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太陽光発電システムの高電圧化と発電機会損失の低減

発電システムのコスト削減や事業性向上の観点から、さらなる高電圧化の流れが加速する太陽光発電市場。安川電機のパワーコンディショナ (以下、パワコン) XGI1500 150kW は、高電圧かつ高出力により、高圧・特別高圧太陽光発電システムの高電圧化と発電機会損失の低減に貢献します。

課題高電圧化により発電ロスを低減したいが、パワコン故障時の発電機会損失が心配

高圧・特別高圧太陽光発電システムの導入を検討している。規模が大きくなることにより配線が長くなり、発電ロスが増大する。そのため、直流電圧を高電圧化(DC1500V)することで、配線による発電ロスを低減したい。
また、セントラル型パワコンの場合、故障でパワコンが停止すると、500kWや1MWなど大規模な発電停止となる。そのため、故障時のパワコン停止による発電機会損失を低減したい。

 

コンベヤ駆動ユニットの検査工程

 

ソリューション高出力パワコンXGI1500 150kWの導入で高電圧化と発電機会損失の低減を両立

高出力パワコンXGI1500 150kWを導入することで、発電ロスを低減しながら発電機会損失の低減も実現します。
DC1500Vの場合、DC1000Vパワコンに比べてストリング数(太陽電池の回路数)は約30%削減となり、配線による発電ロスも約50%削減となります。
XGI1500 150kW は、1500VDC級の分散型パワコンとしてトップクラスの出力容量を誇ります。そのため65kW出力容量のパワコンに比べて台数が2/3になり、リスクを分散しながら台数と設置スペースを削減できます。さらに、配線や接続箱など発電システムの初期導入費用の削減にもつながります。

また、故障した場合でも発電停止するのは150kWとなるため、500kWや1MW単位で停止するセントラル型パワコンと異なり、発電機会損失を低減することができます。
このように、XGI1500 150kWの導入により、高電圧化によるシステム費削減と発電ロスの低減 および 故障時の発電機会損失の低減を両立することができます。

 

高出力パワコンXGI1500 150kWの導入で高電圧化と発電機会損失の低減を両立

 

また、高出力、Wi-Fi内蔵、部品数の少ないシンプル設計などの特長により、各種費用の削減にも貢献します。

 

①施工費の削減
据付け、工事、パラメータ設定までを含めた関連施工費を削減します。まず、台数削減により設置時間と設置コストを抑えられます。また、パワコンにWi-Fi を内蔵しているため、スマートデバイスからブラウザ経由でパワコン 1台に接続し、アプリを使わずに設備内の全パワコンの設定、操作、モニタリングが可能です。1台で設定した内容を全台数に反映することができ、移動・設定時間の削減にもつながります。

 

施工費の削減

 

②メンテナンス費の削減
LCD、電解コンデンサ、ヒューズなどの有寿命部品を使用しないシンプルな設計により、メンテナンス費および故障リスクを削減できます。

 

メンテナンス費の削減

 

分類

業界

環境・エネルギー

アプリケーション

太陽光発電

テーマ

省エネ・創エネ

製品

太陽光発電用パワーコンディショナ

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