用途・事例一覧に戻る

負荷変動の影響を受けずに、大型の天井ファンを安定駆動

あらゆるモータ*を制御できる“EZベクトル制御”を搭載したインバータにより、HVLSファン(大型シーリングファン)が空気の流れの変化(負荷変動)による影響を受けても、トリップすることなく安定駆動を実現します。

*三相の交流モータ

課題高慣性の大型シーリングファンを、トリップを防いで安定駆動させたい

高慣性のHVLSファン*(大型シーリングファン)は、空気の流れの変化(負荷変動)を受けてトリップが発生することがある。トリップを防ぐため、PG付きの特殊な低速モータと専用インバータを使用しているが、コストや複雑な調整の工数が課題になっている。

*HVLSファン・・・High Volume Low Speed Fanの略称で、工場や倉庫、体育館など広い空間の天井に設置される大型シーリングファンのこと。ゆっくりと低速で回転させて空間全体に気流を生み出すことで、空調管理や換気に役立つ。

 

01_高慣性の大型シーリングファンを、トリップを防いで安定駆動させたい

 

ソリューション新制御方式搭載のインバータにより、負荷変動の影響を受けずにファンを安定駆動

新制御方式“EZベクトル制御”を搭載した安川インバータGA700を使用することで、空気の流れの変化による負荷の影響に対してスムーズに応答し、トリップすることなくファンを安定駆動します。“EZベクトル制御”とは、誘導モータ・同期モータを問わずあらゆるモータを制御できる制御方式です。それにより、コストのかかるPG付きモータや専用インバータを使用しなくても、PGなしモータと標準インバータ(GA700)で対応でき、コストダウンと信頼性向上に寄与します。

 

02_各種モータに対応可能

 

また、GA700は、すべての運転条件でモータ効率を自動的に向上する自動調整機能を搭載しています。基本設定さえ行えばオンラインで自動調整を行い、負荷状況によるモータ特性の変化にも常に対応。インバータの出力電圧を抑えモータ電流を小さくします。セットアップ時間の短縮と、最適な省エネを実現します。

 

03_GA700が自動調整

 

04_モータ効率の向上

 

分類

業界

冷暖房空調設備

アプリケーション

ファン・ポンプ

テーマ

省エネ・創エネ、信頼性向上、高効率化、環境負荷軽減

製品

インバータ

一覧に戻る

YoutubeYouTube 【安川電機】e-メカサイトチャンネル

PAGE TOP