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内蔵アプリケーションでモーション制御を行い、センシングデータを解析して動作に反映できる機能を搭載したΣ-XSサーボパックFT54仕様を用いることで、サーボ単独で自律分散システムの構築を実現できます。
チャンバードアの開閉や圧着溶接の現場では、独自の加減速プロファイルや各種センサフィードバック制御など、より自由度の高いモーション制御が求められる。それらに対応するため、装置アプリケーションを変更すると都度設定が必要となり、周辺設備の変更に手間や時間がかかってしまうという課題がある。
装置アプリケーションの負荷を分散するためには、従来のサーボの機能と性能だけでなく、サーボ単独でモーション制御やセンシングデータの収集、解析を完結させ、かつカスタマイズ可能である必要がある。

Σ-XSサーボパックFT54仕様は、ユーザアプリケーションで自軸のモーション制御(位置決め、定速送り、補間制御、速度制御、トルク制御、原点設定)を行うことができます。さらに、Σ-LINKⅡで接続したセンシングデータをユーザアプリケーションで一次解析し、その結果をダイレクトに動きに変えることができるため、単独で構成する自律システムを実現します。
これにより、装置アプリケーションの変更を最小化し、周辺設備変更の工数削減や、装置アプリケーションの負荷分散による最適なシステムの実現が可能となります。
また、サーボパックで処理、解析したセンシングデータは、Ethernetで接続された上位装置で読み出すこともでき、Ethernet通信により、タッチパネルなど外部機器との連携も可能です。

| 業界 | 自動車・自動車部品、液晶製造、金属加工、搬送装置、射出・成形、半導体製造、電気・電子、食品 |
|---|---|
| アプリケーション | 金属加工、組立、仕分け・梱包 |
| テーマ | システム簡略化 |
| 製品 | サーボ |
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