コストをかけずにインバータひとつで予知保全を実現!

簡単に、かつコストをかけずに故障予知を始めるにはどうすればよいか。
その方法のひとつとして注目したいのが、安川電機の汎用インバータを使った方法です。

安川インバータはモータを駆動するだけでなく、
機械の状態(データ)をリアルタイムで抽出(センサ機能)しています。
そのデータ活用による“故障予兆診断”や上位と“つなぐ”ことで、
予知保全を実現します。
様々な上位コントローラと接続可能

予知保全のためには外付け機器が必要と思いがちですが、
実は安川電機のインバータひとつで対応可能。
GA700、GA500、A1000、V1000、U1000の5機種の汎用インバータが対応しています。

GA700、GA500、A1000、V1000、U1000の5機種の汎用インバータ

インバータに関するお問い合わせはこちら

機械を止めずに診断できる インバータを使った故障予知の仕組み

例えばコンベヤを使っている工場で、コンベヤ稼動部、ギヤ、モータの劣化が進み、振動が発生しているとします。
このとき、モータのトルクが正常時のしきい値をオーバーすると、インバータがそれを検知してアラームを出す仕組みです。

アラームがなければ、機械が故障し停止するまで気づけず、
生産性の低下に直結します。
インバータを活用すれば機械を動かしながら
異常の予兆を診断することができるのです。

また、ファンやポンプなどの流体では、フィルタが目詰まりするとモータの消費電力が変動します。
その正常時と異常時の電力レベルからインバータが異常を検知し、知らせてくれます。

ほかにもベルト駆動ではベルトなどの劣化、
昇降機・コンベヤなどではベルト・プーリの劣化などにも適用が可能。
振動ピックなどの高価なセンサを使わずとも、
インバータとモータがその代わりとなって機械の異常を診断してくれます。

高価なセンサを使わずとも、インバータとモータがその代わりとなって機械の異常を診断
本当に実現できるの?

様々なお客様の機械故障予兆診断を実証評価中!
機械の特性を把握しながら、様々なお客様と実証評価を出しています

お客様 対象装置 予兆対象
医療機器メーカー X線管装置 反射板駆動軸受け
洗車機メーカー 門型洗車機 台車駆動軸
真空ポンプメーカー 半導体製造真空ポンプ モータ軸受け
ポンプ内部クリアランス
冷凍機メーカー コンプレッサ モータ軸受け、回転軸
送風機メーカー トンネル掘削用ファン ファン羽、軸受け
エレベータメーカー エレベータ 昇降軸(地震後のレール変形)
業務用洗濯機メーカー 洗濯機 ドラム駆動軸、ベルト
タイヤメーカー 加硫排気ファン ファン故障、目詰まり
食品加工メーカー 食品搬送コンベヤ コンベヤ駆動軸
空港内搬送システムメーカー 空港内手荷物コンベヤ コンベヤ駆動軸
搬送機械メーカー 搬送システム コンベヤ、昇降機
搬送機械メーカー 搬送コンベヤ コンベヤ駆動軸
自動車メーカー 塗装ライン車両搬送 コンベヤ駆動軸
ネット通販会社 ローラコンベヤ コンベヤ駆動軸
適用事例:物流会社様の場合

用途

ローラコンベヤ エンドユーザー:物流会社

お客様の課題

予知保全に使用する機器費用を減らしたい

背景

連続稼働のコンベヤが停止すると荷物発送納期に影響がでる。壊れる前に交換ができるよう振動ピックを接続し予知保全を図っているが、多大な費用がかかるためコスト削減を図りたい

安川インバータで劣化部品(ベルト傷、ローラベアリング劣化)駆動時に正常時と異なる“いつもと違う”データを収集異常状態を検知することが可能に。
約1000万費用のコスト削減(振動ピック費用)
ぜひお問い合わせください。
お問い合わせ

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