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高温多湿の環境で高電圧が印加されることにより、太陽電池モジュール回路内に漏れ電流が発生し、太陽電池の出力が落ちる現象。太陽光先進国の欧州の調査機関の試験結果に基づくと50%から最大90%の出力低下が確認されている。
出所:ケミトックス提供資料を基に作成
塩分の影響や高電圧によって、本来電流が流れるべきでないフレーム、セル間で漏れ電流が発生。セルの損傷を引き起こし、大幅な出力低下につながってしまう。
発生しやすい条件:
Enewell-SOL P2HはPID現象の抑制に有効とされる「P/N極接地」に対応した機能を機器内部に標準搭載太陽電池の接地方法(P/N極)に応じて、パワコン内のコネクタを差し替えることで、パワコンの筐体アースから接地が可能です。
PID現象の主要因とされるフレーム・パネル(セル)の電位差を抑え、PID現象による出力低下を抑制します。
コネクタをP/N極に差し替えた時点で、パワコンの地絡検出回路が有効化され、直流地絡検出時のパワコン停止が可能となり、安全性が保たれます。
図:パワコン内部の直流地絡検出部
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