製品・技術情報
サイト
あらゆるモータ*を制御できる“EZベクトル制御”を搭載したインバータにより、HVLSファン(大型シーリングファン)が空気の流れの変化(負荷変動)による影響を受けても、トリップすることなく安定駆動を実現します。
*三相の交流モータ
高慣性のHVLSファン*(大型シーリングファン)は、空気の流れの変化(負荷変動)を受けてトリップが発生することがある。トリップを防ぐため、PG付きの特殊な低速モータと専用インバータを使用しているが、コストや複雑な調整の工数が課題になっている。
*HVLSファン・・・High Volume Low Speed Fanの略称で、工場や倉庫、体育館など広い空間の天井に設置される大型シーリングファンのこと。ゆっくりと低速で回転させて空間全体に気流を生み出すことで、空調管理や換気に役立つ。
新制御方式“EZベクトル制御”を搭載した安川インバータGA700を使用することで、空気の流れの変化による負荷の影響に対してスムーズに応答し、トリップすることなくファンを安定駆動します。“EZベクトル制御”とは、誘導モータ・同期モータを問わずあらゆるモータを制御できる制御方式です。それにより、コストのかかるPG付きモータや専用インバータを使用しなくても、PGなしモータと標準インバータ(GA700)で対応でき、コストダウンと信頼性向上に寄与します。
また、GA700は、すべての運転条件でモータ効率を自動的に向上する自動調整機能を搭載しています。基本設定さえ行えばオンラインで自動調整を行い、負荷状況によるモータ特性の変化にも常に対応。インバータの出力電圧を抑えモータ電流を小さくします。セットアップ時間の短縮と、最適な省エネを実現します。
業界 | 冷暖房空調設備 |
---|---|
アプリケーション | ファン・ポンプ |
テーマ | 省エネ・創エネ、信頼性向上、高効率化、環境負荷軽減 |
製品 | インバータ |
Copyright(C)2001‐2025 YASKAWA ELECTRIC CORPORATION All Rights Reserved.