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回答
CC-Link、DeviceNet、EtherNet/IP等の信号は外部入出力信号にしか割付けられませんので、これらの機能追加を行った後、外部入出力信号を CIOラダープログラムにより専用入出力信号や外部入出力信号に割付ける必要があります。 標準の CIOラダープログラムでは、外部入出力信号の先頭から 40点(外部入力信号:#20010 ~ #20057、外部出力信号:#30010 ~ #30057)について、I/O端子台にロボットの用途(アーク用途、電動ガン用途など)に応じた信号の割付けが行われています。 CC-Link等の機能追加を行った場合、標準の CIOラダープログラムでは機能追加を行った CC-Link等に I/O端子台に割付けた後の汎用入出力信号の割付けが行われています。この部分の割付けを変更したい場合は、CIOラダープログラムの変更を行ってください。 また I/O端子台に割付いている信号を機能追加を行った CC-Link等で使用するためには、CIOラダープログラムを変更する必要があります。 例として、I/O端子台の信号(入力:40点/出力:40点)を CC-Link基板の IO信号部分へ割付け変更する場合を説明します。 <概要> I/O端子台から入力する信号(外部入力信号:#20010 ~ #20057)をCC-Link(#20070 ~ #20117)へ割付け変更するI/O端子台へ出力する信号(外部出力信号:#30010 ~ #30057)をCC-Link(#30070 ~ #30117)へ割付け変更する <CIOラダープログラムの具体的な変更内容> ①CC-Linkへの割付け部分を削除する GSTR #20070(CC-Link基板からの信号入力)⇒ 出力先(GOUT)の行を含めて削除 同様に #20080 ~ #20110 に関する部分を削除 GOUT #30070(CC-Link基板への信号入力)⇒ 入力元(GSTR)の行を含めて削除 同様に #30080 ~ #30110 に関する部分を削除 ②I/O端子台に割付いた信号をCC-Linkへ割付け変更する STR #20010(I/O端子台からの入力)⇒ #20070(CC-Link基板からの入力)へ割付変更 同様に #20011 ~ #20057 の信号を #20071 ~ #20117 へ割付変更 OUT #30010(I/O端子台への出力)⇒ #30070(CC-Link基板への出力)へ割付変更 同様に #30011 ~ #30057 の信号を #30071 ~ #30117 の割付変更 |
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