スマートフォンとインバータをBluetoothで接続し、離れた場所からインバータにアクセスできます。手の届かない場所にあるインバータの状態もスマホで確認でき、インバータの設定からメンテナンスまでをより簡単に効率よく行えます。
インバータにトラブルが発生しているようだが、機械の内部・上部にインバータを搭載しているため、エラーの詳細が分からず対策も打てない。トラブル解決に必要なパラメータ情報は紙やデータで保管する運用になっており、現場ですぐに確認ができず復旧に時間がかかっている。
スマホとインバータをBluetoothで接続することで、離れた場所にあるインバータのエラー原因や対策を確認することができます。
まず、安川インバータの盤面にはBluetooth内蔵キーパッド(オプション)を装着しておきます。そして、お使いのスマホには、インバータの様々な情報を閲覧できるアプリ「DriveWizard Mobile」をインストールします。これらのインバータとスマホをBluetoothで接続すると、スマホアプリでインバータの出力周波数や出力電圧などの状態モニタをリアルタイムに表示したり、パラメータ編集や運転操作を行ったりできるようになります。
離れた場所にあるインバータにトラブルが発生した場合でも、復旧に必要な情報が手元のスマホで閲覧できるため、復旧のタイムロスを減らすことができます。
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■さらに簡単に!クラウドでインバータの保守・管理を効率化
製品管理のクラウドサービス「YASKAWA Drive Cloud」を使用することで、インバータの保守・管理をさらに効率化できます。∗
∗ YASKAWA Drive Cloudのご利用には、e-メカサイトへの会員登録・ログインが必要です。
インバータを「YASKAWA Drive Cloud」上のお客様専用ページに登録すると、機械設備の情報やパラメータの設定値、メンテナンス情報などをクラウドにバックアップして管理できるようになります。
例えばパラメータ情報を紙媒体やPCデータで保管する運用の場合、紛失やデータ破損のリスクがあり、万が一インバータが故障した際、復旧に影響を及ぼすことがあります。「YASKAWA Drive Cloud」なら、クラウドから保存したパラメータをインバータに書き込むことができ、トラブル時もすばやく適切なパラメータ復旧が可能です。
また、企業アカウントを使用して複数のメンバーでインバータの情報を共有できるため、保守作業者と情報管理者が離れた場所にいる場合でも、現場で簡単にパラメータを保存・読み出すことができます。
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業界 | 自動車・自動車部品、液晶製造、金属加工、搬送装置、射出・成形、半導体製造、電気・電子、食品、医療・医薬、冷暖房空調設備、洗濯設備、冷凍・冷蔵設備、水処理、鉄鋼、蓄電池、建設・住宅 |
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アプリケーション | 金属加工、組立、仕分け・梱包、搬送、検査・検出、空調、ファン・ポンプ、コンプレッサ、洗濯機、成形、シーリング |
テーマ | 生産性向上、高効率化、データ活用、自動化 |
製品 | インバータ |
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