世界各地で普及している主要な産業用Ethernet通信において、複数のプロトコルに対応可能なオプションカードを使用することで、在庫の管理工数削減を実現できます。
装置メーカーで設計を担当している。インバータを搭載した装置には産業用Ethernetの通信オプションカードを装着しているが、エンドユーザーによって使用しているプロトコルが異なるため、複数種類の通信カードをそれぞれ購入し装着する必要がある。複数種類の通信オプションカードを管理する工数を削減できないだろうか。
複数の産業用Ethernet通信プロトコルに対応したオプションカードを使用することで、管理工数を削減できます。
安川インバータに対応した「マルチプロトコルEthernetオプションカード」は、既存のEthernet通信オプションカードのハードウェアを共通化し、ソフトウェアでプロトコルを切り替えられます。各通信プロトコルの切り替えは、基板上のディップスイッチで設定し、電源投入時のスイッチの状態で決定されます。
これにより、エンドユーザが使用しているプロトコルにかかわらず、1種類の通信オプションカードで対応が可能になります。
対象インバータの対象容量・ソフトについては、以下各プロトコル向けのテクニカルマニュアルをご参照ください。(会員サービス)
▸Modbus TCP/IPはこちら
▸EtherNet/IPはこちら
■対応産業用Ethernet通信プロトコル
対象の通信プロトコルは今後順次追加予定です。更新情報はこちらのマニュアルをご参照ください。(会員サービス)
既存製品型式 | 通信Protocol |
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SI-EM3 | Modbus TCP/IP |
SI-EN3 | EtherNet/IP |
業界 | 液晶製造、金属加工、搬送装置、射出・成形、半導体製造、電気・電子、食品、医療・医薬、冷暖房空調設備、冷凍・冷蔵設備 |
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アプリケーション | 金属加工、組立、仕分け・梱包、搬送、検査・検出、空調、ファン・ポンプ、コンプレッサ、洗濯機 |
テーマ | データ活用、高速化、自動化 |
製品 | インバータ |
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