他メーカのインバータでは、省エネ制御モードはファンやポンプなどの場合に有効との説明がありますが、安川さんの場合はそのような表記はありません。他メーカのインバータとどこが違うのですか?
省エネ制御は、軽負荷状態で低下したモータの効率を、供給電圧を下げることにより改善する働きがあります。ファンやポンプのような二乗低減負荷では、運転周波数を低下するとそれに応じてトルクが低下し軽負荷状態になりますので、省エネ制御を使うことで効率の改善が出来ます。しかしながら、ポンプやファンだけでなく、コンベアや台車の場合でも、積荷が少ない時は負荷トルクが低下しますので、負荷トルクが低下時に省エネ制御を行えば、モータの効率の改善が出来ます。以上の理由から、ポンプやファンに限定した表現は行っていません。