FAQ一覧 <

よくあるご質問(FAQ)一覧

FAQ一覧 <

MP2310+MPE720 Ver.7+SGDV(MECHATROLINK-II)を使用、位置決め完了幅(OL801E)を設定すると、サーボパラメータ(Pn5222)の値が大きく変わる原因はなんですか?

MP2000ではコントローラからサーボパックのパラメータの書き込みができます。サーボパラメータ画面からの変更のほか、設定パラメータからも変更できます。1)サーボパックのゲインはMP2000の設定パラメータを使用して書き換えができます。 「サーボユーザ定数自動書き込み機能(固定パラメータ1:機能選択フラグ1、BitA)」を有効(デフォルト)にします。 下記のサーボゲイン関係の設定パラメータを「自動反映パラメータ」と言います。(設定パラメータ画面で黄色表示されます。) 自動反映パラメータを画面操作またはラダー図面から変更するとサーボパックパラメータに自動反映され有効となります。・位置決め完了幅(注):OLxx1E /Pn522・位置ループゲイン:OWxx2E /Pn102・速度フィードフォワード補償:OWxx30 /Pn109・位置ループ積分時定数:OWxx32 /Pn11f・速度ループ積分時定数:OWxx34 /Pn101・加速度/加速時定数:OLxx36 /Pn836・減速度/減速時定数OLxx38 /Pn583c・フィルタ時定数:OWxx3A /Pn811,Pn812 2)上記の「自動反映パラメータ」は、下記の条件でサーボパックのパラメータ(RAM)を書き換えます。 ・MECHATROLINKの通信確立(電源投入またはMECHATROLINKリセット時) したがってオートチューニングなど、サーボパック側でこれらのパラメータを変更した場合は「自動反映パラメータ」にその値を反映しておく必要があります。 反映をしないと、チューニング結果は設定パラメータの値で上書きされて消去されます。 操作:サーボの名称欄を右クリック → 「自動反映パラメータ更新(サーボ→コントローラ)」を選択 注)位置決め完了幅の単位は設定パラメータは指令単位ですが、サーボパックパラメータに反映される場合はパルス数に変換されて書き込まれます。

MP2310+MPE720 Ver.7+SGDV(MECHATROLINK-II)を使用、オートチューニングでサーボ調整後、電源入りきりするとサーボパラメータが調整前の値に戻ってしまう。

MP2000ではコントローラからサーボパックのパラメータの書き込みができます。サーボパラメータ画面からの変更のほか、設定パラメータからも変更できます。1)サーボパックのゲインはMP2000の設定パラメータを使用して書き換えができます。 「サーボユーザ定数自動書き込み機能(固定パラメータ1:機能選択フラグ1、BitA)」を有効(デフォルト)にします。 下記のサーボゲイン関係の設定パラメータを「自動反映パラメータ」と言います。(設定パラメータ画面で黄色表示されます。) 自動反映パラメータを画面操作またはラダー図面から変更するとサーボパックパラメータに自動反映され有効となります。・位置決め完了幅(注):OLxx1E /Pn522・位置ループゲイン:OWxx2E /Pn102・速度フィードフォワード補償:OWxx30 /Pn109・位置ループ積分時定数:OWxx32 /Pn11f・速度ループ積分時定数:OWxx34 /Pn101・加速度/加速時定数:OLxx36 /Pn836・減速度/減速時定数OLxx38 /Pn583c・フィルタ時定数:OWxx3A /Pn811,Pn812 2)上記の「自動反映パラメータ」は、下記の条件でサーボパックのパラメータ(RAM)を書き換えます。 ・MECHATROLINKの通信確立(電源投入またはMECHATROLINKリセット時) したがってオートチューニングなど、サーボパック側でこれらのパラメータを変更した場合は「自動反映パラメータ」にその値を反映しておく必要があります。 反映をしないと、チューニング結果は設定パラメータの値で上書きされて消去されます。 操作:サーボの名称欄を右クリック → 「自動反映パラメータ更新(サーボ→コントローラ)」を選択 注)位置決め完了幅の単位は設定パラメータは指令単位ですが、サーボパックパラメータに反映される場合はパルス数に変換されて書き込まれます。

MP2300/MPE720 Ver.6を使用、Ethernetで三菱PLCと通信接続したい。

MP2000はEthernet通信を装備しており、各社のPLCと通信接続できます。詳細はEthernet接続ガイド(e-メカに掲載)に記載していますので参照ください。1)CPU搭載のEthernet通信を使用する場合(MP2400/MP2300S/MP2310/CPU-03/CPU-04) 2つの通信方式が選択できます。 ・メッセージ通信 :通信関数を使用(マスタ/スレーブ)します。1局のみ「自動受信」が可能です。 ・IOメッセージ通信:サイクリック通信(マスタ)で、通信関数は不要です。R/Wの2ポートを使用します。 両方式とも各社PLCに対応した通信プロトコルが選択できます。 ・安川電機、MPシリーズ:拡張メモバス ・三菱電機、Qシリーズ :MELSEC(A互換1E)またはMELSEC(QnA互換3E) 注)三菱側Ethernetの動作設定は「RUN中書き込みを許可する」にします。 注)EthernetがQシリーズ内蔵CPUタイプ(Q03UDVCPU)の場合はオープン方式を"MCプロトコル"に設定します。 ・オムロン :OMRON(FINS) ・キーエンス :MELSEC(QnA互換3E) ・横河電機 :MODBUS/TCP ・その他PLC:無手順2)Ethernet通信モジュール(218IF-02)を使用する場合。 メッセージ通信を使用します。(「自動受信」はなし) IOメッセージ通信は使用できません。3)Ethernet通信モジュール(218IF-01)を使用する場合。 メッセージ通信を使用します。MELSEC(QnA互換3E)、OMRON(FINS)は使用できません。 IOメッセージ通信は使用できません。4)PLC以外との接続 ・PCとの接続については、通信マニュアルを参照ください。 ・タッチパネルとの接続はPLCと同様の方法で接続できます。(自動受信が使用できます。)注)データサイズについて プロトコルにより、通信データサイズは変わります。通信マニュアルを参照ください。

MP2310+MPE720 Ver.7+SGDV(MECHATROLINK-II)+絶対値エンコーダを使用しています。原点設定を実行後に、コントローラの電源切入りを行うと、現在位置が正しく表示されなくなります。原因はなんですか?

絶対値エンコーダ使用時の機械座標系現在位置は下記のようになります。 機械座標系原点位置オフセットを使用して座標を設定します。 機械座標系現在位置=エンコーダ現在位置(*1)+機械座標系原点位置オフセット(OL8048) (機械座標系原点位置オフセット(OL8048)=機械座標系現在位置-エンコーダ現在位置(*1)) (*1)絶対値エンコーダから読み取った位置データを機械座標に換算した現在値 MP2000は、電源投入時にサーボパックからエンコーダ位置を読み込み、 以降はインクリメンタルエンコーダと同様にMP2000内部演算で現在位置を更新します。 注)OL8048はラダーで演算後、そのまま電源断すると値を消失します。 MPE720で「始動時の値」に書き込むか、Mレジスタに保存後、常時OL8014にセットします。 (1):シンプルABS機能を使用した場合 有限長軸の場合と同一となります。 (2):シンプルABS機能が使用できない場合 位置管理のラダープログラムが必要です。 (注)一方向制御でPOSMAXを使用しない場合は有限長軸に設定します。(注)無限長軸の詳細は詳細はSVBマニュアルを参照ください。

MPE720 Ver.6のプロジェクトファイルをVer.7に変換する方法をおしえてください。

MPE720 Ver.7はMPE720 Ver.6のプロジェクトファイルに対し、上位互換性があります。1)MPE720 Ver.7を使用して、MPE720 Ver.6のプロジェクトファイル(***.YMW)をそのまま使用する場合 MPE720 Ver.7の下記操作でMPE720 Ver.6プロジェクトファイルがMPE720 Ver.7で使用できます。 ・MPE720 Ver.7を起動して、プロジェクトリンク接続またはダイレクト接続(「コントローラへ書き込み」)します。 プロジェクトファイルは「AAA.YMW」を指定します。 ・編集後、保存する時も、「AAA.YMW」を指定して保存できます。 保存したプロジェクトファイル「AAA.YMW」はMPE720 Ver.6/Ver.7両方で使用できます。2)MPE720 Ver.6プロジェクトファイル「AAA.YMW」をMPE720 Ver.7プロジェクトファイル「BBB.YMW7」に変換する場合 元のMPE720 Ver.6プロジェクトファイルは残ります。 ・オンライン操作:「コントローラへ書き込み」でファイル名、「AAA.YMW」を選択して書き込みます。 「コントローラからの読み込み」でファイル名、「BBB.YMW7」を指定して読み込みます。 ・オフライン操作:MPE720 Ver.7を起動して、「AAA.YMW」ファイルを開きます。 「プロジェクトの変換」メニューで、ファイル名、「BBB.YMW7」を指定して新しいファイルを作成します。 注)機種選択は同一機種を選択します。 注)YMW7で保存したプロジェクトファイルはMPE720 Ver.6では開けなくなります。 3)MPE720 Ver.7ファイルを新規作成する場合 ・拡張子 .YMW7を選択して、プロジェクトファイルを新規作成します。

MPE720 Ver.6をMPE720 Ver.7に変えた時、MPE720 Ver.6のアプリケーション(.YMW)はそのまま使用できますか?

