株式会社日出電機 ソーラーパーク牧ノ内発電所
XGI1500-150導入による
太陽光発電システムの新設コストダウン事例
株式会社日出電機は、太陽光発電システムの設置を行い、自社でも太陽光発電事業を行っています。
ソーラーパーク牧ノ内発電所の新設に際して、安川電機のパワーコンディショナXGI1500-150を導入いただき、新設費用のコストダウンに貢献した事例を紹介します。
高圧の太陽光発電システムを新設しようと計画していましたが、導入コストをできるだけ抑えたいという課題がありました。
また、太陽光発電は一般的に20年間の長期間運転となるため、故障時の発電機会への影響や導入後のアフターサービスといった信頼性も重要視していました。
直流1500V入力仕様のパワーコンディショナXGI1500-150を導入いただいたことで、システム費、施工費といった、太陽光発電システム新設の際のトータルコストを抑えることができました。
また、XGI1500-150はストリングタイプ(分散型)で、システム容量や構成、配置などを柔軟に決定できるため、施設の規模や状態に応じた最適な設置を実現しました。
さらに、システム構成や周辺機器の選定から導入後のアフターサービスまで、国内メーカである安川電機ならではの充実したサポートを行っています。
▼実際に設置されたXGI1500-150
システムのトータルコストを抑える
導入前
配線コストや配線工数等、新設時のコストを抑えたい。
導入の効果
▲実際の配線の構成
XGI1500-150はDC1500V級のため、例えばDC1000V級のパワコンに比べ、ストリング数(太陽光電池の回路数)を30%削減することができます。これにより配線数や接続箱数などが減り、発電システムの新設費用のコストを抑えることが可能です。(もっと詳しく:DC1500V級とDC1000級のストリング数の比較)
今回、DC1500V級のXGI1500-150を導入いただいたことで、パネルの直列数を多く、並列数は少なくすることができたため、パネルー接続箱間の配線数の削減につながりました。
また、直流の高電圧を活かし、接続箱―パワコン間の直流配線(2線)を長く、パワコン―キュービクル間の三相交流の配線は短くすることで、さらに配線コストを抑えています。
※太陽電池架台にパワコンを設置することで、設置スペースを小さくすることも可能です。
また、Wi-Fiでパワコン1台に接続し (ブラウザ経由) 、設備内全パワコンの設定、操作、モニタリングが可能なため、1台で設定した内容を全台数に反映することができ、作業者の移動時間や設定時間の削減にも貢献しています。
長期運転に備える
導入前
故障時の売電機会損失を小さく抑えたい。
導入の効果
XGI1500-150はストリングタイプ(分散型)のため、故障した場合でも発電停止するのは150kWです。セントラルタイプのパワコンは、機種により500kWや1MWといった大規模な単位で停止してしまいますが、今回XGI1500-150を導入いただいたことで、故障による発電機会損失のリスクに備えることができました。
導入前
リスクを分散しながら、パワコンの台数も抑えたい。
導入の効果
XGI1500-150はストリングタイプ(分散型)パワコンとしてトップクラスの出力容量を誇ります。そのため、例えば50kW出力容量のパワコンと比べると台数を3分の1まで抑えることが可能です。
今回の場合も、ストリングタイプパワコンでリスクを分散しながら、少ない台数で導入費用を抑えることができました。
また、セントラルタイプ(集合型)と比べてシステム容量や構成、配置を柔軟に決めることができます。
導入前
20年にわたる長期運転のため、導入後のアフターサービスの対応力も重視したい。
選んでいただくメリット
XGIシリーズは安川電機グループ内製のパワコンです。設備導入後も24時間コールセンタサービス、エンジニア派遣によるオンサイトサービスで、お客様の長期運転をサポートいたします。
また、アフターサービスのみならず、安心して太陽光発電システムを導入いただけるよう、システム設計や周辺機器の選定など、安川電機パートナー企業、代理店と連携したサポートも提供いたします。
今回ご紹介した製品に関するお問い合わせ、太陽光発電システムの導入・見直しなどのご相談は、
以下のフォームよりお気軽にお問い合わせください。
業界 | 環境・エネルギー |
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アプリケーション | 太陽光発電 |
テーマ | 省エネ・創エネ |
製品 | 太陽光発電用パワーコンディショナ |
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