歩行障がい者を対象とした「足首アシスト装置」の販売開始

新製品情報
2016/06/02

 株式会社安川電機(代表取締役社長 小笠原 浩)は、長期経営計画「2025年ビジョン」に掲げるヒューマトロニクスの事業領域確立に向けて医療・福祉分野での製品開発を進めており、2016年6月より歩行障害を持つ方の支援を行う足首アシスト装置を販売開始します。

 

 日本では脳卒中の患者数は2020年頃に最大となり、287万5千人に達すると予想されています。多くの患者には片麻痺等の歩行障害が残り、それによる日常生活動作(ADL:Activities of Daily Living)の低下を招きます。特に歩行時の足首の底屈・背屈が十分にできない場合には転倒の危険性が高くなるため、従来のリハビリテーションでは安全性を重視して、つま先が引っ掛らない角度に足首を固定した装具を装着して歩行練習を行っていました。

 

 このたび販売を開始する足首アシスト装置は、足圧センサの情報を基に、歩行に求められる足首の底屈・背屈の動きをモータで補助することで、歩行練習を安全かつ長時間、反復して行うことができます。腹部には軽量なコントローラ、足部には軽量なモータ付装具を装着し、コントローラによるモータ制御により、軽い足の振り出しを可能にします。なお、このたびの販売は、足首アシスト装置のさらなる改良のための実証実験にご協力いただける施設を対象にした販売となります。

 

 また、本装置は、2016年6月9日から11日まで国立京都国際会館/グランドプリンスホテル京都で開催される第53回日本リハビリテーション医学会学術集会への出展を予定しています。

足首アシスト装置

1.足首アシスト装置概要

・使用対象者:足関節運動機能障害、それによる歩行障害を持つ方

・装置の目的:歩行時の底屈背屈動作のアシストを行うことで、より自然な歩行ができるよう支援します。

 ※本装置は福祉機器です。


2.装置の特長

・足圧センサの情報をもとに歩行の状態(立脚と遊脚)を判断し、歩行時の足関節の底屈・背屈の動きをアシストします。

・対象者の歩行状態に合わせて、足関節の底背屈角度やタイミングなどを調整できます。

・装置とコントローラ共に約1kgと軽量で、装着も容易です。

3.販売計画

2016年6月1日(水)

 ※施設を対象とした実証実験モデルとして販売します。

 (注)納品開始は、2017年2月からを予定しています。

 

【お問い合わせ先】

株式会社安川電機

マーケティング本部 新規市場開発部

三次産業市場開発課 課長 奥田将光

TEL 03-5402-4663  FAX 03-5402-4554