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分析や品質試験などの工程で手作業が多く残る医薬品開発・製造現場。バイオメディカル用途向けロボットを活用したシステムにより生菌数試験*1を自動化することで、検査の品質を向上させ作業者の負担を軽減。ヒューマンエラーを防止します。
*1 生菌数試験:飲料などでは出荷試験、医薬品では中間検査として、人体に直接入る製品の中に菌が含まれていないかを検査する試験工程
医薬品や飲料の品質管理に必要とされる生菌数検査は、多くの検体を扱う繰り返し作業のため作業者への負担が大きく、人手による作業では誤って人が持ち込んだ菌が検出されるリスクがある。
バイオメディカル用途向けロボットMOTOMAN-MH5BMを活用した生菌数試験システムにより、試験を自動化できます。
安川電機が開発した生菌数試験システムでは、異物の付着を防止し除菌性をアップした滑らかボディ構造のMOTOMAN-MH5BMが、人に起因するコンタミネーションを防ぎながら人の熟練技を完全再現し、高精度な自動化を実現します。
▼動画でロボットの実際の動きを見る▼
また、安川電機のソリューションコンセプト「i3-Mechatronics(アイキューブ メカトロニクス)」を構成するソフトウェアツール「YASKAWA Cockpit」を活用して、各工程での動作ログなどを正確に記録。医薬業界で要求されるデータインテグリティ*2の実現にも貢献しています。
*2 データインテグリティ:万が一イレギュラーな事態が発生した際に、その事象を完全に再現できるよう作業過程や結果を記録しておく「データ完全性の保証」
業界 | 食品、医療・医薬 |
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アプリケーション | 検査・検出 |
テーマ | 高精度化、生産性向上 |
製品 | ロボット |
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