の三相絶縁型パワーコンディショナ (以下、パワコン)「Enewell-SOL P2H (9.9 kW 200 V級 三相絶縁型)」で、太陽光発電システムを簡素化し設置コストを削減します。
太陽光発電用パワコン(50kW未満の低圧連系)を導入したいが、三相パワコンの使用を考えていたところ、絶縁トランス(変圧器)を設置するように求められた。コスト削減のためシンプルなシステムにしたい。
電力会社の電源系統へ接続するパワコンの種類は、「トランスレス方式」と「高周波トランス絶縁方式」があります。トランスレス方式のパワコンは、交流配線のうちS相が接地された交流電源と接続することを前提とした設計となっています。
一方、電力会社の低圧連系(50kW未満)の配電線は、電灯(単相3線式)と動力(三相3線式)を一組の柱上トランスで供給する灯動共用(低圧V結線)の電源となっています。
このように低圧連系の配電線はトランスレス方式のパワコンが前提とする交流電源とは異なるため、トランスレス方式のパワコンを低圧連系する場合には、絶縁トランスの設置が必要となります。
高周波トランス絶縁方式であるEnewell-SOL P2H (9.9 kW 200 V級 三相絶縁型)では低圧V結線の交流電源に直接接続することができるため、外部に絶縁トランスを設置することなく、低圧連系の配電線へそのまま接続することができます。トランスレス方式に比べてシステムが簡素化され、システム全体でのコストダウンになります。
また、トランスレス方式では接続が難しかった薄膜系太陽電池(フィルムタイプ)とも接続ができ、流通している太陽電池は種類を選ばず何でも対応できます。
業界 | 環境・エネルギー |
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アプリケーション | 太陽光発電 |
テーマ | 省エネ・創エネ |
製品 | 太陽光発電用パワーコンディショナ |
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