MPE720 Ver.7はMPE720 Ver.6のプロジェクトファイルに対し、上位互換性があります。1)MPE720 Ver.7を使用して、MPE720 Ver.6のプロジェクトファイル(***.YMW)をそのまま使用する場合 MPE720 Ver.7の下記操作でMPE720 Ver.6プロジェクトファイルがMPE720 Ver.7で使用できます。 ・MPE720 Ver.7を起動して、プロジェクトリンク接続またはダイレクト接続(「コントローラへ書き込み」)します。 プロジェクトファイルは「AAA.YMW」を指定します。 ・編集後、保存する時も、「AAA.YMW」を指定して保存できます。 保存したプロジェクトファイル「AAA.YMW」はMPE720 Ver.6/Ver.7両方で使用できます。2)MPE720 Ver.6プロジェクトファイル「AAA.YMW」をMPE720 Ver.7プロジェクトファイル「BBB.YMW7」に変換する場合 元のMPE720 Ver.6プロジェクトファイルは残ります。 ・オンライン操作:「コントローラへ書き込み」でファイル名、「AAA.YMW」を選択して書き込みます。 「コントローラからの読み込み」でファイル名、「BBB.YMW7」を指定して読み込みます。 ・オフライン操作:MPE720 Ver.7を起動して、「AAA.YMW」ファイルを開きます。 「プロジェクトの変換」メニューで、ファイル名、「BBB.YMW7」を指定して新しいファイルを作成します。 注)機種選択は同一機種を選択します。 注)YMW7で保存したプロジェクトファイルはMPE720 Ver.6では開けなくなります。 3)MPE720 Ver.7ファイルを新規作成する場合 ・拡張子 .YMW7を選択して、プロジェクトファイルを新規作成します。

手配したい製品の形式がわかりません。

詳細形式および仕様、周辺機器についてはカタログをご参照ください。また、弊社コンタクトセンタでもご相談を受け付けております。※お問い合わせ先はこちらメール、電話での問い合わせを受け付けております。※カタログのダウンロードはこちら送付をご希望される場合はこちらカタログ内には、製品体系図や形式記号の意味、詳細な仕様を記載しております。また、特にお問い合わせの多いケーブル選定に関しても、カタログ内に記述がございます。併せてご参照ください。サーボモータとサーボパック間のケーブル選定に関してはサーボモータの製品説明内に、サーボパックと上位装置間のケーブル選定に関してはサーボパックの製品説明内に記述がございます。製品体系図や、サーボモータとサーボパックの組み合わせ一覧も掲載しております。※画像は2018年8月時点のものです。最新情報はこちらからご確認ください。サーボモータの形式や詳細な仕様、ケーブルの選定についても掲載しております。※画像は2018年8月時点のものです。最新情報はこちらからご確認ください。サーボパックの形式や詳細な仕様、ケーブルの選定についても掲載しております。※画像は2018年8月時点のものです。最新情報はこちらからご確認ください。

A.020が発生しました。原因を教えてください。

A.020はパラメータチェックサム異常のアラームです。 電源再投入しても解除できない場合は、パラメータの初期化(補助機能Fn005もしくはSigmaWin+で初期化)を行ってください。また、下表も参照ください。   原因 確認方法 対処方法 電源電圧が瞬時的に低下した 電源電圧を測定する。 電源電圧を仕様範囲内に設定し,パラメータ設定値の初期化を実行する。 パラメータ書込み中に電源遮断した 電源遮断のタイミングを確認する。 パラメータ設定値の初期化後にパラメータを再入力する。 パラメータの書込み回数が最大値を超えた 上位装置から高頻度にパラメータ変更したかどうかを確認する。 サーボパック故障の可能性あり。サーボパックを交換する。パラメータ書込み方法を見直す。 AC電源からのノイズ,接地からのノイズ,静電気などのノイズで誤動作した サーボパックの電源を再投入する。それでもアラームが発生する場合は,ノイズが原因の可能性あり。 ノイズ対策を行う。 ガス,水滴または切削油などによりサーボパック内部の部品が故障した 設置環境を確認する。 サーボパック故障の可能性あり。サーボパックを交換する。 サーボパックの故障 サーボパックの電源を再投入する。それでもアラームが発生する場合は,故障の可能性あり。 サーボパック故障の可能性あり。サーボパックを交換する。

A.100が発生しました。原因を教えてください。

A.100は過電流検出アラームです。 パワートランジスタに過電流が流れた、またはヒートシンクの過熱が考えられます。 対象方法は、下表を参照ください。   原因 確認方法 対処方法 主回路ケーブルを誤配線した,または接触不良 ケーブルのUVWの相間,UVWと接地間がショートしていないかを確認する。 ケーブルショートの可能性あり。ケーブルを交換する。 主回路ケーブル内部がショート,あるいは地絡した 配線が正しいか確認する。 配線を修正する。 サーボモータ内部がショート,あるいは地絡した モータ端子のUVWの相間,UVWと接地間がショートしていないかを確認する。 サーボモータ故障の可能性あり。サーボモータを交換する。 サーボパック内部のショート,あるいは地絡した サーボパックのサーボモータ接続端子のUVWの相間,UVWと接地間がショートしていないかを確認する。 サーボパック故障の可能性あり。サーボパックを交換する。 回生抵抗を誤配線した,または接触不良 配線が正しいか確認する。 配線を修正する。 ダイナミックブレーキ(DB,サーボパックによる非常停止)の使用頻度が多い,またはDB過負荷アラームが発生している DB抵抗消費電力でDBの使用頻度を確認する。またはアラーム表示でDB過負荷アラーム(A.730またはA.731)が発生していないかを確認する。 DBの使用頻度を下げるように,サーボパックの選定や運転方法,機構を変更する。 回生処理能力がオーバーした SigmaWin+の動作モニタ画面の[回生負荷率]で回生抵抗の使用頻度を確認する。 運転条件と負荷を再検討する。 サーボパックの回生抵抗値が小さ過ぎる SigmaWin+の動作モニタ画面の[回生負荷率]で回生抵抗の使用頻度を確認する。 サーボパックの最小許容抵抗値以上の回生抵抗値に変更する。 サーボモータが停止中または低速時に高負荷がかかった サーボドライバの仕様範囲外の運転条件ではないか確認する。 サーボモータにかかる負荷を軽減する。また,運転速度が高い条件で運転する。 ノイズによる誤動作 配線,設置などのノイズ環境を改善して,効果があるかを確認する。 FGの配線を正しく行うなどのノイズ対策を実施する。また,FGの線種サイズをサーボパック主回路電線サイズに合わせる。 サーボパックの故障 - サーボパックの電源を再投入する。それでもアラームが発生する場合,サーボパック故障の可能性あり。サーボパックを交換する。

アラーム番号 A.101 モータ過電流検出の解除方法を教えてください。

対象機種:Σ-7(MECHATROLINK-III) モータ過電流検出(モータに許容電流以上の電流が流れた)が発生しています。対象方法は、下表を参照ください。  原因 確認方法 対処方法 主回路ケーブルを誤配線した,または接触不良 配線が正しいか確認する。 配線を修正する。 主回路ケーブル内部がショート,あるいは地絡した ケーブルのUVWの相間,UVWと接地間がショートしていないかを確認する。 ケーブルショートの可能性あり。ケーブルを交換する。 サーボモータ内部がショート,あるいは地絡した モータ端子のUVWの相間,UVWと接地間がショートしていないかを確認する。 サーボモータ故障の可能性あり。サーボモータを交換する。 サーボパック内部のショート,あるいは地絡した サーボパックのサーボモータ接続端子のUVWの相間,UVWと接地間がショートしていないかを確認する。 サーボパック故障の可能性あり。サーボパックを交換する。 サーボモータが停止中または低速時に高負荷がかかった サーボドライバの仕様範囲外の運転条件ではないか確認する。 サーボモータにかかる負荷を軽減する。また,運転速度が高い条件で運転する。 ノイズによる誤動作 配線,設置などのノイズ環境を改善して,効果があるかを確認する。 FGの配線を正しく行うなどのノイズ対策を実施する。また,FGの線種サイズをサーボパック主回路電線サイズに合わせる。 サーボパックの故障 - サーボパックの電源を再投入する。それでもアラームが発生する場合,サーボパック故障の可能性あり。サーボパックを交換する。

