ウィザード選定/温度分布表示

温度分布表示(リニア形の場合のみ)

リニアモータの可動子とヒートシンクの温度を計算します。
可動子には SGLGW形 / SGLFW形 / SGLTW形 があり、形状、特性がそれぞれ異なります。

【操作手順】

  1. ヒートシンクを取り付けるかどうかを決めます。
    • 取り付ける場合
      1. [ヒートシンク温度算出]ボタンを押した状態にします(ボタンが白くなります)。
      2. ヒートシンク寸法と材質、周囲温度を入力します。
    • 取り付けない場合
      1. [ヒートシンク温度算出]ボタンを押さない状態にします。
      2. 周囲温度を入力します。
  2. [計算]ボタンを押します。
    巻線温度上昇、巻線温度と各部の温度が表示されます。
    ヒートシンクの材質が鉄の場合は、アルミで計算された値の約1.5倍の温度上昇を想定してください。
  3. [閉じる] を押して、モータ選択に戻ります。


【画面構成】

SGLGW形可動子



温度分布表示画面(SGLGW形 可動子)

  1. 可動子図
    次の計算結果が表示されます。

    • ヒートシンク:上面(端)
    • ヒートシンク:上面(中央)
    • 可動子ベース(端)
    • 可動子ベース(前面)
    • モールド樹脂:表面
    • 可動子ベース(中央)

  2. ヒートシンク温度算出ボタン
    ヒートシンクに関する表示項目(図、寸法入力)の切り換えを行います。
    初めは有効になっています。

  3. データ入出力欄
    入力 ヒートシンク寸法
    [ヒートシンク温度算出] が無効な場合は入力できません。
    長さ
    高さ
    材質
    コンボボックスから選択します。
    周囲温度
    出力 巻線温度上昇
    巻線温度

    なお、各入力項目の最大入力桁数は12桁(符号、小数点等含)です。

           入力可   :1.0,-1.0,1.2345678912,-1.234567891,1.0e+100  等
           入力不可:1.00000000000,-1000000000,1.23456789123,1.000000e+001  等

  4. 計算ボタン
    温度分布が計算されます。
    計算が完了すると、結果を出力欄と可動子図の各出力欄に表示されます。

  5. 閉じるボタン
    モータ選択に戻ります。


SGLFW形可動子



温度分布表示(SGLFW形可動子)

  1. 可動子図
    次の計算結果が表示されます。

    • ヒートシンク:上面(端)
    • ヒートシンク:上面(中央)
    • コア:取付面
    • モールド樹脂:前面
    • コア:底面
    • モールド樹脂:側面


SGLTW形可動子



温度分布表示(SGLTW形可動子)

  1. 可動子図
    次の計算結果が表示されます。

    • ヒートシンク:上面(端)
    • ヒートシンク:上面(中央)
    • 可動子ベース:上面(中央)
    • モールド樹脂:前面
    • モールド樹脂:底面
    • コア:側面


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