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No. | FAQ-00530 |
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インバータ&PMモータ > インバータ > A1000 > 配線・取付 |
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回答
インバータの主回路に、ハードによる短絡電流保護回路を設けていて、これで短絡保護を行います。 A1000以前のインバータでは、IGBTの上下短絡保護回路がなく短絡保護をヒューズで行っていました。 インバータの入力ダイオードの破損などが発生した場合は、A1000でも以前のインバータでも、保護に関しては同じ条件ですが、UL/CE規格ではこの入力ダイオードの短絡試験を行います。 この場合、ブレーカーーは動作速度が遅いので、ブレーカーが動作する前にインバータ内のダイオードなどが破損した場合にインバータ周辺への二次災害が発生するおそれが出てきます。 従ってダイオードが破損する前に保護するのが電源側に設置するヒューズです。 今までは特に謳ってはいませんでしたが、それは、ダイオードの破損が発生する可能性が非常に小さいからです。しかしながら今回ヒューズを推奨した理由は、そのような可能性の低い事故が発生した場合でも、安全を期することを目的としてのことです。 なお、インバータの入力端子とブレーカー間に短絡が発生した場合は、ケーブルの熱的な強度からブレーカーで保護することが可能です。 |
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