A.300が発生しました。 原因を教えてください。

A.300は回生異常です。対処方法は、下表を参照ください。   原因 確認方法 対処方法 -3R8A, -5R5A, -7R6A, -120A, -180A, -200A, -330Aで,内蔵している回生抵抗を使用する場合に,回生抵抗器接続端子のB2-B3間のジャンパが外れている 電源端子のジャンパ配線を確認する。*4 ジャンパを正しく配線する。 外付け回生抵抗器または回生抵抗ユニットを使用する場合に,配線が不良か,外れている,あるいは断線している 外付け回生抵抗器または回生抵抗ユニットの配線を確認する。*4 外付け回生抵抗器または回生抵抗ユニットを正しく配線する。 -R70A, -R90A, -1R6A, -2R8A, -R70F, -R90F, -2R1F, -2R8Fで,回生抵抗容量(Pn600)に「0」以外を設定し,回生抵抗器を外付けしていない 外付け回生抵抗器の接続とPn600の値を確認する。 外付け回生抵抗器を接続する,または回生抵抗器が不要の場合はPn600(回生抵抗容量)に「0」(設定単位:10 W)を設定する。 -470A, -550A, -590A, -780Aで,回生抵抗器を外付けしていない 外付け回生抵抗器または回生抵抗ユニットの接続とPn600の値を確認する。 外付け回生抵抗器を接続し,Pn600に適切な値を設定する,または,回生抵抗ユニットを接続し,Pn600に0を設定する。 サーボパックの故障 - 主回路電源を投入せずに,サーボパックの制御電源を再投入する。それでもアラームとなる場合,サーボパック故障の可能性あり。サーボパックを交換する。

A.320が発生しました。 原因を教えてください。

A.320は回生過負荷です。回生エネルギーを処理できないときに発生します。 Un00Aで回生負荷率をモニタして100%を超えていないか確認してください。 対処方法は、下表を参照ください。   原因 確認方法 対処方法 電源電圧が仕様範囲よりも高い 電源電圧を測定する。 電源電圧を仕様範囲内に設定する。 外付け回生抵抗値,あるいは回生抵抗容量が不足,または連続回生状態となった 運転条件もしくは容量の確認(容量選定ソフトSigmaJunmaSize+など)を再度実施する。 回生抵抗値,回生抵抗容量を変更する。運転条件の見直し(容量選定ソフトSigmaJunmaSize+など)を再度実施する。 継続的にマイナス負荷がかかり,連続回生状態となった 運転中のサーボモータへの負荷を確認する。 サーボ,機械,運転条件を含めたシステムを再検討する。 外付けの回生抵抗容量より,Pn600(回生抵抗容量)に設定した容量が小さい 回生抵抗器の接続とPn600の値を確認する。 Pn600の設定値を正しくする。 外付けの回生抵抗値より,Pn603(回生抵抗値)に設定した値が小さい 回生抵抗器の接続とPn603の値を確認する。 Pn603の設定値を正しくする。 外付け回生抵抗値が大きい 回生抵抗値が正しいかどうかを確認する。 適正な抵抗値,容量に変更する。 サーボパックの故障 SigmaWin+の動作モニタ画面の[回生負荷率]で回生抵抗の使用頻度を確認する。 サーボパック故障の可能性あり。サーボパックを交換する。

アラーム番号 A.400 過電圧の解除方法を教えてください。

対象機種:Σ-7(MECHATROLINK-III) 過電圧(サーボパック内部の主回路電源部で過電圧を検出)が発生しています。対象方法は、下表を参照ください。  原因 確認方法 対処方法 電源電圧が仕様範囲よりも高い 電源電圧を測定する。 AC/DC電源電圧を製品仕様の範囲にする。 電源が不安定な状態,あるいは雷などの影響があった 電源電圧を測定する。 電源状態を改善し,サージアブソーバなどを設置してからサーボパックの電源を再投入する。それでもアラームとなる場合,サーボパック故障の可能性あり。サーボパックを交換する。 AC電源電圧が仕様範囲より高いときに加減速を行った 電源電圧と運転中の速度,トルクを確認する。 AC電源電圧を製品仕様の範囲にする。 外付け回生抵抗値が運転条件に比べて大きい 運転条件と回生抵抗値を確認する。 運転条件と負荷を考慮して,回生抵抗値を再検討する。 許容慣性モーメント比または質量比以上で運転している 慣性モーメント比または質量比が許容範囲以内であることを確認する。 減速時間を長くするか,負荷を小さくする。 サーボパックの故障 - 主回路電源を投入せずに,サーボパックの制御電源を再投入する。それでもアラームとなる場合,サーボパック故障の可能性あり。サーボパックを交換する。

A.710が発生しました。原因を教えてください。

A.710は過負荷(瞬時最大)アラームです。 おおよそ(定格トルク+瞬時最大トルク)/2を超えた累積負荷率の状態が続いた場合に発生します。 実際の運転パターンが定格を超えていないかを累積負荷率で確認してください。 機械的にロックしていないか、(保持ブレーキ付きサーボモータの場合)保持ブレーキが開放しているかなどをご確認ください。 下表も参照ください。   原因 確認方法 対処方法 モータ配線,エンコーダ配線の配線不良あるいは接続不良 配線を確認する。 モータ配線,エンコーダ配線に問題がないか確認する。 過負荷保護特性を超えた運転 モータの過負荷特性と運転指令を確認する。 負荷条件,運転条件を再検討する。またはモータ容量を再検討する。 機械的な要因でモータが駆動せず,運転時の負荷が過大となった 運転指令とモータ速度を確認する。 機械的要因を改善する。 リニアエンコーダのスケールピッチ(Pn282)の設定が異常 Pn282の設定値を確認する。 Pn282を適切な値に設定する。 モータ相順選択(Pn080 = n.ooXo)が異常 Pn080 = n.ooXoの設定値を確認する。 Pn080 = n.ooXoを適切に設定する。 サーボパックの故障 - サーボパック故障の可能性あり。サーボパックを交換する。

アラーム番号 A.810 エンコーダバックアップアラームの解除方法を教えてください。

対象機種:Σ-7(MECHATROLINK-III) エンコーダバックアップアラーム(絶対値エンコーダ接続時のみ検出・エンコーダ側で検出)が発生しています。対象方法は、下表を参照ください。  原因 確認方法 対処方法 絶対値エンコーダに初めて電源を投入した 最初の電源投入かどうかを確認する。 エンコーダのセットアップ操作を行う。 エンコーダケーブルを一度外し,再接続した 最初の電源投入かどうかを確認する。 エンコーダの接続を確認し,エンコーダのセットアップ操作を行う。 サーボパックからの制御電源(+5 V)及びバッテリ電源の両方ともダウンしている エンコーダコネクタのバッテリやコネクタの状態が正しいかどうかを確認する。 エンコーダへの電源供給(バッテリ交換など)を修復後,エンコーダのセットアップ操作を行う。 絶対値エンコーダの故障 - 再セットアップ操作を行ってもアラームが解除されない場合は,サーボモータを交換する。 サーボパックの故障 - サーボパック故障の可能性あり。サーボパックを交換する。 絶対値エンコーダの場合 エンコーダを再度セットアップする。それでも頻発する場合は,サーボモータ故障の可能性あり。サーボモータを交換する。

A.C50が発生しました。原因を教えてください。

A.C50は磁極検出失敗です。磁極検出に失敗すると発生します。 対処方法は、下表を参照ください。   原因 確認方法 対処方法 パラメータの設定が正しくない リニアエンコーダの仕様及びフィードバック信号の状態を確認する。 リニアエンコーダのスケールピッチ(Pn282),モータ相順選択(Pn080 = n.ooXo)の設定が装置の状態と合っていない可能性あり。パラメータを正しく設定する。 スケール信号にノイズが乗っている シリアル変換ユニット,サーボモータのFGがサーボパックのFGに接続されていること,及びサーボパックのFGが電源のFGに接続されていることを確認する。 また,リニアエンコーダ用ケーブルが確実にシールド処理されているか確認する。 検出指令が同じ方向に何度も繰り返して出力されているかを確認する。 リニアエンコーダ用ケーブルに適切なノイズ対策を行う。 モータ可動子に外力がかかっている - モータ可動子にケーブルテンションなどの外力がかかり,検出指令が0にも関わらず速度フィードバックが0でない場合,検出がうまくできない。 外力を小さくして速度フィードバックが0になるようにする。 外力を小さくできない場合は,磁極検出速度ループゲイン(Pn481)を大きくする。 リニアエンコーダの分解能が粗い リニアエンコーダのスケールピッチが100 mm以内かどうかを確認する。 リニアエンコーダのスケールピッチが100 mm以上の場合,サーボパックが正しい速度フィードバックを検出できない。 精度の良いリニアエンコーダのスケールピッチを使用する(40 mm以内を推奨)。もしくは磁極検出指令速度(Pn485)を大きくする。ただし,磁極検出時のモータ動作範囲が大きくなる。

