原因 |
確認方法 |
対処方法 |
主回路ケーブルを誤配線した,または接触不良 |
ケーブルのUVWの相間,UVWと接地間がショートしていないかを確認する。 |
ケーブルショートの可能性あり。ケーブルを交換する。 |
主回路ケーブル内部がショート,あるいは地絡した |
配線が正しいか確認する。 |
配線を修正する。 |
サーボモータ内部がショート,あるいは地絡した |
モータ端子のUVWの相間,UVWと接地間がショートしていないかを確認する。 |
サーボモータ故障の可能性あり。サーボモータを交換する。 |
サーボパック内部のショート,あるいは地絡した |
サーボパックのサーボモータ接続端子のUVWの相間,UVWと接地間がショートしていないかを確認する。 |
サーボパック故障の可能性あり。サーボパックを交換する。 |
回生抵抗を誤配線した,または接触不良 |
配線が正しいか確認する。 |
配線を修正する。 |
ダイナミックブレーキ(DB,サーボパックによる非常停止)の使用頻度が多い,またはDB過負荷アラームが発生している |
DB抵抗消費電力でDBの使用頻度を確認する。またはアラーム表示でDB過負荷アラーム(A.730またはA.731)が発生していないかを確認する。 |
DBの使用頻度を下げるように,サーボパックの選定や運転方法,機構を変更する。 |
回生処理能力がオーバーした |
SigmaWin+の動作モニタ画面の[回生負荷率]で回生抵抗の使用頻度を確認する。 |
運転条件と負荷を再検討する。 |
サーボパックの回生抵抗値が小さ過ぎる |
SigmaWin+の動作モニタ画面の[回生負荷率]で回生抵抗の使用頻度を確認する。 |
サーボパックの最小許容抵抗値以上の回生抵抗値に変更する。 |
サーボモータが停止中または低速時に高負荷がかかった |
サーボドライバの仕様範囲外の運転条件ではないか確認する。 |
サーボモータにかかる負荷を軽減する。また,運転速度が高い条件で運転する。 |
ノイズによる誤動作 |
配線,設置などのノイズ環境を改善して,効果があるかを確認する。 |
FGの配線を正しく行うなどのノイズ対策を実施する。また,FGの線種サイズをサーボパック主回路電線サイズに合わせる。 |
サーボパックの故障 |
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サーボパックの電源を再投入する。それでもアラームが発生する場合,サーボパック故障の可能性あり。サーボパックを交換する。 |