■第14話 「MECHATROLINK-IIIの特長について」 |
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竹芝さん |
ふ~ぅ、 さて、次の予定は・・
あ、豆大福先生 お久しぶりです。 |
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豆大福先生 |
もうチャイムは鳴ったのに、帰らないのかい?色々と忙しそうだね? |
竹芝さん |
はい、MECHATROLINK-III対応製品がリリースされたので勉強しているんです。
お客様の期待も大きいようで、たくさんお問い合わせを頂いているのですが、以前教えていただいた、MECHATROLINKの省配線メリットに加えて何が特長になるのか、よく理解できていなくて・・ |
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豆大福先生 |
ネットワークはこれからもシステムにとって特に重要なポイントだからね。
よし、私が説明してあげようかな。 |
竹芝さん |
わぁ~い。 いつもありがとうございます。 |
豆大福先生 |
まず、MECHATROLINK-IIIの最大の特長が業界最高クラスの高速性だね。MECHATROLINK-IIIは、物理層にEthernetを採用し、それによって伝送速度が従来比10倍の100Mbpsに拡張され、伝送周期も最小125μs(従来0.5ms)という驚異的な性能をもっているのだよ。 |
竹芝さん |
msからついにμs単位の領域になったのですね.、、それはすごい! |
豆大福先生 |
うん、位置決め完了信号を確認して、次の位置決めを行なうよな高頻度位置決め用途では、特に有効なソリューションの一つだね。 |
竹芝さん |
なるほど。 ほかにもお客様のお役にたてる特長はありますか? |
豆大福先生 |
従来に比べて、MECHATROLINKケーブル配線の自由度がさらに向上しているんだ。 |
竹芝さん |
配線自由度? 前回、ネットワークで制御盤の中が美しくなるという・・ |
豆大福先生 |
そうそう、従来MECHATROLINK-IIでは、サーボアンプとサーボアンプ間の 最小配線長が50cmだったのが、MECHATROLINK-IIIでは、20cmケーブルの 使用が可能になったんだ。ほらサーボアンプを並べてもすっきりした配線になっているだろう? |
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竹芝さん |
本当だぁ~。 パルス接続からネットワーク接続で制御盤を美しく!
MECHATROLINK-IIIで、さらに美しく!ですね。
そうそうMECHATROLINKは光ケーブルではないようだけど?ってよく聞かれるのですが、 |
豆大福先生 |
最近は、耐ノイズ性から光ケーブルを使用しているネットワークが多いようだからね。ただ、光ケーブルの場合、ケーブルを曲げられないという制約から、実際に配線してみると、取り回しがとても大変・・という課題があるんだ。 |
竹芝さん |
配線に制約があるというのは、実作業を考えると、ちょっと面倒ですね。
それで、MECHATROLINKは従来から、メタル(金属)ケーブルを採用しているんですね。でも、耐ノイズ性は・・? |
豆大福先生 |
もちろん、MECHATROLINK-IIIもノイズ試験などの耐環境仕様を踏まえた、厳しい試験をパスしているネットワークだから、安心していいよ。
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竹芝さん |
なるほど。 MECHATROLINK-IIIは、驚異の性能を持った、現場にも易しいネットワークという訳ですね。 |
豆大福先生 |
ははは~ うまいことを言うね。 でもそういうことだね。 |
竹芝さん |
これからは、自信を持ってMECHATROLINK-IIIをお客様にお勧めできそうです。ありがとうございました! |
豆大福先生 |
うん。 次の予定というのは、これで片づきそうかい? 早く終わらせておかえり。 |
竹芝さん |
えへへ、次の予定は、彼へのチョコを・・
あっ、先生にもちゃんと義理大福を買ってきますからね。では、お先に失礼しまーす! |
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豆大福先生 |
ぎ? 義理大福・・・ やれやれ。 そりゃぁ チョコよりやっぱり大福だけどね(笑)
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