カタログに制動抵抗器の適用一覧表がありますが、これらは必ずつける必要がありますか?
急減速がある場合や、モータが回される場合、回生電力によりOV(過電圧)アラームが発生する場合があります。制動抵抗器を設置することにより回生電力を消費させることによりOV(過電圧)アラームを回避することが可能です。回生電力がモータの定格出力の20%以下であれば必要ありません。20%を超える場合は、回生電力に応じた制動抵抗器をつける必要があります。カタログに記載の制動抵抗器は、標準選定です。適用表に記載された制動トルク以下の場合で、使用率10%ED以下の場合は記載された標準選定の制動抵抗器が使用できます。この基準を超える場合は、個別に検討が必要です。