安川電機のソリューション提案や展示会情報から、分かりやすい技術解説まで、最新情報をお届けします。
1月に東京ビッグサイトで開催された「第3回 スマート工場 EXPO」でのデモンストレーションや、当社ブースをご体感いただけるダイジェスト動画を展示会特設サイトに公開しました。
九州のロボット工場と展示会場をリアルタイムにつないで実演した“デジタルツイン”のデモ動画では、アーク溶接工程におけるデジタルデータソリューションを詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください!
動画を見る(展示会特設サイトへ)
スポット溶接用途ロボットに新型のMOTOMAN-SP130をラインアップしました。MOTOMAN-SP130は、可搬質量100kgのMOTOMAN-SP100と同等の本体サイズおよび動作速度を維持しながら、可搬質量UPを実現。高加圧対応の溶接ガンの搭載にも柔軟に対応可能です。高速動作や高密度配置を実現し、付加価値の高い生産ラインを構築します。
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1軸ポジショナ MOTOPOS-Tシリーズに新モデルとなる、搭載質量2000kgの「T2000F」と搭載質量5000kgの「T5000F」をラインアップしました。前モデルと比較して最大速度が向上し、アースユニットの許容電流も向上しました。
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いまさら聞けない、メカトロニクスやロボットの用語を解説します。いまさら聞けない、メカトロニクスやロボットの用語を解説します。第23回のテーマは「デジタルツイン」。
生産現場のIoT化によって集められたデータの活用法の一つとして、「デジタルツイン」が注目されています。
デジタルツインとは、現実空間(フィジカル空間)のデータを元に、現実空間の実機や環境をデジタル空間にリアルタイムで完全再現する概念のこと。連動した同じ空間が2つできることから、デジタルの双子=ツインと呼ばれます。
生産現場にデジタルツインを適用すると、生産状況や結果を遠隔地からリアルタイムでモニタリングする、デジタル空間でシミュレーションした最適なプログラムを現実空間に反映するといったことが可能になります。
そして、現実空間から収集したデータを元に、実機を動かすことなくデジタル空間で繰り返しシミュレーションを行えるため、動作・工程改善の効率化、故障の予測、調整作業の工数削減などに活用できると期待されているのです。
安川電機では、今年1月に開催された第3回 スマート工場EXPOにおいて、デジタルツインを活用したアーク溶接工程のスマート化ソリューションを実演しました。デモンストレーションの様子は是非動画でご覧ください。
デジタルツインの動画を見る
(展示会特設サイトへ)
CADデータ・マニュアルの公開、ツールのバージョンアップなど、e-メカサイトの更新情報をお知らせします。
■【ロボット】4件のCADデータ/外形図を更新しました。
・MOTOMAN-GP7、-GP8、-AR700、-AR900
編集後記 | 先月号に続きARが気になって色々調べています。個人的にヒットだったのが、IKEAのスマホアプリ「IKEA Place」。カメラで部屋の床を認識し、IKEA家具を3Dで配置できるというもので、店頭では分かりづらい商品の大きさの把握や配色の検討に便利でした。また外に目を向けてみると、コスメショップではタブレットに顔を写し、画面上で口紅などを試せるシステムが登場していますね(これも便利!)。ARは今、製造業でも普及しつつあり、産業分野のAR市場規模は2025年までに現在の3倍に拡大するとの見込みも。引き続き、動向をウォッチしたいと思います(森) |
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