エンジニアリングツール MPE720 Ver.7[会員サービス]


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No.1 MP3200 CPUユニットのCPU-202、CPU-202(SUB)ユニット追加
   MP3200コントローラシリーズに、新機種CPU-202、CPU-202(SUB)ユニットを追加しました。
内蔵SVC32モジュールの通信周期 : 125 usに対応しました。
通信周期 : 125 usに対応したことで、MECHATROLINK上で払い出される指令の周期が、これまでの「250 us」から「125 us」の周期で払い出すことができますので、より高速、高精度に指令に追従した動作(軌跡)を実現することができます。
詳細定義画面の伝送周期に、「125us EX」を選択することで、通信周期「125us」で動作させることができます。

下記、サーボパックとの組合せが必要です。
【対応サーボパック形式】
Σ-V-EXシリーズ : SGDV-□□□□□□□□□□EX■■■
【対応バージョン】
コントローラ 対応バージョン
MP3200シリーズ CPU-202 Ver1.08以降
CPU-202(SUB) Ver1.08以降
MP2000シリーズ 未サポート
No.2 MECHATROLINK-III通信指令形 大容量 Σ-Vシリーズの追加
 
  • モジュール構成定義画面
    モジュール構成定義画面において、MECHATROLINK-III通信指令計 大容量 Σ-Vシリーズ(SGDV-∗∗∗∗21∗ AC Input:Over22kW)を割付けできるように変更しました。
  • 固定、設定、モニタパラメータ
    MECHATROLINK-III通信指令計 大容量 Σ-Vシリーズサーボパックの固定、設定、モニタパラメータの詳細設定を実施するための画面を追加しました。
  • サーボパラメータ / サーボモニタ
    MECHATROLINK-III通信指令計 大容量 Σ-Vシリーズサーボパックのサーボパラメータ、サーボモニタの詳細設定を実施するための画面を追加しました。
【対応バージョン】
コントローラ
コントローラ 対応バージョン
MP3200シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
MP2000シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
オプションモジュール
モジュール 対応バージョン
SVC-01 モジュールのバージョンには依存しません。
No.3 MECHATROLINK-III通信指令形 インバータ(1000 Series INVERTER)の追加
 
  • モジュール構成定義画面
    モジュール構成定義画面において、MECHATROLINK-IIIインバータ(1000 Series INVERTER)を割付けできるように変更しました。
  • 固定、設定、モニタパラメータ
    MECHATROLINK-IIIインバータの固定、設定、モニタパラメータの詳細設定を実施するための画面を追加しました。
【対応バージョン】
コントローラ
コントローラ 対応バージョン
MP3200シリーズ 未サポート(今後のバージョンアップで対応予定)
MP2000シリーズ Ver2.84以降
オプションモジュール
モジュール 対応バージョン
SVC-01 Ver1.09以降
No.4 MP2000シリーズにHLS通信モジュール(MPHLS-01)の追加
   MP2000シリーズのオプションモジュールにHLS通信モジュール(MPHLS-01)を追加しました。
【対応バージョン】
コントローラ 対応バージョン
MP3200シリーズ 未サポート(今後のバージョンアップで対応予定)
MP2000シリーズ Ver2.84以降
No.5 MECHATROLINK-III通信指令形 分散I/OモジュールMTD2330の追加
   SVCモジュールに割り付け可能なスレーブ機器に分散I/OモジュールMTD2330を追加しました。
【対応バージョン】
コントローラ
コントローラ 対応バージョン
MP3200シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
MP2000シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
オプションモジュール
モジュール 対応バージョン
SVC-01 コントローラのバージョンには依存しません。
No.6 MP3200シリーズの拡張ユニットにMBU-B03(3スロット)の追加
   MP3200シリーズの拡張ユニットに、3スロットのオプションモジュールを装着可能なMBU-B03を追加しました。
【対応バージョン】
コントローラ 対応バージョン
MP3200シリーズ Ver1.08以降
MP2000シリーズ 未サポート
No.7 ラダープログラムで使用可能な命令にインポート拡張命令(IMPORTL)、
エクスポート拡張命令(EXPORTL)の追加
   ラダープログラムにインポート(拡張)命令(IMPORTL)、エクスポート(拡張)命令(EXPORTL)を追加しました。
これらの命令は、既存のインポート命令(IMPORT)、エクスポート(EXPORT)命令を拡張した命令で、レジスタのアクセス範囲を「32767ワード」⇒「2147483647ワード」に拡張した命令です。