A.C90が発生しました。原因を教えてください。

A.C90はエンコーダ通信異常のアラームです。アラームリセットでは解消できません。アースの配線、モータケーブルとエンコーダケーブルは分離しているか、エンコーダケーブルの接触不良や断線などの確認が必要です。また、エンコーダケーブルは最長50mを仕様としているので、超える場合は動作保証外になります。 下表も参照ください。 ※Σ-7(MECHATROLINK-Ⅲ)、Σ-X(MECHATROLINK-Ⅲ)の場合は予約パラメータ(Pn0D8)に出荷時設定から変更すると発生します。その場合はパラメータを初期化してください。   原因 確認方法 対処方法 エンコーダ用コネクタの接触不良 エンコーダ用コネクタの状態を確認する。 エンコーダ用コネクタのサーボパック側、サーボモータ側のコネクタを再挿入する。 エンコーダケーブルの誤配線、断線、短絡 エンコーダ用ケーブルをテスターチェックする エンコーダ用ケーブルの配線を正しい配線にする。 規定外のインピーダンスのケーブルを使用している - 規定の仕様のエンコーダ用ケーブルを使用する。 ノイズで誤動作した - エンコーダ周辺の配線を適正にする(エンコーダ用ケーブルとサーボモータ主回路ケーブルの分離、接地処理など)。 サーボパックの故障 - サーボモータを他のサーボパックに接続して制御電源を投入したときに、アラームとならなかった場合、サーボパック故障の可能性あり。サーボパックを交換する。 サーボモータの故障 - サーボモータを他のサーボパックに接続して制御電源を投入したときに、アラームになる場合、サーボモータ故障の可能性あり。サーボモータを交換する。

アラーム番号 A.Cb0 エンコーダエコーバック異常の解除方法を教えてください。

対象機種:Σ-7(MECHATROLINK-III) エンコーダエコーバック異常が発生しています。対象方法は、下表を参照ください。  原因 確認方法 対処方法 エンコーダ誤配線,接触不良 エンコーダの配線を確認する。 エンコーダ配線に問題がないか確認する。 エンコーダ用ケーブルの仕様が違い,ノイズが乗った - ケーブル仕様をツイストペアシールド線,またはツイストペア一括シールド線,心線0.12 mm2以上,錫メッキ軟銅より線とする。 エンコーダ用ケーブルの距離が長く,ノイズが乗った - 回転形サーボモータの場合:エンコーダケーブルの配線距離は最長50 mとする。 リニアサーボモータの場合:リニアエンコーダケーブルの配線距離は最長20 mとする。 モータ側同居機器(溶接機など)の影響でFGの電位が変動した エンコーダ用ケーブルとコネクタの状態を確認する。 機器を接地し,エンコーダ側FGへの分流を阻止する。 エンコーダへの過大振動衝撃があった 使用状況を確認する。 機械の振動を低減させる。サーボモータまたはリニアエンコーダを正しく取り付ける。 エンコーダの故障 - サーボパックの電源を再投入する。それでもアラームとなる場合,サーボモータまたはリニアエンコーダ故障の可能性あり。サーボモータまたはリニアエンコーダを交換する。 サーボパックの故障 - サーボパックの電源を再投入する。それでもアラームとなる場合,サーボパック故障の可能性あり。サーボパックを交換する。

MP2310とEthernetで三菱タッチパネルと通信接続する方法をおしえてください。

MP2000はEthernet通信を装備しており、各社のPLCと通信接続できます。詳細はEthernet接続ガイド(e-メカに掲載)に記載していますので参照ください。1)CPU搭載のEthernet通信を使用する場合(MP2400/MP2300S/MP2310/CPU-03/CPU-04) 2つの通信方式が選択できます。 ・メッセージ通信 :通信関数を使用(マスタ/スレーブ)します。1局のみ「自動受信」が可能です。 ・IOメッセージ通信:サイクリック通信(マスタ)で、通信関数は不要です。R/Wの2ポートを使用します。 両方式とも各社PLCに対応した通信プロトコルが選択できます。 ・安川電機、MPシリーズ:拡張メモバス ・三菱電機、Qシリーズ :MELSEC(A互換1E)またはMELSEC(QnA互換3E) 注)三菱側Ethernetの動作設定は「RUN中書き込みを許可する」にします。 注)EthernetがQシリーズ内蔵CPUタイプ(Q03UDVCPU)の場合はオープン方式を"MCプロトコル"に設定します。 ・オムロン :OMRON(FINS) ・キーエンス :MELSEC(QnA互換3E) ・横河電機 :MODBUS/TCP ・その他PLC:無手順2)Ethernet通信モジュール(218IF-02)を使用する場合。 メッセージ通信を使用します。(「自動受信」はなし) IOメッセージ通信は使用できません。3)Ethernet通信モジュール(218IF-01)を使用する場合。 メッセージ通信を使用します。MELSEC(QnA互換3E)、OMRON(FINS)は使用できません。 IOメッセージ通信は使用できません。4)PLC以外との接続 ・PCとの接続については、通信マニュアルを参照ください。 ・タッチパネルとの接続はPLCと同様の方法で接続できます。(自動受信が使用できます。)注)データサイズについて プロトコルにより、通信データサイズは変わります。通信マニュアルを参照ください。

サーボパックパラメータをMP2000から書き換える方法をおしえてください。

MP2000ではコントローラからサーボパックのパラメータの書き込みができます。サーボパラメータ画面からの変更のほか、設定パラメータからも変更できます。1)サーボパックのゲインはMP2000の設定パラメータを使用して書き換えができます。 「サーボユーザ定数自動書き込み機能(固定パラメータ1:機能選択フラグ1、BitA)」を有効(デフォルト)にします。 下記のサーボゲイン関係の設定パラメータを「自動反映パラメータ」と言います。(設定パラメータ画面で黄色表示されます。) 自動反映パラメータを画面操作またはラダー図面から変更するとサーボパックパラメータに自動反映され有効となります。・位置決め完了幅(注):OLxx1E /Pn522・位置ループゲイン:OWxx2E /Pn102・速度フィードフォワード補償:OWxx30 /Pn109・位置ループ積分時定数:OWxx32 /Pn11f・速度ループ積分時定数:OWxx34 /Pn101・加速度/加速時定数:OLxx36 /Pn836・減速度/減速時定数OLxx38 /Pn583c・フィルタ時定数:OWxx3A /Pn811,Pn812 2)上記の「自動反映パラメータ」は、下記の条件でサーボパックのパラメータ(RAM)を書き換えます。 ・MECHATROLINKの通信確立(電源投入またはMECHATROLINKリセット時) したがってオートチューニングなど、サーボパック側でこれらのパラメータを変更した場合は「自動反映パラメータ」にその値を反映しておく必要があります。 反映をしないと、チューニング結果は設定パラメータの値で上書きされて消去されます。 操作:サーボの名称欄を右クリック → 「自動反映パラメータ更新(サーボ→コントローラ)」を選択 注)位置決め完了幅の単位は設定パラメータは指令単位ですが、サーボパックパラメータに反映される場合はパルス数に変換されて書き込まれます。

MP2310+MPE720 Ver.7+SGDV(MECHATROLINK-II)を使用、位置決め完了幅(OL801E)を設定すると、サーボパラメータ(Pn5222)の値が大きく変わる原因はなんですか?

