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クレーン専用インバータの同期制御機能により、2台の巻上げ機で共吊り(相吊り)する際、傾き検出機器や補正に必要な制御機器を使わずに水平状態を保持します。
スラブリフタクレーン(鋼の塊を搬送するための吊り具)を既設のDCモータ1台で稼働しているが、 スラブ(鋼・鉄の塊)形状による傾きの微調整が難しい。傾き検出機器や補正に必要な制御機器などの外部機器を使用せずに、巻上げ時の水平状態を保持したい。
クレーン専用インバータCR700の同期制御機能により、スラブリフタクレーンのように2台の巻上げ機で共吊りする際に、水平状態を保持した昇降を実現します。
スラブリフタクレーンの構成を1軸から2軸の構成に変更し、それぞれのモータをCR700で制御します。共吊り時にインバータが左右位置の同期制御を行い、位置偏差をなくすことができます。これにより、傾き検出機器や補正に必要な制御機器なしでも、ミリ単位の高精度で左右偏差を抑えられます。
また、スラブ(鋼・鉄の塊)の形状に起因する傾き補正のための片側単独運転も可能です。
業界 | 搬送装置、鉄鋼 |
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アプリケーション | 搬送、鉄鋼プラントシステム |
テーマ | 小型化・軽量化、高精度化、信頼性向上 |
製品 | インバータ |
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