20141216日号

豆大福先生に聞いてみようよ!
 

豆大福先生はモーションコントロールスクール講師。
ユーザさんに対しての講習はもちろん、新入社員の研修も担当している。

行橋くん、入間くん、竹芝さんは、数年前の入社当時に研修を受けた新人営業さん。
彼らは疑問があると、今でも豆大福先生を頼ってくる…

 

 
■第32話 「オールインワンでコンパクト!さらに省エネでお得な方法とは?!」
 
行橋くん う~ん・・・
豆大福先生 どうしたんだい?行橋くん。
行橋くん あっ、豆大福先生。
それがですね~お客様から何か新しい省エネ方法はないかと言われて、良い案がないか考えているんですよ。最近、電力料金が高騰してきて、お客さまも省エネ提案がないかと頭を抱えているみたいなんです。
豆大福先生 そういう時には電源回生による省エネを提案すればいいんじゃないか。インバータを接続している昇降機、搬送機などは荷物を降ろす時や減速停止させるときに、モータは発電するんじゃよ。


行橋くん モータが発電するんですか!?
豆大福先生 そうじゃ。一般的にはこの発電エネルギーを回生エネルギーというのだが、この有効なエネルギーのほとんどはインバータに接続している制動抵抗器で捨てているんじゃ。
行橋くん

もったいないですよね~。
あっ!そのエネルギーを有効活用できるのが安川回生省エネユニットシリーズですよね!

豆大福先生

おっ!良く勉強しているね~。
そのとおり!制動抵抗器の代わりに回生省エネユニットシリーズを適用することで約50%も省エネが可能なんじゃよ。

行橋くん すごいですね!早速提案してきまーす!
豆大福先生 こらこら!あわてるんじゃないよ。
その中でも、昨年の夏にリリースしたばかりの新製品があるだろ?
特長はちゃんと理解しているかな?
行橋くん え~っと、マトリクスコンバータU1000!特長は回生エネルギーの有効利用と高調波対策ができるんですよね!
豆大福先生 そうじゃ。よく理解しているようだね。
行橋くん ところで・・・高調波?ってなんでしたっけ?
豆大福先生 はぁ~。詰めが甘いの~
高調波というのは、発電機の過熱、ブレーカや精密機器の誤動作など引き起こすもので現在では主にAC/DCリアクトル、高調波フィルタ、電源回生コンバータなどで対策をしているじゃろ?このマトリクスコンバータU1000ならそのリアクトルなどの周辺機器が不要なんじゃよ。
行橋くん 画期的ですね!まさに、オールインワンの製品!ってことですね!
豆大福先生 そのとおり!特に、データセンタや病院、公共施設などのファンや、ポンプにはもってこいの製品なんじゃよ。
行橋くん よーく特長がわかりました!ありがとうございます豆大福先生!
ではお客様にPRしてきまーす!
豆大福先生 気をつけていくんじゃよ~。
さて今日はお土産の「恋するラスク」でお茶をするかな。

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