MP2000ではコントローラからサーボパックのパラメータの書き込みができます。サーボパラメータ画面からの変更のほか、設定パラメータからも変更できます。1)サーボパックのゲインはMP2000の設定パラメータを使用して書き換えができます。 「サーボユーザ定数自動書き込み機能(固定パラメータ1:機能選択フラグ1、BitA)」を有効(デフォルト)にします。 下記のサーボゲイン関係の設定パラメータを「自動反映パラメータ」と言います。(設定パラメータ画面で黄色表示されます。) 自動反映パラメータを画面操作またはラダー図面から変更するとサーボパックパラメータに自動反映され有効となります。・位置決め完了幅(注):OLxx1E /Pn522・位置ループゲイン:OWxx2E /Pn102・速度フィードフォワード補償:OWxx30 /Pn109・位置ループ積分時定数:OWxx32 /Pn11f・速度ループ積分時定数:OWxx34 /Pn101・加速度/加速時定数:OLxx36 /Pn836・減速度/減速時定数OLxx38 /Pn583c・フィルタ時定数:OWxx3A /Pn811,Pn812 2)上記の「自動反映パラメータ」は、下記の条件でサーボパックのパラメータ(RAM)を書き換えます。 ・MECHATROLINKの通信確立(電源投入またはMECHATROLINKリセット時) したがってオートチューニングなど、サーボパック側でこれらのパラメータを変更した場合は「自動反映パラメータ」にその値を反映しておく必要があります。 反映をしないと、チューニング結果は設定パラメータの値で上書きされて消去されます。 操作:サーボの名称欄を右クリック → 「自動反映パラメータ更新(サーボ→コントローラ)」を選択 注)位置決め完了幅の単位は設定パラメータは指令単位ですが、サーボパックパラメータに反映される場合はパルス数に変換されて書き込まれます。

MP2310+MPE720 Ver.7+SGDV(MECHATROLINK-II)を使用、オートチューニングでサーボ調整後、電源入りきりするとサーボパラメータが調整前の値に戻ってしまう。

MP2000ではコントローラからサーボパックのパラメータの書き込みができます。サーボパラメータ画面からの変更のほか、設定パラメータからも変更できます。1)サーボパックのゲインはMP2000の設定パラメータを使用して書き換えができます。 「サーボユーザ定数自動書き込み機能(固定パラメータ1:機能選択フラグ1、BitA)」を有効(デフォルト)にします。 下記のサーボゲイン関係の設定パラメータを「自動反映パラメータ」と言います。(設定パラメータ画面で黄色表示されます。) 自動反映パラメータを画面操作またはラダー図面から変更するとサーボパックパラメータに自動反映され有効となります。・位置決め完了幅(注):OLxx1E /Pn522・位置ループゲイン:OWxx2E /Pn102・速度フィードフォワード補償:OWxx30 /Pn109・位置ループ積分時定数:OWxx32 /Pn11f・速度ループ積分時定数:OWxx34 /Pn101・加速度/加速時定数:OLxx36 /Pn836・減速度/減速時定数OLxx38 /Pn583c・フィルタ時定数:OWxx3A /Pn811,Pn812 2)上記の「自動反映パラメータ」は、下記の条件でサーボパックのパラメータ(RAM)を書き換えます。 ・MECHATROLINKの通信確立(電源投入またはMECHATROLINKリセット時) したがってオートチューニングなど、サーボパック側でこれらのパラメータを変更した場合は「自動反映パラメータ」にその値を反映しておく必要があります。 反映をしないと、チューニング結果は設定パラメータの値で上書きされて消去されます。 操作:サーボの名称欄を右クリック → 「自動反映パラメータ更新(サーボ→コントローラ)」を選択 注)位置決め完了幅の単位は設定パラメータは指令単位ですが、サーボパックパラメータに反映される場合はパルス数に変換されて書き込まれます。

MP2200/MPE720 Ver.6を使用、Ethernetで三菱PLCと通信接続したい。

MP2000はEthernet通信を装備しており、各社のPLCと通信接続できます。詳細はEthernet接続ガイド(e-メカに掲載)に記載していますので参照ください。1)CPU搭載のEthernet通信を使用する場合(MP2400/MP2300S/MP2310/CPU-03/CPU-04) 2つの通信方式が選択できます。 ・メッセージ通信 :通信関数を使用(マスタ/スレーブ)します。1局のみ「自動受信」が可能です。 ・IOメッセージ通信:サイクリック通信(マスタ)で、通信関数は不要です。R/Wの2ポートを使用します。 両方式とも各社PLCに対応した通信プロトコルが選択できます。 ・安川電機、MPシリーズ:拡張メモバス ・三菱電機、Qシリーズ :MELSEC(A互換1E)またはMELSEC(QnA互換3E) 注)三菱側Ethernetの動作設定は「RUN中書き込みを許可する」にします。 注)EthernetがQシリーズ内蔵CPUタイプ(Q03UDVCPU)の場合はオープン方式を"MCプロトコル"に設定します。 ・オムロン :OMRON(FINS) ・キーエンス :MELSEC(QnA互換3E) ・横河電機 :MODBUS/TCP ・その他PLC:無手順2)Ethernet通信モジュール(218IF-02)を使用する場合。 メッセージ通信を使用します。(「自動受信」はなし) IOメッセージ通信は使用できません。3)Ethernet通信モジュール(218IF-01)を使用する場合。 メッセージ通信を使用します。MELSEC(QnA互換3E)、OMRON(FINS)は使用できません。 IOメッセージ通信は使用できません。4)PLC以外との接続 ・PCとの接続については、通信マニュアルを参照ください。 ・タッチパネルとの接続はPLCと同様の方法で接続できます。(自動受信が使用できます。)注)データサイズについて プロトコルにより、通信データサイズは変わります。通信マニュアルを参照ください。

MP2310とEthernetでキーエンスPLCと通信接続する方法をおしえてください。

MP2000はEthernet通信を装備しており、各社のPLCと通信接続できます。詳細はEthernet接続ガイド(e-メカに掲載)に記載していますので参照ください。1)CPU搭載のEthernet通信を使用する場合(MP2400/MP2300S/MP2310/CPU-03/CPU-04) 2つの通信方式が選択できます。 ・メッセージ通信 :通信関数を使用(マスタ/スレーブ)します。1局のみ「自動受信」が可能です。 ・IOメッセージ通信:サイクリック通信(マスタ)で、通信関数は不要です。R/Wの2ポートを使用します。 両方式とも各社PLCに対応した通信プロトコルが選択できます。 ・安川電機、MPシリーズ:拡張メモバス ・三菱電機、Qシリーズ :MELSEC(A互換1E)またはMELSEC(QnA互換3E) 注)三菱側Ethernetの動作設定は「RUN中書き込みを許可する」にします。 注)EthernetがQシリーズ内蔵CPUタイプ(Q03UDVCPU)の場合はオープン方式を"MCプロトコル"に設定します。 ・オムロン :OMRON(FINS) ・キーエンス :MELSEC(QnA互換3E) ・横河電機 :MODBUS/TCP ・その他PLC:無手順2)Ethernet通信モジュール(218IF-02)を使用する場合。 メッセージ通信を使用します。(「自動受信」はなし) IOメッセージ通信は使用できません。3)Ethernet通信モジュール(218IF-01)を使用する場合。 メッセージ通信を使用します。MELSEC(QnA互換3E)、OMRON(FINS)は使用できません。 IOメッセージ通信は使用できません。4)PLC以外との接続 ・PCとの接続については、通信マニュアルを参照ください。 ・タッチパネルとの接続はPLCと同様の方法で接続できます。(自動受信が使用できます。)注)データサイズについて プロトコルにより、通信データサイズは変わります。通信マニュアルを参照ください。

MP2310とEthernetでオムロンPLCと通信接続する方法をおしえてください。

MP2000はEthernet通信を装備しており、各社のPLCと通信接続できます。詳細はEthernet接続ガイド(e-メカに掲載)に記載していますので参照ください。1)CPU搭載のEthernet通信を使用する場合(MP2400/MP2300S/MP2310/CPU-03/CPU-04) 2つの通信方式が選択できます。 ・メッセージ通信 :通信関数を使用(マスタ/スレーブ)します。1局のみ「自動受信」が可能です。 ・IOメッセージ通信:サイクリック通信(マスタ)で、通信関数は不要です。R/Wの2ポートを使用します。 両方式とも各社PLCに対応した通信プロトコルが選択できます。 ・安川電機、MPシリーズ:拡張メモバス ・三菱電機、Qシリーズ :MELSEC(A互換1E)またはMELSEC(QnA互換3E) 注)三菱側Ethernetの動作設定は「RUN中書き込みを許可する」にします。 注)EthernetがQシリーズ内蔵CPUタイプ(Q03UDVCPU)の場合はオープン方式を"MCプロトコル"に設定します。 ・オムロン :OMRON(FINS) ・キーエンス :MELSEC(QnA互換3E) ・横河電機 :MODBUS/TCP ・その他PLC:無手順2)Ethernet通信モジュール(218IF-02)を使用する場合。 メッセージ通信を使用します。(「自動受信」はなし) IOメッセージ通信は使用できません。3)Ethernet通信モジュール(218IF-01)を使用する場合。 メッセージ通信を使用します。MELSEC(QnA互換3E)、OMRON(FINS)は使用できません。 IOメッセージ通信は使用できません。4)PLC以外との接続 ・PCとの接続については、通信マニュアルを参照ください。 ・タッチパネルとの接続はPLCと同様の方法で接続できます。(自動受信が使用できます。)注)データサイズについて プロトコルにより、通信データサイズは変わります。通信マニュアルを参照ください。