【対応バージョン】
コントローラ 対応バージョン
MP3200シリーズ Ver1.08以降
MP2000シリーズ 未サポート
No.8 モーションプログラムで使用可能な命令に補間送り速度単位選択命令(FUT)、
補間加減速単位選択命令(IUT)命令の追加
   モーションプログラムにおいて、補間送り速度単位選択命令(FUT)、補間加減速単位選択命令(IUT)命令を追加しました。

【補間送り速度単位選択命令(FUT)】
 補間系命令を実行する際に、指定する補間送り速度の単位に、「指令単位 / min」 および 「指令単位 / s」が選択可能です。
項目 単位 設定範囲
単位モード番号 - 0 : 指令単位/min (デフォルト)
1 : 指令単位/s
【補間加減速単位選択命令(IUT)】
 補間系命令を実行する際に、指定する補間加減速度の単位に、「ms」 および 「指令単位 / s2」が選択可能です。
項目 単位 設定範囲
単位モード番号 - 0 : ms (デフォルト)
1 : 指令単位/s2
【対応バージョン】
コントローラ
コントローラ 対応バージョン
MP3200シリーズ Ver1.08以降
MP2000シリーズ 未サポート
No.9 ポジションモニタ機能の表示モード改善
   ポジションモニタの表示グループの選択コンボボックスに「全グループ」表示モードを追加しました(グループを跨いだ軸の表示が可能になりました)。
【 操作手順 】
下記の操作手順を実施することで、「全グループ」表示モードを選択することができます。

  • ポジションモニタウィンドウの「条件設定」ボタンを押下する。
  • 「ポジションモニタ条件設定」画面中の「表示グループを選択中のモーションプログラムに連動させる」のチェックをはずす。
  • 手順1、2を実施することで表示グループのコンボボックスを選択することができます。
【対応バージョン】
コントローラ 対応バージョン
MP3200シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
MP2000シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
No.10 エンジニアリングマネージャのタイトルバー表示改善
   エンジニアリングマネージャのタイトルバーにおいて、下記2つの改善を実施しました。

  • コントローラにプロジェクトリンク接続でオンライン接続している時に、エンジニアリングマネージャのタイトルバーに、プロジェクトファイル名称を表示するように改善しました。
  • コントローラにダイレクト接続している時に、エンジニアリングマネージャのタイトルバーに、コントローラに接続している通信ポートの情報を表示するように改善しました。
  • 【対応バージョン】
    コントローラ 対応バージョン
    MP3200シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
    MP2000シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
No.11 エンジニアリングマネージャのツールバー表示改善
   エンジニアリングマネージャのツールバーにおいて、MPE720(Programmer)を呼び出すボタンを追加しました。
【対応バージョン】
コントローラ 対応バージョン
MP3200シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
MP2000シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
No.12 ID_READコマンド発行時(サーボパックパラメータ読み込み / 書き込み時)のメッセージ内容の改善
   モジュール構成定義でのサーボパックパラメータ読み込み、書き込み時や転送機能のサーボパックパラメータ転送オプション選択時などに表示されるメッセージの内容を改善しました。
【対応バージョン】
コントローラ 対応バージョン
MP3200シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
MP2000シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
No.13 ラダープログラム、モーションプログラムを閉じる際のモニタ終了処理の改善
   ラダープログラム、モーションプログラムを複数図面、開いた状態で、開いた図面を閉じた場合に、MPE720がフリーズ(固まる)した状態になる現象がありましたので、これを改善しました。

【原因】
 MPE720 Ver7.20で新規にサポートしました自動ウォッチ機能において、各図面を閉じる際に実施されるモニタの終了処理が、正常に実施されていなかったために、現象が発生していました。

【対応バージョン】
コントローラ 対応バージョン
MP3200シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
MP2000シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
No.14 ラダープログラムの並列回路の動作改善
   ラダープログラムにおいて、下記のような並列回路を作成した場合に、正しく動作しない場合がありましたので、これを改善しました。

