原因 | 確認方法 | 対処方法 |
エンコーダ誤配線,接触不良 | エンコーダの配線を確認する。 | エンコーダ配線に問題がないか確認する。 |
エンコーダ用ケーブルの仕様が違い,ノイズが乗った | - | ケーブル仕様をツイストペアシールド線,またはツイストペア一括シールド線,心線0.12 mm2以上,錫メッキ軟銅より線とする。 |
エンコーダ用ケーブルの距離が長く,ノイズが乗った | - | 回転形サーボモータの場合:エンコーダケーブルの配線距離は最長50 mとする。 リニアサーボモータの場合:リニアエンコーダケーブルの配線距離は最長20 mとする。 |
モータ側同居機器(溶接機など)の影響でFGの電位が変動した | エンコーダ用ケーブルとコネクタの状態を確認する。 | 機器を接地し,エンコーダ側FGへの分流を阻止する。 |
エンコーダへの過大振動衝撃があった | 使用状況を確認する。 | 機械の振動を低減させる。サーボモータまたはリニアエンコーダを正しく取り付ける。 |
エンコーダの故障 | - | サーボパックの電源を再投入する。それでもアラームとなる場合,サーボモータまたはリニアエンコーダ故障の可能性あり。サーボモータまたはリニアエンコーダを交換する。 |
サーボパックの故障 | - | サーボパックの電源を再投入する。それでもアラームとなる場合,サーボパック故障の可能性あり。サーボパックを交換する。 |