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近年上水道施設では、職員の減少や技術者の高齢化、これに伴う運転ノウハウ・技術伝承の難しさが課題となっています。ビッグデータやAIを活用した安川電機の薬品注入量運転支援システムにより、浄水場の人手不足によるノウハウ継承などの不安を軽減し、安定した運転をサポートします。
安川オートメーション・ドライブ㈱でシステムのとりまとめを行っています。
上水道施設で浄水作業に従事している。浄水作業には、安全に飲める飲料水を提供するため、河川などからくみ上げた水(原水)に消毒するための薬品を注入する作業がある。しかし、薬品の注入量は、濁度・pH・アルカリ度などの水質データや機器の運転状況など様々なデータを基に決めるため、その決定に多くの労力がかかっている。
また、注入量の判断はベテラン運転員のノウハウと経験に頼るところも大きい。経験の少ない運転員でも安定した薬品注入作業ができないか。
「薬品注入量運転支援システム」は、IoTでデータを収集し、ベテラン運転員のノウハウ・経験を蓄積したビッグデータからAIを用いて薬品注入量の予測値を算出します。これにより、経験が少ない運転員でもリアルタイムで安定した薬品注入量を決定することができます。
また、特別な機器の設置が不要で、水質などのセンサーデータを取り込むだけで適用できるため、規模に関わらず既存の施設へ簡単に導入できることも特長です。導入前には、机上シミュレーションを実施し、予測精度を確認することもできるため、安心してお使いいただけます。
安川オートメーション・ドライブ㈱でシステムのとりまとめを行っています。
業界 | 水処理、社会システム |
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アプリケーション | 上下水道 |
テーマ | 高精度化、信頼性向上、高効率化、AI(人工知能)、予測・ガイダンス、データ活用、自動化 |
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