 1行目のA接点(MB000001)の条件を受けて、3行目のSTORE命令(DL00008⇒DL00010)が動作する処理となっていました。
【対応バージョン】
コントローラ 対応バージョン
MP3200シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
MP2000シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
No.15 ラダープログラムにおけるラダー回路の現在値表示処理の改善 Part 1
   ラダープログラムにおいて、下記のような場合に、ラダー回路上の現在値表示が、正しく表示されない場合がありましたので、これを改善しました。

  • ラダープログラムにおいて、MSEE命令が使用されていて、かつ、そのMSEE命令の下段のラングに、異なるブロック命令(STORE命令など)が存在する場合。
  • ラダープログラムにおいて、ブロック命令(STORE命令など)の並列回路が存在し、そのブロック命令の下段のラングに 、異なるブロックが存在した状態で、後方のブロックを表示上の先頭にスクロールした場合。
  • 【対応バージョン】
    コントローラ 対応バージョン
    MP3200シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
    MP2000シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
No.16 ラダープログラムにおけるラダー回路の現在値表示処理の改善 Part 2
   ラダープログラムにおいて、並列回路の一方に、SEE命令を配置した場合に、もう一方の回路の命令の処理が正しく実行されない場合がありましたので、これを改善しました。
【対応バージョン】
コントローラ 対応バージョン
MP3200シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
MP2000シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
No.17 ラダープログラムにおけるラダー回路の現在値表示処理の改善 Part 3
   ラダープログラムにおいて、下記の命令の設定値(SET)には、Word型最大値(=65535)まで設定可能ですが、設定値に32768以上の値、あるいは、「0000000100」のように、Word型最大値以下の設定値であっても、6桁以上の設定値を設定した場合(6桁目以上の上位桁を0埋めした場合)に、設定値を誤ってLONG型の値と判断してしまい、その命令以降のラダープログラムの現在値表示が、正しく表示されない現象がありましたので、これを改善しました。

【該当命令】
TOFF[10ms]
TOFF[1ms]
TOFF[1s]
TON[10ms]
TON[1ms]
TON[1s]

【対応バージョン】
コントローラ 対応バージョン
MP3200シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
MP2000シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
No.18 ラダープログラムにおける編集状態となる現象の改善
   ラダープログラムにおいて、MPコントローラにオンラインしている場合に、下記のような現象がありましたので、これを改善しました。

【条件】
  • 並列回路を使用している。
  • 並列回路のブロック命令の前に、同一レジスタかつ同一条件(A接点など)を使用している。
  • マウス操作などによって、スクロール操作し、条件2に該当する回路を表示すると、コンパイル済のプログラムが編集状態になる。
【対応バージョン】
コントローラ 対応バージョン
MP3200シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
MP2000シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
No.19 ラダープログラムにおける命令のショートカット動作の改善
   ラダープログラムの命令ショートカットにおいて、キーボードで、「+」を入力しても、加算命令が選択されずに、「++」を入力する必要がありました。また、「++」を入力しても、拡張加算命令が選択されずに、「+++」を入力する必要がありましたので、これを改善しました。
【対応バージョン】
コントローラ 対応バージョン
MP3200シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
MP2000シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
No.20 モーションサブプログラム、シーケンスサブプログラムのコピー操作処理の改善
   MP2000シリーズのプロジェクトファイルで作成したモーションサブプログラム、シーケンスサブプログラムをMP3000シリーズのプロジェクトファイルにコピーし、コンパイルした場合に、エラーメッセージが表示されて、コンパイルエラーになる現象がありましたので、これを改善しました。
【対応バージョン】
コントローラ 対応バージョン
MP3200シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
MP2000シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
No.21 モーションプログラムにおける自動ウォッチ機能の現在値モニタ処理の改善
   自動ウォッチ機能において、モーションサブプログラム、シーケンスサブプログラムで、自動ウォッチ機能を使用すると、自動ウォッチに登録されるべきレジスタが、一瞬だけ表示され消えてしまう場合があり現在値のモニタができない場合がありましたので、これを改善しました。
【対応バージョン】
コントローラ 対応バージョン
MP3200シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
MP2000シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
No.22 モーションプログラムにおける置換機能処理の改善
   下記2点の現象がありましたので、これを改善しました。