MP2310とEthernetで三菱PLCと通信接続する方法を教えてください。

MP2000はEthernet通信を装備しており、各社のPLCと通信接続できます。詳細はEthernet接続ガイド(e-メカサイトに掲載)に記載していますので参照ください。1)CPU搭載のEthernet通信を使用する場合(MP2400/MP2300S/MP2310/CPU-03/CPU-04) 2つの通信方式が選択できます。 ・メッセージ通信 :通信関数を使用(マスタ/スレーブ)します。1局のみ「自動受信」が可能です。 ・IOメッセージ通信:サイクリック通信(マスタ)で、通信関数は不要です。R/Wの2ポートを使用します。 両方式とも各社PLCに対応した通信プロトコルが選択できます。 ・安川電機、MPシリーズ:拡張メモバス ・三菱電機、Qシリーズ :MELSEC(A互換1E)またはMELSEC(QnA互換3E) 注)三菱側Ethernetの動作設定は「RUN中書き込みを許可する」にします。 注)EthernetがQシリーズ内蔵CPUタイプ(Q03UDVCPU)の場合はオープン方式を"MCプロトコル"に設定します。 ・オムロン :OMRON(FINS) ・キーエンス :MELSEC(QnA互換3E) ・横河電機 :MODBUS/TCP ・その他PLC:無手順2)Ethernet通信モジュール(218IF-02)を使用する場合。 メッセージ通信を使用します。(「自動受信」はなし) IOメッセージ通信は使用できません。3)Ethernet通信モジュール(218IF-01)を使用する場合。 メッセージ通信を使用します。MELSEC(QnA互換3E)、OMRON(FINS)は使用できません。 IOメッセージ通信は使用できません。4)PLC以外との接続 ・PCとの接続については、通信マニュアルを参照ください。 ・タッチパネルとの接続はPLCと同様の方法で接続できます。(自動受信が使用できます。)注)データサイズについて プロトコルにより、通信データサイズは変わります。通信マニュアルを参照ください。

MP2310+MPE720 Ver.7+SGDV(MECHATROLINK-II)+絶対値エンコーダを使用しています。原点設定を実行後に、コントローラの電源切入りを行うと、現在位置が正しく表示されなくなります。原因はなんですか?

絶対値エンコーダ使用時の機械座標系現在位置は下記のようになります。 機械座標系原点位置オフセットを使用して座標を設定します。 機械座標系現在位置=エンコーダ現在位置(*1)+機械座標系原点位置オフセット(OL8048) (機械座標系原点位置オフセット(OL8048)=機械座標系現在位置-エンコーダ現在位置(*1)) (*1)絶対値エンコーダから読み取った位置データを機械座標に換算した現在値 MP2000は、電源投入時にサーボパックからエンコーダ位置を読み込み、 以降はインクリメンタルエンコーダと同様にMP2000内部演算で現在位置を更新します。 注)OL8048はラダーで演算後、そのまま電源断すると値を消失します。 MPE720で「始動時の値」に書き込むか、Mレジスタに保存後、常時OL8014にセットします。 (1):シンプルABS機能を使用した場合 有限長軸の場合と同一となります。 (2):シンプルABS機能が使用できない場合 位置管理のラダープログラムが必要です。 (注)一方向制御でPOSMAXを使用しない場合は有限長軸に設定します。(注)無限長軸の詳細は詳細はSVBマニュアルを参照ください。

CC-Link通信します。通信オプションカードSI-C3を使用し、インバータはPG付きベクトル制御で速度制御を行います。この時、インバータのトルクリミットを通信経由で運転中に随時変更することは可能でしょうか。 パラメータL7-01~L7-04(トルクリミット)の設定値を、命令コード+書込データで変更する方法では、毎回設定変更によるEEPROMの寿命が心配です。またL7-01~L7-04設定は運転中に変更できないのではないかと思います。

通信オプションからの トルク指令/トルクリミット選択(F6-06)の設定によりアナログ入力によるトルクリミットと通信からのトルクリミットを切り替えることができます。通信オプションからの トルク指令/トルクリミット選択(F6-06)=1にすれば、通信からのトルクリミットが有効になります(出荷設定では通信オプションからの トルク指令/トルクリミット選択(F6-06)=0でアナログ入力からのトルクリミットが有効となっています)。トルクリミット値は、拡張命令コード202Hに書き込むことで変更できます。この方法ではEEPROMには書き込まれませんので、寿命の心配はありません。 パラメータL7-01~L7-04はRAMエンターとすればEEPROMを変更することなくトルクリミットを調整できますが、運転中には変更ができません。

電源側にヒューズを設置するように推奨されています。A1000にはヒューズを設置する特別な理由がありますか?

インバータの主回路に、ハードによる短絡電流保護回路を設けていて、これで短絡保護を行います。A1000以前のインバータでは、IGBTの上下短絡保護回路がなく短絡保護をヒューズで行っていました。インバータの入力ダイオードの破損などが発生した場合は、A1000でも以前のインバータでも、保護に関しては同じ条件ですが、UL/CE規格ではこの入力ダイオードの短絡試験を行います。この場合、ブレーカーーは動作速度が遅いので、ブレーカーが動作する前にインバータ内のダイオードなどが破損した場合にインバータ周辺への二次災害が発生するおそれが出てきます。従ってダイオードが破損する前に保護するのが電源側に設置するヒューズです。今までは特に謳ってはいませんでしたが、それは、ダイオードの破損が発生する可能性が非常に小さいからです。しかしながら今回ヒューズを推奨した理由は、そのような可能性の低い事故が発生した場合でも、安全を期することを目的としてのことです。なお、インバータの入力端子とブレーカー間に短絡が発生した場合は、ケーブルの熱的な強度からブレーカーで保護することが可能です。

A1000とV1000の違いを教えてください。

A1000とV1000の主な仕様を以下に示します。  A1000 分類 汎用インバータ(高機能・高性能:大容量対応) 容量 200 V級 0.4 ~ 110 kW 400 V級 0.4 ~ 630 kW 制御モード 誘導モータ V/F制御(PG付き、PGなし) ベクトル制御(PG付き、PGなし) 同期モータ ベクトル制御(PG付き、PGなし1、PGなし2) 他社同期モータも制御可能 IPMモータであれば、センサレスでゼロ速200%トルクを実現、 さらにセンサレスで位置決め制御も可能 IP54タイプも準備予定 I/O点数 デジタルIn8点、デジタルOut4点、 アナログIn3点、アナログOut2点、 セーフテイ入力2点、セーフテイ出力1点、 パルス列入力1点、パルス列出力1点 V1000 分類 汎用小型インバータ(ローコスト高機能・省サイズ:中小容量対応) 容量 200 V級 0.1 ~ 18.5 kW(ただしND定格) 400 V級 0.2 ~ 18.5 kW(ただしND定格) 単相200 V 0.1 ~ 3.7kW 制御モード 誘導モータ V/F制御(PGなし) ベクトル制御(PGなし) 同期モータ ベクトル制御(PGなし) 安川同期モータを制御可能 (他社モータの制御は詳細検討および評価試験が必要) 同期モータの始動トルクは、10%速度で50%トルク (調整で100%までは出力可能) フィンレス、NEMA4タイプ準備しています。 I/O点数 デジタルIn7点、デジタルOut3点、 アナログIn2点、アナログOut1点、 セーフテイ入力1点、 パルス列入力1点、パルス列出力1点

データ受信エラー時の処理とはどういうものですか?

