よくあるご質問

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回答

A.C90はエンコーダ通信異常のアラームです。アラームリセットでは解消できません。アースの配線、モータケーブルとエンコーダケーブルは分離しているか、エンコーダケーブルの接触不良や断線などの確認が必要です。また、エンコーダケーブルは最長50mを仕様としているので、超える場合は動作保証外になります。
下表も参照ください。
※Σ-7(MECHATROLINK-Ⅲ)、Σ-X(MECHATROLINK-Ⅲ)の場合は予約パラメータ(Pn0D8)に出荷時設定から変更すると発生します。その場合はパラメータを初期化してください。
 
原因 確認方法 対処方法
エンコーダ用コネクタの接触不良 エンコーダ用コネクタの状態を確認する。 エンコーダ用コネクタのサーボパック側、サーボモータ側のコネクタを再挿入する。
エンコーダケーブルの誤配線、断線、短絡 エンコーダ用ケーブルをテスターチェックする エンコーダ用ケーブルの配線を正しい配線にする。
規定外のインピーダンスのケーブルを使用している - 規定の仕様のエンコーダ用ケーブルを使用する。
ノイズで誤動作した - エンコーダ周辺の配線を適正にする(エンコーダ用ケーブルとサーボモータ主回路ケーブルの分離、接地処理など)。
サーボパックの故障 - サーボモータを他のサーボパックに接続して制御電源を投入したときに、アラームとならなかった場合、サーボパック故障の可能性あり。サーボパックを交換する。
サーボモータの故障 - サーボモータを他のサーボパックに接続して制御電源を投入したときに、アラームになる場合、サーボモータ故障の可能性あり。サーボモータを交換する。

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