2007年10月1日号

豆大福先生に聞いてみようよ!
 

豆大福先生はモーションコントロールスクール講師。
ユーザさんに対しての講習はもちろん、新入社員の研修も担当している。

行橋くん、入間くん、竹芝さんは、数年前の入社当時に研修を受けた新人営業さん。
彼らは疑問があると、今でも豆大福先生を頼ってくる…

 

 
■第6話 「モータよりも大きい容量のサーボパックを組み合わせられるの?」
 
入間君 う~ん、わからないな~。 Σ-Ⅴ
豆大福先生 どうしたんだい?入間君。
入間君 あ!豆大福先生!サーボパックとモータの組み合わせのことで今、悩んでいるんです。
豆大福先生 良かったら相談にのるよ。
入間君

ありがとうございます。お客さんが装置の生産性を上げるためにモータの加速減速時間を短縮したいっていうんですよ。そのためにモータよりも大きい容量のサーボパックを組み合わせればモータにたくさん電流が流せるようになるんじゃないかって言われたんですけど、そんなことが可能なんですか?

豆大福先生 おいおい、ずいぶんと乱暴なことをいうお客さんだね。そんなことをしても加減速時間は短縮できないよ。それどころか一昔前のモータだったら壊れてしまうよ。
入間君

えっ、壊れてしまうんですか?どう言う事か詳しく教えてください。

豆大福先生 確かに加減速時間を短縮するためには加減速時のトルク(力)を出すためのたくさんの電流が必要になる。しかし、それぞれのモータには連続的に流すことの出来る電流「定格電流」と瞬間的に流せる最大電流「瞬時最大電流」と言う仕様が決まっているんだよ。
入間君 モータの仕様の表に載っている値ですね。
Σ-Ⅴのモータ仕様の表
<モータの使用例>
豆大福先生

そう、その「定格電流」や「瞬時最大電流」を超える電流を流すと加減速時間を短縮するどころかモータを壊しかねないのだよ。

入間君 壊しかねないと言うことは壊れない場合もあるんですか?
豆大福先生

実は最近のサーボパックはつながっているモータの容量を自動判別できるから、モータの「定格電流」や「瞬時最大電流」しか電流を流さないように調整しているんだよ。

入間君 サーボパックって賢いんですね
豆大福先生

サーボパックが賢いからと言って容量の違うとモータを組み合わせて使って良いと言うわけではないんだよ。モータの性能を十分に発揮するためにも決められた容量で使うのが一番なんだ。もちろん電源電圧も合わせないておかないといけないよ。

入間君 はい、そうですよね。あれっ、電源電圧100Vのサーボパックで200Vのモータと組み合わせて使ってますよね?あれは問題ないのですか?
豆大福先生 昔は100Vのサーボパックは100Vのモータ組み合わせて使っていたが、最近のサーボパックは電源電圧が100Vでもサーボパックの内部で200Vに昇圧しているために200Vタイプのモータと組み合わせることができるんだよ。倍電圧とも言うね。
入間君 へ~、サーボパックの内部でちゃんと昇圧していたんですね。気になっていたことがこれですっきりしました。お客さんにもちゃんと決められた組み合わせで使ってもらうように説明してきます。ありがとうございました。
豆大福先生

さて、今日は塩大福を食べるとするかな・・・

入間君 あ、豆大福先生。お茶淹れてきました!狭山茶
 


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