データ受信時に通信エラーを検出した場合、エラー内容を保持レジスタ番号「003DH」に記憶します。通信エラーを検出した場合、インバータからの返信は行いません。通信エラーの内容は、異常リセット指令が入力されるまで、通信エラーの内容のORがレジスタ番号「003DH」に格納されます。異常リセット指令は、デジタルオペレータ、制御回路入力端子(多機能入力選択で異常リセットが選択されているときのみ)、及び通信の運転操作信号(保持レジスタ番号「0001H」)の異常リセットから入力することができます。通信待機中(“CALL” や“CAL”点滅表示中)に発生した通信エラーも、保持レジスタ番号「003DH」にORで記憶されます。ただし、その後PLCから正常なデータを受信した時点で、保持レジスタ番号「003DH」の内容は自動的にクリアされます。・CRCエラー   PLCからの送信データのCRC不良 ・データ長不良   PLCからの送信データのデータ長が不正 ・パリティエラー   パリティエラー発生 ・オーバーランエラー   1キャラクタ受信した後、マイコンがシリアル回路の受信バッファからその受信データを読み出す前に 次のデータを受信してしまった場合に発生するエラーです。通信のボーレートが速く、PWMキャリア周 波数が高い場合に発生する可能性があります(PWM割り込み優先のため)。その場合ボーレートを下げ てもらう必要がありますが、いままでオーバーランエラーは経験ありません。 ・フレームエラー   ストップビット(通常“H”)が“L”のとき発生するエラーです。ボーレートの設定、パリティの設定 が合っていないときによく発生します。 ・タイムオーバエラー   タイムオーバ検出「あり」に設定すると、PLCから一度正常なデータを受信してから、正常なデータを 受信しない時間が2秒を越えると、タイムオーバになります。タイムオーバを検出すると、“CE”を表 示し、異常信号をONして、定数 H5-04の設定に従って停止または運転を継続します。

モータ定格電流の150%の電流が流れたにもかかわらず、過負荷保護が働かずにモータが焼けてしまった。サーマルで保護できない理由を知りたい。以前コンタクトセンタに問い合わせたところ、運転の状態によって電子サーマルの検出はしない場合があるといわれた。どのような場合に検出しないのでしょうか?モータ定格電流の150%の電流が流れたにもかかわらず、過負荷保護が働かずにモータが焼けてしまった。サーマルで保護できない理由を知りたい。以前コンタクトセンタに問い合わせたところ、運転の状態によって電子サーマルの検出はしない場合があるといわれた。どのような場合に検出しないのでしょうか?

電子サーマルは、パラメータの設定で電子サーマル無効にしない限り、どの運転状態でも検出しています。 モータが保護できず焼ける原因としては、モータの定格電流の設定誤り、汎用モータであるのにインバータモータに設定した、などがあります。また過負荷で停止するたびに電源を切るような場合もモータ焼損の原因になります。 電源を切りますと、そのたびにコールドスタートになり、ホットスタートではモータ定格電流の150%が流れた時1分で動作するところが7分かかってしまうため、保護できずにモータが焼けることが起こります。

ユーザ変数の種類と値の入力可能範囲について教えてください。

ユーザー変数の種類と値の入力可能範囲を下記に示します。 名称:バイト型(B変数) 変数割付範囲:B000~B099(初期値) 入力範囲: 0 ~ 255 主な使用例:入出力信号の結果格納等 名称:整数型(I変数) 変数割付範囲:I000~I099(初期値) 入力範囲: -32768 ~ 32767 主な使用例:Mレジスタの数値格納等 名称:倍精度型(D変数) 変数割付範囲:D000~D099(初期値) 入力範囲: -2147483648 ~ 2147483647 主な使用例:位置データの格納等 名称:実数型(R変数) 変数割付範囲:R000~R099(初期値) 入力範囲:: -3.4E+38 ~ 3.4E+38 主な使用例:数値計算データの格納等 名称:文字型(S変数) 変数割付範囲:S000~S099(初期値) S変数のみ使用するコントローラで最大入力文字数が変わります。 【NX100/DX100/FS100コントローラ】  入力範囲:文字(半角16 文字まで) 主な使用例:表示文字列の格納等 【DX200/YRC1000/YRC1000microコントローラ】  入力範囲:文字(半角32 文字まで) 主な使用例:表示文字列の格納等 名称:位置型(P変数) 変数割付範囲:P000~P127(初期値) 入力範囲:パルス型、または、XYZ型の数値 主な使用例:教示位置の格納等 名称:位置型(BP変数) 変数割付範囲:BP000~BP127(初期値) 入力範囲:パルス型、または、XYZ型の数値 主な使用例:教示位置の格納等 ※ベース軸が存在する場合に使用可 名称:位置型(EX変数) 変数割付範囲:EX000~EX127(初期値) 入力範囲:パルス型 主な使用例:教示位置の格納等 ※ステーション軸が存在する場合に使用可 名称:論理型(FL変数) 変数割付範囲:FL0000~FL1023(初期値) 入力範囲: ON または OFF   ※YRC1000,YRC1000microで使用可 名称:タイマー型(TM変数) 変数割付範囲:TM000~TM059 入力範囲:-2147483648 ~ 2147483647  ※DN1.60-00以降のDX200,YRC1000,YRC1000microで使用可 

ブレーキ地絡判定の操作について教えてください。

ブレーキライン地絡判定機能とは・・・ブレーキラインに制御電源ユニットの容量を超える電流が流れた場合、制御電源ユニットの保護回路により DC+24V 電源が遮断され、「AL1683 電源装置 24V 異常 ( サーボ )」が発生します。本機能は、「AL1683 電源装置 24V 異常(サーボ)」の発生後に、どの軸のブレーキラインにて地絡等の異常が発生したのかを特定する機能です。プログラミングペンダントからの操作により1軸ずつ判定することで、どの軸のブレーキラインに異常が発生しているかを特定することができます。■操作条件:・コントローラの状態:制御電源投入時に正常に立ち上がっていること・モード:ティーチモードのみ・サーボ OFF していること・非常停止信号が入信していないこと(ペンダント、コントローラ、外部信号)■ブレーキライン地絡判定操作手順:①メインメニュー【ロボット】→【ブレーキライン地絡判定】を選択。②サブ画面【ブレーキライン地絡設定を行いますか】で【はい】を選択。③ブレーキライン地絡判定を行いたい軸にカーソルを移動し「サーボオンレディ」を押した後に、「イネーブルスイッチ(DSW)」を握り(サーボONはしません)「インタロック」+「選択」を押し続けることで、ブレーキライン地絡判定が行われます。④ブレーキライン地絡の検出– ブレーキラインの地絡または短絡が検出された場合、 「AL1694 ブレーキライン地絡検出(メンテナンス)」が発生します。アラームが発生した軸のブレーキライン調査が必要です。*本機能はDX200以降の機種に実装されております。

メンテナンスモードで保存するCMOS(CMOS.BIN)と通常モードで保存するCMOS一括(CMOS**.HEX)、の違いを教えてください。

【CMOS.BIN】 ・データ保存範囲:ロボットコントローラで使用する全領域のバイナリデータになります。 ただしMotoPlus機能,PPカスタマイズ機能等のお客さまで開発された実行モジュールやユーザー定義ファイル・アラーム詳細カスタマイズ機能については、この対象外です。 ・保存目的:基板交換/異常発生時等のロボットコントローラの内部データの復旧用に使用します。 ※NX100/DX100/FS100 では起動時のモードをメンテナンスモードで起動時にのみ本ファイルをセーブできます。DX200/YRC1000/YRC1000micro では、起動時のモードに関係なく、システムバックアップ(CMOS.BIN)でセーブすることができます。  【CMOSxx.HEX】 ・データ保存範囲:通常モードでセーブが可能な「ジョブ」「条件ファイル」「パラメータ一括」「システムデータ」「I/Oデータ」などのデータを一つのファイルにまとめたものです。 本データには、メンテナンスモードで設定を行う、ロボットの機種設定や外部軸設定の設定情報等は含まれません。 ※DX200以降のコントローラでは、CMOS.HEXファイルのセーブメニューは表示されません。その代わりに、上記記載した CMOS.BIN ファイルがセーブ可能となります。  

セキュリティモードの変更手順を教えてください。

■セキュリティ変更手順: ➀プログラミングペンダントの画面より「システム情報」を選択し、サブメニューの【セキュリティ】を選択します。 ②「セキュリティ」画面が表示され、モードに現在のセキュリティモードが表示されています。 プログラミングペンダントの「選択」キーを押下するとプルダウンメニューが表示され、変更することができるセキュリティモードが表示されます。 変更したいセキュリティモードにカーソルを合わせ、「選択」キーを押下します。 ③必要な場合には、パスワード入力状態に移行します。 プログラミングペンダントのテンキーでパスワードを入力し、「エンタ」キーを押下します。 ④セキュリティモードが変更されます。 詳細は、ロボットコントローラ取扱説明書の「セキュリティモード」をご参照ください。 セキュリティモードの種類: ・操作モード:ライン稼働中のロボット動作監視を行う操作者向けのセキュリティモードです。 ・編集モード:教示作業を行う操作者向けのセキュリティモードです。ジョブの編集及び各種動作ファイルの編集が行えます。 ・管理モード:システムのセットアップ及び保守を行う操作者向けのセキュリティモードです。        コントローラ内設定管理が行えます。 ・安全モード:システムの安全管理を行う操作者向けのセキュリティモードで、安全機能関連ファイルの        編集が行えます。 ※セキュリティモードの種類はロボットコントローラによって異なります。(安全モード、ワンタイムセキュリティモード:DX200,YRC1000,YRC1000microのみ存在します) 工場出荷時のセキュリティモードのパスワードは以下の通りです 【編集モード】・NX100、DX100の場合:00000000  (0が8回)         ・DX200、YRC1000、YRC1000micro:0000000000000000  (0が16回) 【管理モード】・NX100、DX100の場合:99999999  (9が8回)        ・DX200、YRC1000、YRC1000micro:9999999999999999  (9が16回) 【安全モード】・DX200、YRC1000、YRC1000micro:5555555555555555  (5が16回) ※パスワードは変更することができます。  変更方法は、ロボットコントローラ保守要領書の「ユーザID」をご参照ください。