  • モーションエディタの置換機能について、「すべて置換」を実行したときに、「置換して次に」を押下したときの動作となっていました。
  • 最初に置換機能を起動し、「すべて置換」を押下したとき、「検索する文字列」に設定している文字列には検索として、ヒットしますが、置換が実行されていませんでした。
【対応バージョン】
コントローラ 対応バージョン
MP3200シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
MP2000シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
No.23 ユーザ構造体、定数変数のコメント登録操作の改善
   ユーザ構造体において、構造体名のコメントや、構造体のメンバのコメントにシングルコーテーション「’」を使用すると、構造体の保存時にエラーが発生し、保存できない現象がありました。また、その後、同一名称の構造体を追加しようとしても既に登録されていますというメッセージが表示されて保存できない現象がありましたので、これを改善しました。

また、下記の同様の現象についても改善を実施しました。
  • 構造体、構造体メンバのコメントにダブルコーテーション「”」を使用した場合に、保存はできるがプロジェクトファイルの起動時にエラーが発生する。
  • 構造体、構造体メンバのコメントにカンマを含む構造体をcsvファイルにエクスポートしてインポートするとカンマまでで、コメントが切れる。
【対応バージョン】
コントローラ 対応バージョン
MP3200シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
MP2000シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
No.24 リアルタイムトレースの速度単位の表示更新処理の改善
   リアルタイムトレース機能において、トレースデータに、軸変数(サーボ軸)の速度指令のレジスタを設定した場合に、速度単位が正常に更新されていない現象がありましたので、これを改善しました。
【対応バージョン】
コントローラ 対応バージョン
MP3200シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
MP2000シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
No.25 モジュール構成定義における編集状態でのフラッシュ保存動作の改善
   MC-Configuratorを起動し、パラメータ編集画面において、編集状態のまま、フラッシュ保存操作を実施すると、保存確認ダイアログが、MC-Configuratorウィンドウの裏側に隠れて、フラッシュ保存が実行されずに、画面が固まったような動作となる現象がありましたので、これを改善しました。

【対応バージョン】
コントローラ 対応バージョン
MP3200シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
MP2000シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
No.26 モジュール構成定義におけるモジュールの編集操作の改善
   モジュール構成定義において、SVCモジュールに割り当てられたスレーブのアドレスとスレーブの拡張アドレスの両方が重複した値だった場合、その後で、片方のスレーブのアドレスを変更してもスレーブの拡張アドレスにエラーが残った状態となる現象がありましたので、これを改善しました。
【対応バージョン】
コントローラ 対応バージョン
MP3200シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
MP2000シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
No.27 モジュール構成定義におけるIOスレーブ(入出力)の入出力レジスタのサイズ編集操作の改善
   MC-Configuratorのモジュール構成定義画面において、SVCモジュールにサイズ固定のIO(入出力)スレーブを割り付けし保存した後、モジュール構成定義を開き直すと、IOスレーブの入出力アドレスサイズが編集できてしまう現象がありましたので、これを改善しました。
【対応バージョン】
コントローラ 対応バージョン
MP3200シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
MP2000シリーズ コントローラのバージョンには依存しません。
No.28 MECHATROLINK-II通信指令形大容量 Σ-Vシリーズのサーボパラメータ名称の改善
   MECHATROLINK-II Σ-V大容量サーボパックのサーボパラメータの入力信号、出力信号のピン番号に誤りがありましたので、これを改善しました。

例)
信号名 ピン番号 名称
P-OT(/SI2) 7 42 正転駆動禁止信号
/BK+(/SO1+) 1 25 ブレーキ出力信号
【該当のパラメータ】
 Pn50A
 Pn50B
 Pn50E
 Pn50F
 Pn510
 Pn511
 Pn512
 Pn515
 Pn81E

【対応バージョン】
コントローラ
コントローラ 対応バージョン
MP3200シリーズ 該当のコントローラなし
MP2000シリーズ Ver2.81以降
オプションモジュール
モジュール 対応バージョン
SVB-01 Ver1.30以降

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