2008年03月05日号

インバータ工場見学「ドライブセンタ」のご紹介

 安川電機ドライブセンタ(写真)は行橋事業所(福岡県)にあります。
以前の名称はインバータ工場でしたが、グローバル市場では「ドライブ」という呼び方が一般的であるため「ドライブ」という名称を採用しました。ちなみに、新シリーズ「V1000」からは英語の表記が「Inverter」ではなく「AC Drive」になっています。
そして、ドライブセンタは米・欧・中に展開する海外生産拠点のマザー工場として機能しています。

 

新工場内部レポート


 昨年8月に建ったばかりの建物はとても綺麗で明るく、堂々としています。中に入るとすぐに、靴箱ロッカーが並びます。ドライブセンターは全館土足厳禁になっているため、ここでスリッパに履き替えます。
1階は工場、2階は受付、ショールームや商談スペース、会議室、コールセンタ、事務所で構成されています。2階のショールームには累積出荷台数1000万台を記念して作られたゴールドのV1000が展示されています。

 

ドライブセンタ1F 1階の工場に入るには、帽子を被り、入口の所にある静電気チェッカーに乗ります。そして工場入口のドアが開くと同時に中から風が吹いてきました。工場内部に圧力をかけて空気を中から外へ流れるようにして塵や埃の侵入を防いでいるそうです。
工場内には整然と部品が並び、各工程ごとに組み立てが行われているます。しばらく歩くと通路の向こうから無人の運搬車がメロディを奏でながらやってきました。ある場所に来たらぴたりと止まり、荷物を載せてまた動き出しました。
この工場では、自動化されたロボット組み立てラインや手順書を電子ディスプレイ化した作業指示書など先駆的な試みがなされています。
 
インバータワールドNO1


 インバータはもともと省エネや環境に配慮したモータの制御商品ですので、これから注目される地球環境問題にも大変重要な役割を果たしていくものと考えられています。そして昨年V1000はヨーロッパで「最も技術革新された製品」として"New Product Award of Editor's Choice"賞を受賞するなど安川インバータは世界でも認められています。


ロボットによる自動組み立てライン
ドライブセンタの最大の特徴は当社のモートマンを使用してのインバータ製品の組み立てです。
ロボットを使うことで人的なミスがなくなり、インバータ製品の品質向上が図られています。
■特徴
当社の産業用ロボットにより各要素作業を機械化したセルモジュールを連携し、当社のモーションコントローラ、サーボ、インバータを活用した自動生産ラインです。
■安川インバータおすすめ製品

安川インバータV1000
安川インバータJ1000

 

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e-メカサイト ショールームのご紹介
 
e-メカサイトのショールームには「バーチャルショールーム」「バーチャル展示会」「ソリューションセンタショールーム」といった3つのコンテンツがあります。
安川電機がご提供するコンポーネントやメカトロシステムを、文字や写真だけでなく、動画やアニメーションなどを使ってご紹介する、仮想の展示空間です。

インバータバーチャルショールーム

 

●バーチャルショールーム「インバータ」
バーチャルショールーム「インバータ」はこちら

インバータが実際どのように活用されているのかデモ機を使った動画で分かり易くご紹介しています。

バーチャル展示会セミコンジャパン2007

 

●バーチャル展示会「セミコン・ジャパン2007」
http://www.e-mechatronics.com/showroom/semi_2007/index.htm

<インバータ>
・位置決め制御デモ機展示映像
・省エネデモ機展示映像

 

アクセス
 
■株式会社安川電機 ドライブセンタ  
ドライブセンタは行橋駅を降りて5分の所にあります。    
   
 

 

住所: 〒824-8511 福岡県行橋市西宮市2-13-1
電話: 0930-23-1401
交通: JR日豊本線 「行橋」下車徒歩5分

 

 

 

 

 

 

 

 


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