「位置確認を行ってください」「位置確認が行われておりません」と表示されます。対処方法を教えてください。

プログラミングペンダントにて位置確認操作が必要です。 位置確認操作の詳細に関してはロボットコントローラ保守要領書の「第2原点の設定」をご参照ください。 *位置確認操作でロボットが動作しない場合は、YASKAWAコンタクトセンタへご連絡ください。 ■操作手順: 「位置確認」操作はロボットを第二原点位置に移動させる必要があります。操作の際にはロボットが周辺機器等と干渉しないよう確認を行いながら動作させてください。 ➀コントローラを「ティーチモード」に設定します。 ②プログラミングペンダントの画面より「メニュー」を選択し、【ロボット】→【第二原点】を選択し、「第2原点位置」画面を表示します。(図1) ③サーボ電源を投入し、プログラミングペンダントの「ネクスト」キーを押下して、すべての軸のパルス差が0になるまで移動させてください。 ※「ネクスト」キーの動作で周辺機器と干渉する場合には各軸操作で回避してください ※速度と動作は、「手動速度」と「座標系」に依存します。 ④画面上部のサブメニューより【データ】を選択し、【位置確認】を選択します。(図2) ⑤「位置確認操作が行われました」のメッセージがメッセージ欄に表示されましたら、作業完了です ※複数の制御グループが存在する場合には、操作手順2で対象の制御グループを表示し、操作手順⑤までを繰り返してください。 このメッセージが表示されるのは、制御電源オフと制御電源オンの時の絶対値エンコーダのアブソリュート回転量データが異なる場合に発生するアラームが発生したことを示しています。 安全性を確保するために、このアラーム発生後は「位置確認」操作を行わないとプレイバックやテスト運転ができないようになっております。

CC-Link、DeviceNet、EthernetI/P通信で専用入出力、汎用入出力を割り付ける方法を教えてください。

CC-Link、DeviceNet、EtherNet/IP等の信号は外部入出力信号にしか割付けられませんので、これらの機能追加を行った後、外部入出力信号を CIOラダープログラムにより専用入出力信号や外部入出力信号に割付ける必要があります。 標準の CIOラダープログラムでは、外部入出力信号の先頭から 40点(外部入力信号:#20010 ~ #20057、外部出力信号:#30010 ~ #30057)について、I/O端子台にロボットの用途(アーク用途、電動ガン用途など)に応じた信号の割付けが行われています。 CC-Link等の機能追加を行った場合、標準の CIOラダープログラムでは機能追加を行った CC-Link等に I/O端子台に割付けた後の汎用入出力信号の割付けが行われています。この部分の割付けを変更したい場合は、CIOラダープログラムの変更を行ってください。 I/O端子台に割付いている信号を、機能追加を行った CC-Link等で使用するためには、CIOラダープログラムを変更するか、追加した機能と外部入出力信号の割付けを外部入出力信号割付機能の手動設定で変更する必要があります。外部入出力信号割付けの詳細は YRC1000 取扱説明書の「12.2 外部入出力信号割付機能」を参照してください。なお、この手順は CC-Link等の機能追加の設定手順にも記載していますので、CC-Link等、追加する機能の説明書を併せて参照してください。

DeviceNet、Ethernet I/P用の EDSファイルの入手方法を教えてください。

DeviceNet/EtherNet/IP の EDSファイルは、弊社e-メカサイトのダウンロード>各種ファイル>ロボットからダウンロードすることが可能です。 また、DeviceNet/EtherNet/IP が設定されているロボットコントローラからファイルとして取得することもできます。 ■操作手順: ①プログラミングペンダントの「メインメニュー」キーを押下しながら制御電源を投入し、メンテナンスモードを起動します。 ②プログラミングペンダントに外部記憶装置として使用する SDカードまたは USBメモリを装着します。 ③【外部記憶】から【デバイス】を選択し、装着したデバイスを選択します。 ④【外部記憶】から【セーブ】を選択します。 ⑤「EDS/GSDファイルセーブ」を選択します。 ⑥必要なファイルにカーソルを合わせて選択を押すと、該当ファイルに「★」マークが付きます。 ⑦「エンター」キー を押下すると確認ダイアログボックスが表示されます。 ⑧「はい」を選択すると装着したデバイスに EDSファイルが保存されます。 ※ EtherNet/IP通信の場合、下記にご注意ください。  1)「インスタンス番号」という設定項目の入力範囲によって使用する EDSファイルが異なります。  「EDS/GSDファイルセーブ」画面に表示される下記のものを選択してください。 0~255 の場合:「Ethernet/IP CPU」を選択してください。 0~65534 の場合:「Ethernet/IP CPU(Instance Size 2 byte)」を選択してください(YAS2.82.00A-00以降のみ)。  2) メンテナンスモードで設定したインスタンス番号やインスタンスサイズは EDSファイルには反映されません。 PLC側での通信設定時に、メンテナンスモードで設定したインスタンス番号やインスタンスサイズを設定してください。

DeviceNet、Ethernet I/P用のEDSファイルの入手方法を教えてください。

DeviceNet/EtherNet/IP の EDSファイルは、弊社e-メカサイトのダウンロード>各種ファイル>ロボットからダウンロードすることが可能です。 また、DeviceNet/EtherNet/IP が設定されているロボットコントローラからファイルとして取得することもできます。 ■操作手順: ①プログラミングペンダントの「メインメニュー」キーを押下しながら制御電源を投入し、メンテナンスモードを起動します。 ②プログラミングペンダントに外部記憶装置として使用する SDカードまたは USBメモリを装着します。 ③【外部記憶】から【デバイス】を選択し、装着したデバイスを選択します。 ④【外部記憶】から【セーブ】を選択します。 ⑤「EDS/GSDファイルセーブ」を選択します。 ⑥必要なファイルにカーソルを合わせて選択を押すと、該当ファイルに「★」マークが付きます。 ⑦「エンター」キー を押下すると確認ダイアログボックスが表示されます。 ⑧「はい」を選択すると装着したデバイスにEDSファイルが保存されます。 ※EtherNet/IP通信の場合、下記にご注意ください。 1)「インスタンス番号」という設定項目の入力範囲によって使用する EDSファイルが異なります。 「EDS/GSDファイルセーブ」画面に表示される下記のものを選択してください。 0~65534 の場合:「Ethernet/IP CPU」を選択してください。 0~255 の場合:「Ethernet/IP CPU(Instance Size 1 byte)」を選択してください(YBS1.10.00A-00以降のみ)。 なお、初期(YBS1.07.00A-00未満)のソフトウェアに限り「Ethernet/IP CPU」が 0~255用となります。 2) メンテナンスモードで設定したインスタンス番号やインスタンスサイズはEDSファイルには反映されません。 PLC側での通信設定時に、メンテナンスモードで設定したインスタンス番号やインスタンスサイズを設定してください。

通信するI/O点数を増やす事が可能か教えてください。

YRC1000micro で取り扱える IO の最大点数は入力/出力とも 1024点です。このうち 8点は標準 IO として割付け済のため、残りの 1016点をオプション基板あるいはオプション機能に割付けて使用できます。オプション基板(オプション機能)毎に通信ステータスが 8点必要となることにご留意ください。これらの標準 IO、通信ステータスを含めた入力/出力の総点数が 1024 を超えることはできません。 IO 点数を増やすためには、まず IO 通信を行うオプション基板(オプション機能)をご購入いただき、基板の追加および設定(あるいは機能の有効設定)を行う必要があります。 すでにオプション基板(オプション機能)を使用されている場合には、各設定値の最大値までは増やすことが可能です。 なお、オプション基板(オプション機能)を複数使用した場合でも上記の総点数 1024 を超えることはできません。 SST-CCS-PCIE(オプション基板): IN/OUT 各 880点 (4局占有/拡張サイクリック 8倍設定)                 : レジスタ入出力 各 128個 (4局占有/拡張サイクリック 8倍設定) SST-DN4-PCIE(オプション基板): IN/OUT 各 1008点 (126byte) EthernetCAT (オプション基板): IN/OUT 各 992点 (31DWord) EtherNet/IP  (オプション機能): IN/OUT 各 1008点 (126byte)